プロセス
今は1,000万円を稼ぐ社長も、専門分野は得意でも社長としては素人同然だった。
皆、悩んで努力をして一丁前の社長になったのである。
その昔、ソソソクラテスかプラントンか、と唄った野坂昭如のTVCMがある。
懐かしの野坂昭如TVCMはここ
起業。
どの分野で何を売るかを決めた後は、腕を磨きつつお客様をつくる。
それだけなら楽しいチャレンジだが、生活やらなんやらでお金は出ていくから、おちおちしていられない。
将来の希望はあったろうが、その何倍もの不安があっただろう。
分からないままに会計ノウハウを覚え、Webを自分でつくり、必要に迫られ慣れない仕事もこなしたりした人も多いはずだ。
加えて新しい仕事には失敗がつきものだから、何度も何度もやってみるしかない。
方法はそれしかない。
こんなことを何度も乗り越えてきたのだから、現役SOHO社長が元気なことには納得がいく。
試しにChatGPT 3.5(無料)にこんなことを聞いてみた。
「私はどんな事業をやったら成功しますか」
ChatGPT の答えはこうだ。
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・成功する事業を始めるためには、いくつかの重要な要素があります。以下に、成功するための一般的な手順と考え方を示しますが、具体的な事業や市場によっては異なる場合がありますので、注意してください。
・情熱と興味: まず、自分が本当に興味を持って、情熱をもって取り組める分野を選びましょう。
自分が好きなことをすることで、長期的にモチベーションを保ちやすくなります。
以下、市場調査/独自性の確保/ビジネスプランの作成/資金調達/法的手続きとライセンス/
実践と改善/マーケティングと宣伝/財務管理/持続可能性の考慮、などの項目が続く
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基本中の基本だが悪くはない。
ChatGPTをCopilot(副操縦士)として活用するのがいい、とはこのことだ。
もちろんメインの操縦士は社長自身である。
アドヴァイスに肉付けするのも社長の仕事だ。
そして必要なことを、ひとつひとつ自分でやってみるとよく分かる。
分からないことは先輩や専門家に聞くこともよい。
これらのプロセスにおいて、社長は体全体でその事業感覚を学ぶ。
AIによる机上のアドヴァイスではない。
身体感覚。
この点が大切である。
だから失敗しても次に生きる。
プロセスは貴重だ。
失敗も成功も、いずれ全部ありがたいと思えるようになる。
これらを繰り返して一人前の社長になる。
やらねば出来るわけがない。