考える素材を集めておく
「深く考え抜く」と先に述べたが、深く考えるには考える素材を持っていなければ考えられない。
特に自分なりの見解を述べたり、何かを実行するとなればなおさらである。
組織の大勢に従っていればよい。それは正しいことだ。
という時代は既にずっと自分の後ろに見え隠れする程度、の時代である。
新聞、テレビの所謂マスコミも「コロナ問題」「外交問題」が起き、それへのコメントを聞いた国民は今度こそあきれてしまった。
昭和、平成と続いた戦後の常識も「コロナ」でコロッと倒れた。
自分や仲間で探し、情報を交換し合わなければ有用な情報、つまり考える素材は手に入らない。
自分の足で集める情報も大切である。
「本を読んだり、ダベッたり。見たり、聞いたり、試したり」
の大切さ、有用性はこうして増大する。
巷ではあまり聞かないが、昔に出版された本も役に立つ。
今読んでもよい本は本当に良い本だ。
アマゾンで中古品を格安で買う手がある。
旧いものの否定はおよそ高度成長期から始まっているが、、コロナ時代には逆転する部分が出てくるだろう。
自分で探す楽しみを奪わないためにここでは具体的な書名は提示しない。
コロナで時間ができたのだから、ネットサーフィンならぬ古本サーフィンを楽しむのはどうだろうか。
こうして向上心と好奇心が強い仲間と知り合いになると、益々独自情報は分厚く積みあがる。
そのメンバーの各々が、
「こうしてみたら、こうなった」
という体験情報を交換し合う組織はもっと強い。
データ引用の学者崩れや、評論家だけの仲間は既に意味を失っている。
従って質の良いワイガヤ(つまりサロン)、はこれからの流行りになるだろう。
自分もその中で意味ある存在になれば、仲間はおのずと増えていく、と言える。
テレビで何回も取り上げられている話題はこれからも続くのだ。
それをどうの、こうの、と言ってもたかが知れている。
テレビより新しい動きを見よう。
そういう人と仲良くならねば、である。
そうか、と気がついたらあなたもその一人になればよい。
コツは何をすればよいか、と迷っているより少しだけ行動を変えることである。