河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-615

2013年04月28日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-9

人生に特効薬などはない。
そんなものを当てにするのではなく、

・基本的な考え方 (◎一番重要)
・行動
・計画性
・工夫と改良
・得意技を磨く
・新しい学び

などの諸要素への努力が堅実成長という結果をもたらす、と考えよう。

世の中には、三億円の宝くじが当たる人もいる。
それは実に運のいい人だろう。
しかしこのBlogの読者対象は、そのような人ではない。
ごく普通の、努力を重ねる一般人である。

一般人が平凡なる努力の継続を通じて非凡に至る道を書いてきた。


伸び悩む人にヒントを一つ。

事業の成長は、それが大きいか小さいかは差別なく、尺取虫のように進む。
努力しても伸びないのは、身を縮めてエネルギーを内部に貯めている様である。

だから焦らずに行こう。
あなたが本気でやるならば、結果は自ずとついてくる。

もし結果が出ない時には、タイムラグの存在を思い出そう。

そして自分自身を勇気づけることである。
その根拠とは、昨日成した努力にある。

だから今日の行動は、明日のあなたを勇気づけてくれる。
さあ、今日もひとつ何かを成し遂げよう。
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実行へのヒント-614

2013年04月26日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-8

起業初期の心の動きを別の言い方で言うと
・焦り(あせり)

の塊になることが挙げられる。

焦りはいたるところで顔を出してくる。

そんな人へのアドバイスは2種類あって、

・「焦るな!」と言うケース
・「焦るのが普通だから」と言うケース
に大別される。

一番いけないのは、焦っているのに「焦ってはいけない、焦ってはいけない」
と自分自身に言い聞かせることである。
その意識が焦りを増幅してしまう。

焦る気持ちはそのままに、焦りながら物事をこなすのがいい。
こなした実績が焦りを和らげてくれる効果がある。
10%こなしただけでも気が楽になるので、試してみることをお勧めする。

また、こんなことを何気ない顔をして言うのが、SOHOコーディネイタの役目だとも思う。
努力とその結果にはタイムラグがあり、焦りはそのギャップから生じている。
時間が解決することが多い。

焦りの時期を抜けると、いい循環期に入る。
というか、いい循環期に入るように計画し実行しなければならない。

いい循環期に入ったら興味のあることには手当たり次第手をつけるのが成功の早道だ。
小さく賭けろ!
ということ。

お金をかけないトライアルなら、なんどやっても時間の損だけで終わる。
この損を、損とは思わないで肥やしにできるのであれば、儲けものである。
ともかく考えてばかりで何もしないよりずっと良い。

特に新しいことをやってみると、発見することがたくさんある。
もちろん新発見なのだから、本やWebに書かれていないことばかりだ。
それを自分のビジネスに組み入れると、世界でオンリーワンの商品、サービスができる。

これからはモノあまりで、供給過剰になるとすれば、消費者が買うのは
・オンリーワン
くらいしか、思い浮かばない。
あとは衣食住関連のみ。
それもシンプルでいいと思う人が増えている。

逆に「人に自慢したい」、「差をつけたい」、「誇示したい」など、真面目な工業化社会
ではまゆをひそめられるような事が商売の種になる。

もしあなただけのオンリーワンができたらご一報頂きたい。
選考の上、優良なものはSOHO CITYポータルサイトでPRします。

http://www.sohocity.jp/

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実行へのヒント-613

2013年04月22日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-7

心の話を続けよう。

起業すると言って元気だった人が、数年経つとあの元気が失われている…。
というケースにはよくお目にかかる。

そこでカラ元気を出されても、どこかぎこちない。

「仕事の張合い」と「収入」と「心の充実」のミスマッチが起こるとこのようになる。
確実になる。

逆にこの3点がうまく回りだせば、今は満足な収入ではないが…、と良い循環へと
入っていけるのだが。

まあ、自分の抱くイメージが、現実の結果と合わないほどみじめなことはない。
収入が伴わないのも何ともわびしい。
しかし起業した直後には、多くの人がこのわびしさを味わう。
当り前の事なのだが、本人にとっては天変地異より大変なコトなのである。

