河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-711

2019年06月29日 | Weblog
3階こそ、あなたの「本物」で勝負しよう

個人事業家の事業構造は3階建てが望ましいと以前に述べた。

1、2階部分が割と社会常識で行われるのに対して、3階こそ自分の個性に工夫を加え、お客様の視点から「独自の個性」と映る本物のモノコトで勝負をしたい。

ここはあなたの「機能快」全開の部分だから、当たればホームランになる。

気をつけたいのは、その部分が「モノマネ」になっている事例が多いことだ。
ここはあなたの最大限の自己表現だから、自分の個性が光るはずだが、往々にして「誰かの成功表現」に引っ張られて凡庸なものとなってしまう。
だから目立つこともなければ評価の対象にもならない。
実に残念だ。

あなたの個性が光る、というのはそれがあなたの中の本物=出生とか幼児体験とか、社会に出てからの実体験や渾身の努力とかと深くリンクしていることを意味する。
決して借り物ではないこと。
本物のにおいを持っている事柄が出発点である。

ひとつだけ難点を挙げるとすれば、「独自の個性」は自分にとってごく自然なものだから、返って見出しにくいという点が挙げられる。
だけれど、ここは勝負なのだから十分に迷ったり悩んでいいところだと思う。
ゆっくり深く考えてみよう。
いろいろと試してみよう。

「本物」に人はすぐ反応してくれるものだ。
世の中に「作り物」が多いからである。

そしてあくまでも顧客の目線に合わせる事。
別の言葉でいえば、顧客に溶け込んで一緒になってそれを見ることである。
その結果を取り入れて、さらに調整を進めればどんどん良くなる。

ただし容易ではない。
上手くいかない時も多い。
自分の才能に思わず失望することもあるだろう。

時間も手間もかかる。
ただ私は如何に時間がかかってもいいから、このトライアルを続けたほうがいいと思う。

それはあなたが夢を持ち続け、希望を描き続ける人生を持てるからだ。
優越感ではなく、自分自身の高みに昇るとはこのことである。
ガンバレ、ガンバレ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-710

2019年06月17日 | Weblog
ゆっくり深く考えよう

先日某大企業に勤めるI君が三鷹にやってきた。
仕事も忙しく元気でやっているらしい。
ひとしきり話をして楽しい時間を過ごさせてもらったが、何となくせわしい。
何かに追われているような気がする。

まだ若いのだから、という注釈は付けられる。
そうまだ若いのだから忙しい方がいいだろう。

でもこの頃気になるのは、課長や部長職になってもセカセカしている会社員が多い事だ。
特に部長や役員クラスは未来事業のことを考えるのだから、目の前の凹凸にいちいち反応するのは本業ではない。

ITの負の側面をここに見ることができる。
スマホに追いかけられる毎日であるが、そこに何か本当の意味はあるのだろうか。

一度考えたほうがいい。

例えばここに同じ仕事をしている二人がいるとする。
ひとりは忙しく、一人は悠然として仕事をこなしている。
この差は何だろうか。

こんな難しいことに正解を出す力はないが参考になることなら言える。

私もある期間、仕事に追われる毎日にアクセクしたものである。
で、ある日気がついた。
バタバタしているものの、その実態というか成果はたいして進んでいないのである。

そこでこんなことを試してみた。
頭の中にある様々な事柄の配線を全部切ってしまう。
すると必要なことだけがゆっくりと頭の中を行き来する。
ちょうど座禅をしているような状態に近い、と思われる。

それらを丁寧に実行するのである。
ゆっくりと深く考えて実行する。

これだけで現代ビジネスマンは楽になれる。
勿論予定を物理的に詰め込み過ぎないこと。

ゆっくり深く考えることが習慣化すると、自分が普通にここにあることが認識できる。
対象物もしっかり把握できるので、これでいいのだ、とわかる。

そんなひと時が、忙しいあなたには絶対に必要であろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実行へのヒント-709

2019年06月01日 | Weblog
土いじりの効用

趣味の園芸を33年も続けている。
早朝のSOHO個人社長は忙しい(笑)。

バラを中心とする水やり、雑草を抜く、小さなアブラムシがついた花芽には防虫剤をシューっと振りかける。
手や足が汚れるので、作業後は風呂場に直行だ。

野菜づくり。
今年は春に蒔いた二十日大根(赤カブ)を堪能した。
育てた野菜はスパーのものとは別物で、食べると美味しいし味がありエネルギーが体に満ち溢れる。
不思議である。

土をいじるのは小一時間だが、この時間が自分の「元気の素である」と言えばオーバーか。
ともあれ、何か継続した趣味を持つ生活は楽しい。
園芸仲間は話が弾むので面白い。
「草花は口答えをしない」ので、実に気分が良いが、手を抜くと枯れたり花が咲かなかったりする。
期待と結果のギャップが大きすぎると落胆への道が続くことになってしまう。
これが園芸家を忙しくさせる第一番の理由である。

さて、土をいじりながら朝の空気を吸っていると、いろいろなことが頭の中をめぐる。
昨日悩んでいた課題に解決のイメージがふいに浮かぶ事もある。
二十日大根の種を蒔いて一週間もすると、小さな芽を間引きをしなくてはならない。
エブリワンハッピーはない、と現実を悟ったりする。

人間の頭脳は不思議なもので、楽しく好きなことをやっていると自動的にパラレルワークする。
私にとってその環境が整うのが早朝の庭である。

忙中閑有り。

いくら仕事が忙しくても、何かで体を動かしたほうがいい。
特にデスクワークや会議に追われる人は体を動かしたほうがいい。

ゴルフ、テニス、釣りといろいろあるから好きなことをやるのが良い。
趣味の中でも園芸は安上がりで日常的なのがお勧めの理由。

それと土をいじっていると「花粉症」にならない。
土の中の雑菌が耐性をつけてくれるらしい。
生命体としての昆虫、哺乳類などは、緑の中に棲みそこから這い出てきたのだ、と思えばごく自然な姿である。

ごく自然な姿でエコノミストの議論を聴けば、「アナ」が即座に見える。
理屈は後から考えればよい。
ありがたいことである。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする