河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント807

2024年03月01日 | Weblog


「大衆副業化社会」の到来

成長停止経済を迎えた日本での増収計画の一端について前回述べた。
何よりも、これは日本中が「大衆副業化社会」を迎えたことを示す。

「大衆副業化社会」とはなにか。
これを説明するには”パラレルキャリア”の概念について確認すると分かり易い。

パラレルキャリアとはピーター・ドラッカーによって提唱された言葉で、個人の労働寿命が企業の平均寿命を上回ってしまったことから生まれた。
更に進化し、本業を持ちながら副業で楽しむ、あるいは本業とボランティア活動を行い、様々な人を知り、より深く生きることが出来るありかたとして知られるようになった。
自分自身の成長と社会へのプラス要因の概念として法政大学大学院・石山恒貴教授が提唱、研究されている。

図示したのはその概念を整理したもので、何もこの4つのワクに限る話ではない。
人間は太古の昔から、意外とパラレルワークを実行していたとも言える(縄文時代の竪穴式住居群)。

逆に一番単純なモデルは、会社に勤めながら家族を持つ日本人そのものだ。
会社で働いた後の家族団らんといえば微笑ましいが、吞み過ぎて帰宅が遅くなり、奥さんから大目玉を食らったとか(笑)。

そう考えれば、
「おれもやってるんだなぁ~」
と思わず納得してしまう人は多いだろう。

逆にマイナス効果としては、活動の表面積が広がるために「わずらわしい」「自分の時間が少なくなる」などの声が実際に多数ある。

これを上手にこなすヒントとして、
・自分に時間と負荷をかけすぎない工夫をすること
を挙げたい。

周囲には、
・他人に強いない心遣いのある大人の集団
を心掛けてほしい。

それでも心無い人は社会に存在する。
こんな人に出会った場合、私はこう呟く。
「学ばせていただき、ありがとうございます。これで私の人生も、ひとついろどり豊かになりました」

自らの人生を豊かに過ごそう、と決心することで自分自身の解釈を変える。
決して相手を変えようとしないところに、大いなる工夫の余地がある(爆!)。

さらに言えば、人生に健全な意欲がある人だけが、
・パラレルキャリアとか
・副業を
行うのであり、そうでない人は今のまま、そのままでよい。

けれど大衆副業化時代とパラレルキャリアは広がるだろう。
やはり豊かな人生を求めるのが人間本来の姿だからだ。

一方で何もやらない人も、それはそれで立派な人生だ。
本人が嘆きさえしなければ。







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