ゲーテは「生きている間は活き活きと生きなさい」と言い、「物事を完璧にやろうとしたら体が動かなくなる」という意味のことも言っている。
仕事を見つけた、仕事を依頼された、という場合に人は発奮してよい結果を得ようとがんばる。
しかし、最初から大仕事や完璧なものを求めすぎると、1mmも動くことができなくなるのですね。
自分の人生を切り開こうと思うときに、総合的視野に立ち、歴史の審判にも耐えうるようなそのような立派な仕事を成し遂げたいと思うでしょうが、それを現実に設計しだした途端に一歩も踏み出せなくなる。
あるいは理想主義に走り、現実との乖離が激しくなってしまう。
皮肉な事だけど。
人間はこんなですから、精神科医でエッセイストの斉藤茂太さんは「80点主義」を唱え、物事8割できればOKと言うのです。
僕くらいの年齢では60点主義でもいいと思う。
ただ最後だけはピッシッと締める。
20歳代、30歳代の前半までは点数より回数。
それぐらいの気持ちで臨むと逆に良い結果を得ることもあって不思議。
学校のテストや会社の人事考課に慣らされている人は、どうしても無難な方を選びがちですが、それだけでは広い社会には通用しません。
むしろやや「ワンパク」なくらいの方がいい。
ただ、倫理観が無いとだめ。
これについては石田梅岩(江戸時代の教育者)にその先例を学ぶことができる。
この話しは次回に。
仕事を見つけた、仕事を依頼された、という場合に人は発奮してよい結果を得ようとがんばる。
しかし、最初から大仕事や完璧なものを求めすぎると、1mmも動くことができなくなるのですね。
自分の人生を切り開こうと思うときに、総合的視野に立ち、歴史の審判にも耐えうるようなそのような立派な仕事を成し遂げたいと思うでしょうが、それを現実に設計しだした途端に一歩も踏み出せなくなる。
あるいは理想主義に走り、現実との乖離が激しくなってしまう。
皮肉な事だけど。
人間はこんなですから、精神科医でエッセイストの斉藤茂太さんは「80点主義」を唱え、物事8割できればOKと言うのです。
僕くらいの年齢では60点主義でもいいと思う。
ただ最後だけはピッシッと締める。
20歳代、30歳代の前半までは点数より回数。
それぐらいの気持ちで臨むと逆に良い結果を得ることもあって不思議。
学校のテストや会社の人事考課に慣らされている人は、どうしても無難な方を選びがちですが、それだけでは広い社会には通用しません。
むしろやや「ワンパク」なくらいの方がいい。
ただ、倫理観が無いとだめ。
これについては石田梅岩(江戸時代の教育者)にその先例を学ぶことができる。
この話しは次回に。