河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-685

2018年02月25日 | Weblog
富士山型の産業などは出ない

まず自分があって、その上に工夫と努力を重ねるから、ビジネスの成果は百花繚乱になる。
売れるものが”個人頭脳の生産物”であることも同じ結果を導く。

ITブーム、AIブーム、I to Oブーム、フィンテックブームはあるが、日本の自動車産業のように「有望で経済をけん引する産業」を探しても出てこない。
これからの産業界は、自然が示す生物界のように大中小バランスをとりつつ、うねりながら、動的に存在する。
例えば陸上ではゾウやランインなど大型の強者もいるが、小はバクテリアのような極小体が存在し、それぞれの役目を自然界で行うと同時に、一生懸命に生きている。

この方向に変化していく。
いまはその道程である。
個人のあなたが「主役」の時代とは今である。



製造業と大資本力が主流の時代が20世紀で、21世紀は別のセクターが伸びてくる。
それがSOHOやフリーランスで百花繚乱はその結果。

このとき上位を占める高収益の基本要素は
・クオリティー(質)

・クオンティティ―(量)ではない。

ただチーム程度の数は有望だ。
自分にない要素はチームで補い、掛け算に持ち込むのがいい。

ただし基本要素の”クオリティー”は落とさない事。
ボトルネックの位置まで全体の質が落ちる。

我々はSOHO CITYみたかで20年の事業実践を通じてこの答えに到達した。
単なる思いつきではない。

現役であれば、相応のハードワークと新鮮な情報収集はいつでも求められる。
さあ、がんばれ!
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実行へのヒント-684

2018年02月24日 | Weblog
他に合わせすぎないこと

ある高名な学者が
「今の若い人にひと言を」
と聞かれて

「誰かに、何かに、合わせようとしすぎない事」
と言われた。

今の人は、時代に、組織に、SNSに受けるように合わせすぎている、という意味と解釈した。

自分の人生の中の仕事だから自由にやって構わない。
でも、いつまで経っても

エトバス ノイエス。
サムシング ニュー。

が見つからないとすれば、それはあなたが何かに合わせようとし過ぎて、自分の特色を見失って
いるからかもしれない。

自分のことはともかく、

・みんなはどう考え動いているか、とか
・ターゲットはこのセグメントで、とか
・マーケティングの本にこう書いてあるので、とか

これらの考え方はもっともらしいが、自己不在のはじまりである。
会社員ならそれでもいい。
しかしあなたは個人事業者である。

まあ自己不在の意見は、第三者的なので説得力があるが。
しかしその時でも「評価される満足」はあるが「心の奥底から、内部からの充実感」は感じられないと思う。

まず自分があって
つぎに自分が行うのだから、選ぶ業種・業態はこうこうで
こういう技を駆使して商売を広げたい
というのが順当な考え方である。

その後は2つ。

1.プロフェッショナルになるまで工夫改良の努力を行うこと。
2.市場にうまくチューニング(調整)すること。

ここで漸く調整(合わせること)が顔を出すのですよ。
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実行へのヒント-683

2018年02月21日 | Weblog
SOHO百花繚乱時代へ突入

今年からの時代を展望予測すれば表題のような時代に入る。

勿論対象になるのは「もう少し高みに昇ろう」とする意欲あるSOHOである。
上位20%中の一部が自分の情熱と時間をつぎ込んで実行する。

実行への原則はお金をかけないこと。
不確実性の度合いがより増す”新しいチャレンジ”にお金をかけてはならない。
そこで自分の”好き”や”得意”などを活かし伸ばす業種・業態が有望になる。

いわば新手のサービス業であり、ノウハウ提供とか創造性で勝負するものが「ウリ」
になる。
世界中を見渡しても先進国は皆サービス業化しており、かつ成熟化している。
もう経済成長はしないから、その中での豊かさを求める生活になる。
一般消費経済が一国の経済をけん引すると仮定すれば、一般人が喜ぶものがいい。

大工場の長い生産ラインから生み出されるモノ・コトだけでない。
これからは個人頭脳の生産物が有望である。
つまり既に経済の一部は大企業優位の時代を終えた。

例えば今、あなたが買いたいものは何か。

「好きなもの」「趣味」「面白いモノ」であり、基本的ニーズ充足はもう十分だろう。

エトバス ノイエス。
サムシング ニュー。

これを考えるのが我々の仕事である。
それらは事業者の頭の中にあるので、まったく見えない。
「見える化」されたときに初めて評価される。

これらへのチャレンジに熱心な人や会社が生き残る時代であろう。
AIもI o Tもいいが、競争に巻き込まれるようなモノにはもう手を出さない方がいい。

新しいチャレンジの成功確率は10%くらいだが、好きだからやってみる。
趣味のように楽しんでつくる、売る。
そんな人たちの時代なのだ。

また新サービス開発は思ったより難しいので、なかなか成功しない。
成功しないとだんだん空気が暗くなる。
これはヨロシクない。
だから楽しくやる人が集まるといい。
楽しくワイワイ・ガヤガヤとやる人たちが新しい何かを生む、となる。

この時に重要なのは、メンバーがそれぞれ一流を目指す「クオリティー」人であるか
否かである。
単に楽しいことは、そこら中に転がっているがビジネスにはならない。

これらをわきまえた上で「何かをやろう」、と集まるのがいい。
プロトタイプを提示するのでもいい。
10発打てば、1発は当たる計算である。

金をかけずに楽しくやるのが新事業のコツ。
実に簡単な理屈だが、やってみなければ何も生まれない。
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