河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-765

2021年12月31日 | Weblog


こんがらがったら一つに絞る

今年もいろいろありました。
ということでこんがらがった頭をスッキリさせる妙法は

・目標をひとつに絞る

という点をアドヴァイスして今年のサロンを終えたいと思う。

私のように身の丈での起業や経営の相談相手をしていると、当然悩んでいる人の話を沢山聴く。
しかしその多くが、自ら課題を抱えすぎて自爆しているケースが多い。

多くの人が”グルグル”と頭を使ってみるが、変動要素数が多いのと、変動幅が多いという両方の要素を想定するから答えまでたどり着かない。

そのような場合には自分の行く道の課題を一つに絞り、この幹を太くしっかりと育てること。
他の要素は思い切ってそぎ落とすことをお勧めする。
今日は大みそかだから、踏ん切りを利かせるにはいい日である。

そうしてみると、あら不思議(笑)。
ほとんどの問題とは、実は問題ではなかったことに気がつく。
それらはそぎ落としても捨てても構わない事柄だった。
もしそれでも残る問題があるのなら、丁寧に時間をかけて取り組むより仕方がない。
でもそうすればほどなく解決する。

そして本題だが、ひとつに絞ったうえで枝葉を伸び伸びと出す方が”あなた”は成長できるのだ。
細かな理屈をこねて、あれはだめ、これはいい、という人はたくさんいるが、そういう人ほど大きく育ったためしがない。

しかも自分を伸び伸びと成長させることで、結果的に世の中に良い影響を与えるなら素晴らしいことである。
身の丈の起業と経営にはその可能性がある。
組織優先ではなく、人間優先だからだ。

シニアと呼ばれる年代の人も、性格は変えられないが能力ならまだ伸びるのである。

この点は来年もう一度述べよう。
それでは皆さまにはどうぞ良い年をお迎えください。




実行へのヒント-764

2021年12月29日 | Weblog


2022年は、行なう人と歩もう

今の日本に元気がないのは3つの理由からである。

1.株主資本主義で庶民にお金が回らない。
2. 失敗を恐れ新しくチャレンジしない人だらけになった。
3.口先だけの人間集積山脈が築かれた。

と整理できるが、これらはすべて国内問題である。
国内運営の方向づけに失敗し(トップ)、組織人は失敗はするまい、とからだ中で踏ん張っている(庶民)。
こんなことでは大変な時代になってしまいますよ、と10年以上前から叫ばれていたが、誰も本格的に動かなかった結果だから仕方がない。

それを反省するなら今すぐ目を覚まさなければならない。
覚ましたフリを続けるなら、今より暮らしが良くなるハズがない。
それでも生きがいが欲しい、よりよい暮らしを目指したい、と思っているのはどこか狂っている。

会社が思うようにならないなら、思うように動く会社へ移ればよい。
副業も今は大手を振って許可されている。
それもだめなら起業がある。
起業してダメなら、再チャレンジできる日本である。
こんなに何でもある時代なのに不満ばかり言う人は、もう相手にされないだろう。

しかしやらない日本はすでに底を打っており、続いて「やる人」が出てきた。
やる人は責任をとり、自分で動くから見ていても、一緒に動いていても気持ちがいい。
そうでない人は気持ちが悪い。

そんな人への対抗策は2つしかない、と作家の山口周さんは言われる。
「それではだめです。こうしてください」と主張するか、
「それなら私は止めます、降ります(EXIT)」と態度で示すかのどちらかだ。

これから仕事をする人は「行う人」と組んだらいい。
肩書が立派でも「行わない人」は時代に取り残される人である。
そんな人と組んでいたら…、その行き先はもう見えている。

そして人に先んじて行なう人は勿論失敗する。
口だけの人は失敗しない。
ところが「失敗」から学びさえすれば、行う人は必ず勝つ。
簡単コロッケのハナシである。

さあ、2022年は行う人であろう。
同時に行なう人と生きていこう。