河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

GW 四方山話-3

2009年05月03日 | Weblog
普通人の起業

このような例が示すとおり、
・ 失業時代になり自己防衛の起業が増える
から”普通人の起業”が新しく重要な社会テーマにもなってくる。

近頃の”地域再生”や”コミュニティービジネス”の流行もそれら
反映である。

そのほかの理由ももちろんたくさんある。
もし独立して収入が6掛け、7掛けに落ちても、生涯現役なら1.5倍の
長期にわたって働く=好きなことで働く、のだから取り戻せる。
もっと早い話では、子供の教育費以外はシンプルライフを選択する、
など経費圧縮の工夫もある。

起業に踏み切れないのは心理的なことが100%なのだから、ここを踏み切る
事ができれば、(風呂敷を広げれば)
・誰でも起業
の時代が来ると思う。

来るのか、そうしなければならないのか、自分からそうするのか。

ともかく皆さんは時代に先駆けて起業されたのだから、後から来る人に
ご自身の起業から得られたヒントをぜひ語っていただきたい。

普通の人が普通の起業をする時代には、皆さんのやり方こそが活きた
教科書、絶好のケーススタディーになる。

一方でこれから起業する人には、背筋をピンと伸ばして聞いてもらいたい。
これは一種の人生論=覚悟の哲学である。

GW 四方山話-2

2009年05月02日 | Weblog
10万人の新・SOHO

今日朝、TVを観ていたらフランスで1人起業の大支援が始まった、
という報道があった。

起業の新制度には、
・ 減税
・ 社会保障支払のの減額
などのメリットがある。
既に10万人が新制度に申請をしたそうで、これはインターネット
の力と言える。

さて、報道では二人の起業家を対照的に表している。

一人は以前起業し、パンの製造販売をしているAさん。
勤務していたパン会社の経営が悪化し解雇された。

そのあと自力で起業するが、
・企業手続きが煩雑
・社会保障の支払いが大変
つまり売り上げが安定しないのと事務手続きの煩雑さに追いまくられ、
初年度は800万円の赤字だった。
軌道に乗るまでに2年かかったという。
そのときも通常の起業支援制度はあったが。

一方で新制度を活用したBさん。

インターネットで事業の申請を済ませ、ゆとりを持った時間で店を
探すことができた。
彼女は今までに買いためた歴史書などの古本を販売する事業を始
めるという。
湯仁か恋人と資料を見て検討している画像が流れている。
と、ざっとこんな内容だった。

・インターネットによる事業開始の申請(簡易に出来ること)
・減税
・社会保障の一部免除

など、事業スタート時の負担を軽くする新制度導入はどの国でもできる
ことばかりである。
日本も少し真似したらいいのに。


新しい経済社会について、皆さんにはこんな姿をイメージして欲しい。

今までの経済は、大型ポンプと中型のポンプの組み合わせ10個が経済を回す
時代だった。
これからは、そのうちの二つ三つが超小型のポンプにとって替わる。

超小型で無数のポンプが自律、自発的に軽快なリズムを奏でながら
経済を回す一部の役割を立派に果たす。

きっかけは何であれ、そういう時代の到来である。

GW 四方山話-1

2009年05月01日 | Weblog
先日、知り合いのM教授と話していたらこんな話になった。

・月数万円の現金収入で暮らせる半農、半アート村
を作る構想がある。
「好きなことで生きていければいいのだ。時代はそうなっった」
と仰るので、なるほどと頷いた。

話だけの人より、やるひとの現実は進んでいる。

金はいらない。好きなことで生きていきたい。
というのは仙人のような話だがそれが夢でないという。

俗人の私には向かないが、晴耕雨読ならぬ晴耕雨作で、たくましく
元気なアートが飛び出てくるだろう。