河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-4

2006年01月30日 | Weblog
ゲーテは「生きている間は活き活きと生きなさい」と言い、「物事を完璧にやろうとしたら体が動かなくなる」という意味のことも言っている。

仕事を見つけた、仕事を依頼された、という場合に人は発奮してよい結果を得ようとがんばる。
しかし、最初から大仕事や完璧なものを求めすぎると、1mmも動くことができなくなるのですね。

自分の人生を切り開こうと思うときに、総合的視野に立ち、歴史の審判にも耐えうるようなそのような立派な仕事を成し遂げたいと思うでしょうが、それを現実に設計しだした途端に一歩も踏み出せなくなる。

あるいは理想主義に走り、現実との乖離が激しくなってしまう。
皮肉な事だけど。

人間はこんなですから、精神科医でエッセイストの斉藤茂太さんは「80点主義」を唱え、物事8割できればOKと言うのです。

僕くらいの年齢では60点主義でもいいと思う。
ただ最後だけはピッシッと締める。

20歳代、30歳代の前半までは点数より回数。

それぐらいの気持ちで臨むと逆に良い結果を得ることもあって不思議。
学校のテストや会社の人事考課に慣らされている人は、どうしても無難な方を選びがちですが、それだけでは広い社会には通用しません。

むしろやや「ワンパク」なくらいの方がいい。
ただ、倫理観が無いとだめ。
これについては石田梅岩(江戸時代の教育者)にその先例を学ぶことができる。

この話しは次回に。

実行へのヒント-3

2006年01月28日 | Weblog
二十数年前、新婚旅行でニュージーランドを訪れた。
当時、オセアニアに行く人はまだ少なく、僕らのツアーも15人程度の少規模なものだった。

僕らは北島、オークランドからレンタカーを借りて北端のワイタンギに行く、というプラン。
国内も一緒にツアーするメンバーがほとんどらしい
(それにあちらは高額だ!)。

ニュージーランドに着くと、他の人はバスに乗り市内観光へ。
僕ら2人は偶然にも特別扱いになった。
だって専用の外人運転手に日本人通訳が付いて、でかい自動車を占領できたのだから。
気分はいいし、おまけにガイドさんの自宅まで見せてもらい、日曜大工の部屋があるのが当たり前、というライフスタイルを教えてもらったりした。

市内の観光が終わり、夕方ホテルのロビーで日本人の観光案内に
「ワイタンギに行きたいのだけれど」
と告げると「それはパイオニアですね」と笑顔で迎えられた。

レンタカーの「ハーツ」は日本車を多用しており、僕らは日産サニーでワイタンギまで行った。ここの「ハーツ」の社員は自動車整備のおじさん1人以外は全部女性だと聞いてびっくりした。だって、事務受付嬢がそのまま車のところまで行ってガーッとガソリンを入れるのだもの。

そして地図とにらめっこしながら国道を北に。
途中、お腹がすいたのにドライブインが無い。
やっと見つけたハンバーガーショップでかじりついたその味は美味しすぎて、今も忘れない。
ボリュームもMacの3倍くらいあるやつだった。

途中、道を聞いたり、山道を苦しそうに歩くバッグパッカーのカップルを乗せたりしながら珍道中の末に目的地へ到着。
ワイタンギのホテル近辺は海辺の軽井沢、といった風だ。
これといった名物,名所は何も無く、ただゆったりと過ごした。
そして結局、僕らは旅のはじめと終わりにしか日本人には会わなかった。

今なら日本人観光客でごった返しているんだろう。
それに僕はもう自分で車の運転はしない。
車は乗るものだ、と定義してしまったから。
街中では電車や地下鉄がいい。
どうしても、の時はタクシーを使う。

でも、若いってのは素晴らしいことだよ。
好奇心がどんどん肉体を引っ張ってゆくんだから。

実行へのヒント-2

2006年01月27日 | Weblog
ホリエモンの逮捕に絡んで、あるテレビ番組の中でコメンテーターが、
「アメリカでは、『今、あなたのやっている事を報道されてもいいですか』と社員のIDカードのウラに書いてある。こういう美しい言葉を書いてある例もある」、という意味のことを熱弁していた。

まあ、アメリカの先進性を言いたかったのだろう。

でも日本人はそんなの書かなくってもみんな知ってる。わかってる。
それが我々の社会常識である。

それをもし日本の会社が実行したら、
「そんな幼稚なこと書くな」
という声が必ず出る。

今回の事件で感じたのは、
「変なのはやっぱり変だった」
ということでしょう。
だから私たちは「ジョーシキ」に自信を持っていい、と思う。

でもアメリカが大好きで一番進んでいると思う人も多いですね。
そう考える人はアメリカがいつも目の前にあったりする。
いや、前でなく上にあるのかな。
で、いつもその影を見て行動している。

