小さな試み
ひとりの事業家が十分な花を開かせる時代である。
その環境が世の中に揃ってきたからだ。
デジタル化、ネット化、ビッグデータ、AIと技術が進化する中で、それらのツールが一般人にも使える基準で、ふんだんに提供されている。
1998年当時、それらの業態を表現するのに”SOHO”が適切だった。
その意味するところの”ひとり会社”、”それらのチーム”は経済的にも充分成立する。
また、これらのプロは何らかの技術と智慧を活用している。
今後、彼らの可能性が一気に加速してくる、と見るのは私だけではない。
本業×AI
本業×ChatGPT
本業×動画プラットフォーム
などの事業化は、既に私の身近で起こっている現実だ。
具体的にその事例を紹介してみよう。
三鷹SOHO倶楽部のひとり野島晋二さん(株式会社トゥエンティ・フォー・ストリーム 代表取締役)の作品である。
今年6月の勉強会で知っった。
GPT-2033 人工知能と人類の未来の物語(日本語字幕)
https://www.youtube.com/watch?v=WB-4EHcoID0
どうやって作ったかは、動画のコメント欄を参照してほしい。
本来なら数人のチームが下請けを使うレベルだ。
この実績に留まらず、彼は既にいくつかの方面に挑戦を始めている。
同じSOHO・身の丈事業仲間として、このような事例を報告できることを誇りに思う。
本業×AIは、既に現代ビジネスの本命と見られているから、これに向かって多くの身の丈事業者による小さな試みが、昔の井の頭公園の七井池のように、あちらこちらから湧き出て来るだろう。
小さな試みを続けているうちにコツをつかみ、事業化につなげるのは王道の極みである。
VUCA(変動性・不確実性)の時代には、今までより一層”小さな試み”こそが事業化への決め手になる。
私も仲間から大いなる刺激を受け、新プロジェクトを動かし始めている。