だから、ここでくじけてしまう人は案外多いだろう。

逆に乗り切った人はどんな考え方をするのだろうか。
見聞きした例を並べてみよう。

・この逆境は自分にとって「試練」だと受け止めた。そう解釈した。
・今は自分への教育時期だと仮定し、あらゆる自己投資を続けた。
・地道にPRした。
・人と話す機会を多く作ってヒントや打開策を手探りした。
・何とかしのいで勝機をうかがった。
・自分の「完成イメージ」をもう一度確立しなおした(反省と学び)。
・目の前の仕事に集中した。それしかできなかった。
・酒を飲んで寝た。次の朝に気持ちを総入れ替えした。
・仕方がないから、なるにまかせてやるべき事をやった。

など。
おそらく共通するのは何か行動を続ける事で、考え込んでしまった人は隘路にはまる、
というのが結論のように思える。

グダグダ考えてないで一つやってみろ!

という罵声の方が心の特効薬として利くかもしれない。


一流会社の営業でも、運が悪ければ営業成績がまったく上がらない時がある。
看板をはじめ充分なモノをもってしてもダメ。
いわんや、名もなく、金もなく、実績もない者に、誰が見向きをしてくれるだろうか?

渡る世間は鬼ばかり、ではないが世間は決して甘くはない。
むしろやる気をなくさせる事象で満ち満ちている。

そこで大切になるのが、自分独自の考え方なのである。
自分の描くゴールなのである。
自分のビジョンと言ってもいい。
哲学とかなんだとか言ってもいいが、こうなりたいという自分が持てるかどうか。
根拠はないが、なりたい自分をイメージできるかどうか、だ。

これは理屈から割り出せるものではない。
けれど、とても大切なことである。
七転八倒した後には「自分の経験」と「修正された自分の考え」がたっぷり入っているから
それができやすくなっている。

その自分のビジョンとは、スーパースターになることでなくていい。
地味な自分の完成で構わない。
何よりも、実際の「自分」が入っていることが大切だ。

それがあれば、一時的に嘲笑されたり、相手にされなくても、自尊心が傷つけられても、
案外人は大丈夫。

実際にやってみると、自分を少しずつ元気づけるコツがわかってくる。
試練の中に楽しみが見出せるようになる(ひとつひとつ大人になる)。

だからセルフエスティーム(Self esteem)できる方法を見つけた人は強い。
未だ見つけられない人は、関連の本を読むことをお勧めする。
その上で自分の考え方をつくり、実際に試してみるのである。

結局ひとは失望と喜びを繰り返していくからこそ強くなっていくのだと思う。
だから北風には感謝した方がいい。
たとえその時には呪いたくなっても、だ。
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実行へのヒント-612

2013年04月21日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-6

事業を堅実に伸ばすには、技術や経営ノウハウの獲得と発揮以前に、
本人の心や精神の安定が必要になる。

歴史的に見れば、国家が不安定にならぬよう、国家公務員や地方
公務員の給与は、急激に増減しないように設計されたことが思い
浮かぶ。

民間人も道楽で生きるのではなく、継続的に働いて収入を得たい、
いい仕事がしたい、という欲求の根底には精神の安定が必要だ。

ところが、会社や役所で働いているあいだはいいが、何らかの理由
で独立を果たすと、この精神の安定が著しく揺さぶられる。

どんな感じかというと、

「闇夜の中の宇宙遊泳」
または
「終点のない降りのエレベーター」
という言葉がぴったりだ。

私も39歳の頃にこの状態になったが、良きアドバイスで立ち直れた。

起業したての頃は、特に孤独感に襲われる。
仕事や世間の情報から隔離された状態になるからだ。
もう一つは売上が上がらない焦りという精神の乱れがある。

どちらもなかなか辛いものだが、誰でもが遠った道だとわかれば少しでも
落ち着きを取り戻せる。
自分ひとりではない、と気づき再出発発をすること自体が大切なのだ。
このような体験は地味でマイナーだが、そこを通過した人は一枚強くなれる。

