1) 何をやるのか(分野)
2) 売るもの
3) 売り方
の3)番目である。
それぞれ分割して書いてはあるが、相互に強く関係しているので、その点を勘案して読み続けていただきたい。
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3) 売り方
▼ リアルとネットで、アイディア溢れる身の丈経営
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世の中は、ほとんどの人がスマホを持つ時代。
話題は思わずネットでの販売と集客に行きそうだが、どっこい現実(リアル)の内容と行動の方が重要だ。
現実がモトであり、その上での道具の活用である。
さて、売り方でのポイント2つについて。
● リアルの活動
・例
社長の言動、名刺、チラシ
名刺:写真・似顔絵、QRコード(自社Webサイトへ)、裏面には事業内容の表記など。
● ネットの活動
・例
広義のWebマーケティング
Web(販売はLP)、Blog、SNSなどの道具=オウンドメディアの活用。
数字で把握するWeb解析等のノウハウ。
これらは改良に次ぐ改良の世界である。
特に事業の基地となるWebサイト、流入口となるソーシャルメディアの内容充実。
ただ個人事業の場合、数を持ちすぎると手が足りない。
中身も薄くなるので、使用メディアはWebを含め2~3個が限度ではないか。
内容は顧客にとって役立つことをしっかり表現し、伝える事。
尚、購買行動は「AISAS(電通モデル)」で考える。
つまりあなたは必ず検索され、調べられ、確認される。
だから自分が何者であるか、何に情熱を傾けているのかを明らかにすべきだ。
これが顧客獲得へと役立つ。
以上の実行には学びが不可欠である。
参考書を用意しておこう。
その上で売り方で得た販売情報を今後に生かす設計を組み込んでおく。
つまり販売した時の情報は、事業のあり方、売るものへとフィードバックされる。
それらは事業の更なる推進力に変わる。
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● 追記2点。
〇 1-アジャストメントへの努力
(変化適応能力)
これは常に心しておく。
状況の変化には素早く対応する。
ウニのように全身をアンテナにして情報をキャッチせよ。
〇 2-自らの成長
事業の業績はあなたの実力以上には決して伸びない。
だから勉強を続け、自分を成長させていくことが必要だ。
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以上縷々述べたが、才能のある人はスパッと一気に実行する。
普通の人は試行錯誤しながら時間をかけ前へ進む。
他人と比較などせず、あなたらしい考えと方法を最善として進むこと。
多少のミスなどは気にしない。
すぐ修正すればよい。
加えてあなたらしいアイディアを加えつつ前進すること。
そうしてこそ経営に冴えが出る。