だから自信を持って新しい世界へステップを踏み出せない。
すなわち、実行力は減退する。

実行へのヒント -1

2006年01月19日 | Weblog
「OOを考えるXXXX」というのがこのごろ多い。

まずは考えるのはもういいだろう、と言いたくなる。第二に、参加メンバーを見ると考えるのが好きな人が並んでいるだけで、動く人が少ない。

考える人はえらく見えるからだろうか。
所謂、知的な人だ。
でもヤハリ実行する人のほうが偉い。
こっちの方が、かっこいいし金持ちだ(笑)。

行動するSOHO社長なんかかっこよくて惚れぼれする。
加えて金の使い方がきれいだ、なんてのは二重丸だ(笑)。

考える人は変な意味で省エネで、前頭葉ばかり使っている。
体で使うのはせいぜい口だけ。
動く人は、体も脳みそも全体を使っているから表情が生き生きとしている。
それもカッコよさの秘訣である。

ビジネス方面で言えば、行動することの最も重要な点は、新鮮な第一次情報に接し情報を常に保持できることにある。
第一情報というタカラの山がいつも手中にあるから、新しい発想がいつもある。

考えるだけの人にはこれが無い。第二次情報をつなぎ合わせて作品にするのが関の山だ。
だからサエない、もてない、金も無い。
第一中身が無い。

行動すると、それだけのことはあるものです。
だからパソコンを置いて外に出よう。
新鮮な空気を胸いっぱい吸って、大きな夢を描こう。
友と夢を語り合おう。

2006年、今年はここから始めよう。

経営のヒント、生き方のヒント-17

2006年01月16日 | Weblog
勝つ起業-8

本気になるには、こうすれば私も成功できる、というお手本があり、道筋がわかる必要がある。
その意味で、成功者が身近に居る事は、どんな学習よりも重要なことだ。
三鷹にはSOHO施設だけで110人もの社長が集積しているから、その点で有利だと思う(昔は身内などにその参考を求める、という限られた関係だけだった)。

成功への道筋は最後に自分で考え決断するより仕方がないが、これも頭を下げアドバイスを請えば多くのヒントを得ることができる。元気づけてもくれる。

そんな風にして周りの人材も豊かで、自分の相手もお互いによい刺激を受ければ「確かな本気」になる。
あとは実行あるのみ。


さて、この項の最後に社会の将来展望。
日本は大きく変革するというが、修正資本主義は続いて所得の格差は先進国でも少ない国である事には変わりないだろう。
一定の所得の中に、すべての国民が断層的に入る。ケーキを切るとそんな風に見えるでしょ。

しかし経済成長は止まり、終身雇用は無いのだから自分で独立する姿が当たり前、という国にもなる。今も転職したり独立する人が格段に増えている。
あるいは、いくら大会社の役員まで上り詰めても、ある歳になれば後輩に席を譲らねばならない。その後の10年から15年はせめて自分の足で立つ、という姿を見せて欲しい。

会社に就職する若い人も、「いずれ独立しよう」という気概が持て、勉強を兼ねて仕事ができる。決して悪くない社会だと思う。そしていつか独立する。

この流れを俯瞰すると、SOHOやマイクロカンパニーの認知や成功は、働き方や生き方の選択肢を存分に増やしてくれた、と言える。

そしてとどのつまり、汗をしてその生活の糧を稼ぐ、という人間社会本来の姿に戻り、また緊張感もありで、本人も社会もより輝いてゆくだろう。


経営のヒント、生き方のヒント-16

2006年01月15日 | Weblog
勝つ起業-7

一言で言えば、「本気の人」が勝つ。

「本気」になれば
・ ノウハウ
・ コツ
・ 落とし穴
をなど早く体得してしまうからだ。

行動、活動の密度が異常に濃い、とも言える。
状況を誰よりも把握している、とも言える。
何とでも言える。

ただ確実に言えるのは「本気の人」の一歩には凄みがあることだ。
只者でない何かを感じる。
が、それは理論や理屈では説明できない。

経営のヒント、生き方のヒント-15

2006年01月06日 | Weblog
勝つ起業-6

必要な3要素は前述の3通りで、これらを実行することにより、世の中の仕事となる。
それぞれの相関関係は足し算でなく、すべて掛け算である。
だから実行しない人は成果ゼロ。

仕事=
確かな知識×技術(経験)×人柄(愛情、心の豊かさ、本気)×実行

経営のヒント、生き方のヒント-14

2006年01月05日 | Weblog
勝つ起業-5。

あれこれ聞くのが面倒な方へ。
仕事をするのに不可欠の要素は次の3つ。

・ 客
・ 商品、又はサービス
・ リスクテイク


仕事で儲けるのに必要な要素は次の3つ。

・ 確かな知識
・ 確かな技術(経験)
・ 人柄

足りないものは努力して埋めよう。