孤独な仕事環境を克服するため、IT会社では社員が手をつないで踊ったり、
車座になって話し合うといった光景がTVを賑わせた。

1990年頃の話である。

人間は本来孤独には弱い。
そこでワイガヤのできる仲間が必要になるというわけだ。

例えば、三鷹SOHO倶楽部では毎週水曜日のランチに自由に集まったメン
バーが、自由に話をしながらランチを楽しむ。
開始から13年目に入ったから、既に600回以上継続されていることになる。

会って、話し合い、ランチを一緒にしているだけで良いのである。

「ランチョンミーティングに来ると元気になる」
という人が実際にいらしゃる。
だから、あなたも試しに始めてみたらどうだろうか。

それとも何かが始まるまで、今までどおり待っていますか。
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実行へのヒント-611

2013年04月12日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-5

ビジネスプラン

ビジネスプランを書くためにテーマをまず一つに絞る。
なぜなら、絞らないと書けないからである。

次は第一案を基に、いくつものビジネスプランを書いてみる。
第二案からは思ったより早くかけるはずだ。

テーマや事業内容でつまずきがちな人は、数字から埋めていく。
第一番目に記入するのは、初年度の自分が手に入れたい利益目標から。
次に順に上に向かって表を埋める。

よくある勘違いは、最初から完全無欠で秀逸な事業プランを書こうとすることだ。
大体は2-3のアイディアを下に、事業は螺旋形を描きながら形作られる。
いくつもの派生するアイディアがどんどん浮かんで消えていき、その先に現実的な
プランが描かれる。

つまり思考回路とテーマはくるくる変わる。

しかし、ビジネスプランを書き溜めてみると、あるときに気がつくだろう。

過去に書き溜めたものが何かの軸を持っていることである。
それがおそらくあなた特有の事業の核だ。
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実行へのヒント-610

2013年04月11日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-4

あなたの「ウリ」は差別化の基本要件である。
工業化の時代は「個性」より「みんなと同じ」が大切だった。
だから同じような教育を受けて、その中での優劣を争ったのである。

しかしその時代の生産物は発展途上国に取って代わられた。
かつて日本が歩んできた道である。

先進国、成熟国になった日本人が欲しいもの、つまり買うのは、もはや
・生活に必要なもの、衣食住関連と
・ほかに売っていないもの

だけしかない。

「欲しいものは特にありません」
という日本人だらけになって、みんなと同じものは安くなければ売れなく
なったのである。

これを精神面から考えてみよう。
日本人にハングリーさがなくなったという。
なるほど草食系なる男子が多いことも確かだ。

しかし、子供の頃から偏差値教育で縛られてきた子供にハングリー精神が伴う
わけがない。
そもそもハングリー精神は野生児が持っているものである。

しかし、そんな彼らにも新たなハングリー精神がある。
それは「自分らしく生きること」に対するハングリー精神なのである。
これはすごい。
若い人よりシニア世代を見ている方がわかりやすいのではないか。

ともかく、自分らしさのカラに閉じこもることなく、それを出せるかどうかが
勝負だ。
デザイナーなどは早くからそれをやっている。
そのチャレンジスピリットがホワイトカラーにまで求められる時代になった。
ただしこれはとても厳しい時代ではある。

でも、もう時は待ってくれない。

自己表現を仕事の土俵で上手に行えるかどうか。
ここが問われている。

事業を堅実に伸ばす基礎は過去の経験値と、自分と他人の違いそのもの。
プラス考え方だ。
それらと時代の重なる部分が、あなたの事業領域なのだと考えたら分かりやすい。
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実行へのヒント-609

2013年04月09日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-3

実は起業や経営をSOHOスタイルで実行してみると、思っていたより忙しい。
毎日が忙しい。
そこで目の前の仕事すべてをパーフェクトに行おうとすると、その量に押しつぶされる
という現実が待っている。

