河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント802

2023年11月19日 | Weblog



個別開花

「世界に一つだけの花」は解散してしまったSMAPの楽曲で、槇原敬之氏により作詞作曲された作品だ。
2003年に発売されたシングルは、オリコン週間シングルランキングで第1位を獲得した。

「No.1 にならなくてもいい」
「もともと特別な only one」

のフレーズが多くの人の心をノックした。

もっとも人間はもともとonly one であるが、ある時期からいろいろなレッテルを貼られてある一群にはめ込まれる。
が、いずれ元に戻ってくる。
多くの人にとってそれは定年退職という形でやってくる。

先ずは解放感。
その次は何をやるか、と気持ちは移る。
ここが人生で大事だという認識はある。

だから、
「俺はこれをやりたい」
と決めた人の前途は明るい。
目標を決めた人は強いからだ。
社会人経験もある。
家も貯金も資産もある。
あるあるだらけの中、ゆとりもあるから条件的には非常に有利だ。

そのうちの何割かが起業を実行する。
全員が最初から成功する訳ではないが、お金を注ぎ込まなければ再挑戦は容易い。
加えて今までの経験を活かせれば、つなぎ目のショックは最小限で済む。

ゴルフや釣りなどの趣味も楽しむから、年金副業組はイキイキしている。
手慣れた仕事をマイペースで行えば冴えが出る。
仕事時間は減るが手は抜かないという具合だ。
こうなれば一種のマイスターで、これからの人生を模索する人のお手本になるだろう。

充実した人生を送りたい。
自分の人生に納得したい。
などは人間の根源的な欲求だから、それぞれの目標に向かって歩む姿は美しいし、そうなりたいと思う人が増えるだろう。
その意味ではSOHO社長も同じである。

一方でお金に不自由せず、趣味に没頭するのも悪くはない。
この中に心躍る瞬間を見つけられれば幸せだ。
しかし「楽しいからやっている」レベルでは、特別なものは得られないだろう。

「人生の充実とは意味ある事に向けて格闘している時に訪れる」
という意味のことを、第二次世界大戦でホロコーストを経験したヴィクトール・フランクルが言っている。

私はこの言葉に触れたとき、三鷹のSOHOと年金副業組の顔を思い出していた。
Only one の花を咲かせる人々のことである。
コーチングの世界では、このような状態を個別開花という。

それへの努力は実に有意義なものだ。
そして同時にそれは格闘でもある。

とすれば自分に合った目標を持ち、実行し、結果としてある程度の経済力を保持する。
それへの人生デザイン力と試行錯誤はこれから生きる人のための重要事項だと思われる。
決して与えられる種のモノではない。
だからそれまでに「俺はこれをやりたい」を持とう。

並行して、ここら辺にポストモダンへの回答~生きるに値する人生~の意味成分が多く含まれていると思われる。
そして「もともと特別な only one」への入り口とは虹のかなただけにあるのではなく、実は身近にもあるというのが私の見立てだ。


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実行へのヒント-801

2023年11月13日 | Weblog


ネット大で今晩は!

今年の”みたか身の丈チャレンジ”連続講座が、夜の7時から三鷹ネットワーク大学で開催されている。
8日の水曜日は森下ことみさんが講師となり、これまでのSOHO CITY みたかに関わる話題と、ここ数年新宿区高田の馬場で展開しているコワーキングスペース、ケース新宿経営までの話を一気通貫で開陳された。

ポイントは3つ。

・何歳からでも起業できる
・自分の仕事で居場所をつくる
・仕事をする、から仕事と暮らしとの融合

働くことと日々の暮らしが融合している。
その森下さんと私はSOHOパイロットオフィスから25年のつき合いになる。
当時彼女は受付のアルバイトで私は毎週一回SOHOオフィス登場するSOHOコーディネイタ。

実際、森下さんとそのチームは才女軍団で、受付のアルバイトから有限会社そーほっとをつくり、数年前に高田馬場駅前に150坪を経営する(株)まちづくり高田馬場を買い取った辣腕家チームである。
それらの話はココ

それは体力的には大変でも、気分的には楽なので、結果的にどちらの活動も自然に続けられる状態となる(≒ウェルビーング)。
同時に毎日が試練であり解決への努力である。
このふたつの表現は明らかに矛盾しているが、そうだろうか。

こんな話がある。
アメリカイリノイ州のインディアンの風習ある鷲狩りと儀礼の話だ。

空を高く飛ぶ猛禽類は太陽に近く崇高である。
それ故に彼らはそれを直接捕えない。
兎をささげる儀式を行ったうえで、その肉に引き付けられた鷲を捕獲するという。
太陽に近く高貴で崇高な鷲は傷つけられないままに捕獲されることが重要であるらしい。

儀式がクッションとして入っている。
しかもこれらのクッション入りの行動は、彼らの伝承話とリンクしている。
これらの非合理的なあれやこれやの間を人々が行き来する間に全体が整えられる、という。

非効率なものを切り捨てていくと、一瞬数字は上がるがその後下がり続ける。
選択と集中も、やりすぎればただの方法論である。
考えているだけでは答えは出ない。
何かを探して行動してみることだ。
一二発撃ったくらいで当たるわけがない。

では三発目を撃ってみよう。






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