河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

痛さ

2009年09月27日 | Weblog
大会社も悪くないが、仕事は自分でやった方が面白い。
私が心からそう思えるようになったのは40歳を過ぎてからである。

仕事のメドがつき、自分の頭でその先を考えられるようになったのが、この
時期だ。
遅いと言えば遅い。

その後、1997年以来SOHO CITY みたか構想に関わり、私と同じように独立し
頑張る人達と深く交わるようになった。

組織を離れる。
この時には失うものは沢山あるが、得るものもある(あとでわかる)。

そしてこうやって自分というものを出していく時には、ある一種の痛さを伴う。
ところが、これはどうも必要な痛さ、のようなのである。

だから、この頃はこの”必要な痛さ”のところをもう少し上手に伝える技術が
必要なのかな、と思っている。
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連休

2009年09月25日 | Weblog
私の好きな河合隼雄さんの本にこんな話が出てくる。
記憶があいまいだから、多少の間違いはお許し願いたい。

小学校四年生の子供が登校拒否になった。

そこで箱庭療法をやったら、建物の上に十字架を建てる。
はてな、と思っているともうひとつ箱を引き寄せて、川の上の橋を
おばあさんが渡っていくという場面をつくった。

この子が登校拒否になったのは、大好きなおばあさんがなく亡くなった
からだった。
しかし周りの大人は喪に服したと言っても、世間的な儀式しかしない。

この子は登校拒否までして、本当の喪に服したのだ。
そこで非常な感動を覚えた、というような話であった。

うわべだけの世界で生きてしまいがちな人間(それは私を含んだ人のコトだが)
にとって、この四年生の話は重大な要素を改めて提示してくれていると思う。

やはり心や魂の事をぬかした生活は味気ない。

そう思って反省してみると、あれもこれもそんなことだらけ。
思わず反省である。

この連休はずうっと仕事をしていた。
でも外からのコンタクトがないから、その分はかどり、考えるゆとりがあった。

仕事やお金と心。
その事を強く思い起こさせてくれた連休は、私にとって貴重な時となった。
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実行へのヒント-361

2009年09月18日 | Weblog
すこやさんからコメントをいただいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
感じます。
天下の帝国MS社が、このところ元気だった社会貢献活動を停止して
いるらしい。担当者も数名退社とか。
リーマンショックがここまできたのかと思う。
身近なSOHOのS氏が旅行系の事業はインフルと
経費削減のあおりで苦戦。だが彼は得意な翻訳
分野事業に転戦している。SOHOの強み。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この不況にSOHOがどう対応しているかの一例だから、これを応用してみたら
いかがだろうか。

・ 同一の資源を他の顧客にサービスする。

これだと新規顧客開拓できればこちらの武装経費はゼロで済む。
話で書いてしまえばたわいない事だが、そのたわいない事をきっちりやる
のがすごい。

その他にも、
・ 営業品目をもう一つ増やしてみる。
・ 包装紙、あるいはサービスの見た眼をちょっとだけ変えてみる

とか、それはちょっとの事で、でもやる人は少ない。

ちなみに、
「たわいない夢を持ち続ける事が革新の原点ですね」
と仰ったのは、ソニーの創業者、井深さんである。

そういう夢の実現を大衆はいつの時代も待っている、とも読める。

同時にもう一つ言えば、時代のキーワードは”私たち”という共感の
言葉ではないだろうか。
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実行へのヒント-360

2009年09月14日 | Weblog
変わり目

現在の私たちは面白い時代~産業構造の変わり目にいる。
不況でそれは見通しこそ悪いものだが、確実なことだ。

・モノづくりからサービスづくり
へ、時代は確実に移ってくる。

既にモノがあふれ目覚ましい新製品以外は値段が下がってきているし、
同時に売上が落ち輸出も減った。

この半分は確かに不況のせいだが、もう半分は「モノ」に飽きた消費者が
出てきたからである。

ベンツやBMWを羨ましいと思う人は、もはや少数派だ。
若者が買うのはブランド”自転車”で自動車ではない。

多様性を求めるお客様がこれから喜んでお金を払うのは、サービスやブランド
と言う名の”楽しみ”である。

なんと、個別サービスはSOHO事業者の得意な事業分野になる。
個々の消費者に訴えかける仕事は、大企業にとっては苦手科目だ。
フォローも十分にできない。

だから、
「忙しいけど儲かるね」
今後はこういうセリフが出てくるはずである。

忙しい、というのはお客様の世話を焼くからで、しかもこれが個別だから。
儲かるね、の内訳はドカーンと儲かるのではなく、小さな利益を積み上げる
から。

限定顧客グループをいくつか保持して、そこに存分なサービスを行うビジス
モデルが出てくる。

これはSOHO事業者、小規模事業者の大得意分野。
だから密かな起業ブームが再度起きるだろう。
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実行へのヒント-359