下手をすると体を壊すかもしれない。
褒められたことではないが、バックオフィスの仕事はあとに一括処理でも仕方がない。

実は集中すべき事は既に明らかである。
仕事の基本はお客様づくりだから、常にここにフォーカスすることだ。

きちんとした納品は当たり前のこと。
それができなければ次からの仕事はないので、いずれ潰れる。

潰れついでに言えば、安い単価で仕事をするのも潰れることにつながる。
ごく初期の仕事や社会貢献的な仕事は割り切ろう。

しかし、本業で値切りを続けると、ある日大量の仕事に押し潰される。
圧死である。
安い単価で生き残るのは、薄利多売方式だけだ。

ならばどうするか。
そこが勝負だ。

そこで考える。
あなたの「ウリ」はなんだろう。
他の人とあきらかに違うのは一体「何か」と。
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実行へのヒント-608

2013年04月08日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-2

社会経験があると騙されにくい。
これが生きることの根本で、起業以前の「生存」に関わる問題である。

次に社会的ルールをベースに働くことを知っていること。つまり「社会常識」。

その次に、人とうまく調和できる「ちから」。

その次は、お客様のお役に立とうとする「姿勢」。

その次が自分の仕事の核になる「基本知識」と「基本技術」。

前回述べたのは、ここまでを経験を通して自分のものにしている必要がある、
と言っている。
これらが身についていない人で本格的な収益を上げようとするなら、もう一度どこか
で修行したほうが早いのかもしれない。


さて、世の中はいつも話題であふれかえっている。
この頃は「起業」その中に入っているようだ。
しかしここで一歩立ち止まり静かに考えてみよう。

巷で人々が話していること、つまり起業に関する話題や、今はやりの何かとか、事業に
関する戦略的ナニナニなどは、甚だうわべだけのものが多いということだ。
小手先の技術論でしかない、ということも多い。
もっとすごいのは、空虚な理想と貧しい経験と非現実的な思考回路の組み合わせである。
結果を見れば失敗しているので、あとからならそうだ、とわかるのが味噌である。

ともかく、基礎の基礎は騙されないこと。

多くの人は、今の雰囲気や流行の話題、あるいは横文字の単語に騙される。
流行に乗りたいという心理も、起業には不要である。

流行に乗るのではなく、時代の大きな流れに乗ること、合わせることだ。
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実行へのヒント-607

2013年04月08日 | Weblog
事業の堅実な成長に向けて-1

SOHO CITY みたかで過ごした15年や起業塾で教えている経験から言うと、SOHO
スタイルでの成功者には4つのパターンがある。

1-
1つは、卒サラ組で豊富な社会経験をもとに知識や経験をベースに、例えば60%
の出力で楽しんで仕事を行う。
安全運転で、見ていても安心する。
収入は現役時代の何割かだろうが、年金にプラスだと考えれば十分だろう。

2-
2つ目は主婦の副業。
イラストレータやフォトショップにフォーカスしてスキルをトップレベルまで
上げる。
主婦の経験を活かして起業。無理のない範囲で売上を伸ばす、など。
こちらもお金をかけずに身の丈で事業を上手に展開するのは女性に多い。

3-4
3つ目と4つ目は、本業をSOHOスタイルで行うケースだ。

結論から言ってしまえば、十分な社会経験かそれを補う猛烈な努力がなければ、
上手くいかない。

二つのタイプとは、こんな具合だ。

1-ひとつの分野を究めて、事業を伸ばすタイプ。
レンズ屋の永田さん、メディカルシステムの永井さんが挙げられる。
お二人とも十分な経験を基にして起業し成功されている。

2-プロジェクト複合型で収入を重ねていくタイプ。
収入が複合プロジェクトになっている。
個人でもやるが、チームでも動く。
チームは仕事を終えるまで疑似カンパニーとして動く。

チームを構成するメンバーは仕事のプロであること。
チームとして動くときのコミュニケーション方法やルールは、それまでの経験
からよく理解しているか、それに向けて努力することが求められる。

以上から言いたいことは、20代-50代の人が本格的な収入を得るには、仕事の核
については経験があることが基本になる。
(すべての業務に精通している必要はない)

逆に、社会に出て仕事をした経験がまったくない人が本業タイプで成功するのは、
非常に難しい。
これが現実だ。

若いうちは金より経験、とはそういう意味である。
「よーし、それならおれも会社で下働きをしよう」と思ったなら心から賛成する。
数年は割り切って頑張ってみるのがいい。

もう十分経験を積んだよ、という人は次を読み進んでほしい。
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