2009年09月13日 | Weblog
ちょっとやってみる

充分に考えを尽くしたなら、小さく始めてみる事。
そうすると、想定した前提をどんどん変える必要が出てくる。

こう思っていたけど、そうではなかったという訳。
自分の仮説が前提の段階で違っていたわけだけど、社会もどんどん
変化していきますから、これは仕方のない事とする。
ためらわず現実の方向に変えていく。

前提の次に、商品やサービスの内容と、価格が的確でなかった事の
改良が求められる。
ここもお客様の要望に沿って変えていく。

するとどうだろうか。
小さいながらも、自分のビジネスの姿がほぼ完成の状態で目の前に
現れる、とこうなる。
将来は時代の波によってこれも変更を余儀なくされるけどが、当面は
単なる仮説は、この商品とサービス、このやり方でいいのだ、という
確信を含んだ仮説に代わる。

ここでようやく勝負をかける時を迎える。
つまり、これからは徐々に経営資源を注ぎ込む。
そしてその反応を観る。

要はその繰り返し。
考えを尽くしたらやってみる。
その結果をフィードバックして方考え、実行する。

この時点で、考える事と、実行はセットで動くようになる。
こうなればしめたもので、体で言えば血液サラサラの健康状態だ。
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実行へのヒント-358

2009年09月11日 | Weblog
考え続ける

どうやって今より売り上げを伸ばすのか。

ここは社長の踏ん張りどころである。
成功社長のセミナーを聴いても、参考にできるだけで直接輸入はできない。

新しいやり方を考えなければならない。

それには、
・ 業界情報を入手する
    業界新聞、雑誌
    関係者へのヒアリング

・ 顧客の考えを探る
    ヒアリング
    ノミニケーション

・ 他社、他業界を参考にする
    TV、新聞、雑誌…
    ダべリング

を、片方で抑えながら、ひたすら考え続ける事である。
アイディアを組み立て、壊し、また組み立てる。
もし日本人に天才が少ないとすれば、考え続けた時間が長い方が勝つ。
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実行へのヒント-357

2009年09月09日 | Weblog
WIKINOMICS

様々なアイディアを、もっと多くの不特定の方から頂いて商品や
サービスをつくってしまう事例をあれこれと紹介して書いたのが
”ウィキノミクス”だ。

(アンソニーDウィリアムズ著、日経BP刊、2,400円+TAX)

このとき、特定の商品開発のアイディアをもらってもいいし、
受け手はもうちょっと大きな世界をデザインして待っている、
あるいは触発されて大きな世界を描きたくなる。

商品・サービスの開発と事業全体のデザインを新しいアプローチで
行う事が出来る、という事が書いてある。

SOHOが売り上げをそこそこまで伸ばすのはそんなに難しいことではない。

ところがそれを上回り、もうひと周り、ふた周り伸ばすには、やはり
新しい考え方とやり方が必要。

既存企業の成功話を参考にしてもいいが、それはその会社の話であって、
決してあなたのものにならない事だけは確か。

やはり自分の自発性、自主性、新しいしいアイディアが必要で、面白い
からチャレンジするに値する。

手持ち金の中でトライできれば一番いい。
SOHO社長としては事業をそういう成長路線の形に持っていきたいものだ。
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実行へのヒント-356

2009年09月07日 | Weblog
みんな教えてくれる

新しい何かとは、本人も何だかわからないから、いくつか作って提案をする。
するとお客様が、

「これはこうしたほうがいい」
「こうなっているのはおかしい」
「だからこっちの赤いほうがいい」

と全部教えてくれる。

新しいものには興味深々で、すべて教えてくれるからその意見に従って
なんども提案商品・サービスをつくり直したらいい。

そのころには価格帯もわかってきて
「その値段なら買う」
という人が現れる。

シーズはこちらから出すが、あとは提案の繰り返しで決めるのは向こう様。

最後の仕様決定はお客様。
顧客満足100%で売れていく。

最初の提案と、改良の努力を惜しまないところがミソである。
この次元になると、単なるノウハウや技術を超えて
”すり合わせ”
の段階に入る。

そこは商売の世界ではなく、気持の通い合いである。
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実行へのヒント-355

2009年09月04日 | Weblog
やっちゃう

9月に入ってやや涼しげな日々が続くが、また来週からは暑さが戻りそうだ。

例年通りだと、秋を体感するのは9月中旬以降で、それまでは頭も夏モード。
こういうときに頑張って小さな事を少しづつ整理すると、秋からの戦いが有利
である。

暑くて体もだるいが、もうひとつコレを片づけておこう、というのが10月以降
に利いてくるから。

かく言う私もこの夏は覚悟を決めて、細かい雑多仕事の整理に集中した。
予定よりややずれたが、おかげさまで私なりの仕事の形が秋から行えそう。
現金なもので、そうなるとやる気も出てくる。

SOHO社長は自由でいいが、それが過ぎると奔放になってしまうのにはご注意。

9月半ばまであと10日ほど。
雑多な仕事。
この10日間に集中して片づけてしまいませんか。
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