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日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

歴史ドラマの復活!

2016-03-30 | Korean Dramas
【2016.03.30(wed)】
庶民の暮らしが描かれる。

・BSプレミアムを見ていましたら、日曜夜の時間帯に放送される新番組の直前スペシャルをしていました。
もう放送は無いだろうと諦めていた韓国歴史ドラマが再び登場するようです。

<イニョプの道>4/3 20:45~ 2回目以降21:00~
撮影時期:2014.10月~翌年3月
監督:チョ・ヒョンタク

・刑事フォイルの後継番組で、全20話のようですから約5ヵ月間の放送ですね。
舞台は高麗から朝鮮王朝へと変遷した頃で第三代王の太宗が治める時代ですが、初代王の太祖との確執がこの話の火種になっているようです。

・陰謀により父を失ったクク・イニョプは逆賊の娘として両班から突然の身分に落とされることに。
主人公イニョプが父の無実を晴らすために奮闘する姿、二人の男性との関わりが描かれています。

<出演者の顔ぶれ>を見るも私が知っている人はちらほらでした。
イニョプを演じるのはチョン・ユミさん。女優歴は10年になるそうですが主役は今回が初めてだそう。
歴史物では大王世宗やトンイに出演していて、イ・ビョンフン監督には鍛えられたとのこと。

・ところでこのドラマの原題は<下女たち>
朝鮮王朝時代は厳しい身分制度があり、人口の半数以上をがしめていたとされています。
ここに陽をあて、庶民の台所の様子や恋模様、喜怒哀楽など
両班家での下女たちの世界が生き生きと描かれることに。
本作品の脚本家チョ・ヒョンギョンさん曰く“王室や貴族の物語ではなく、庶民の暮らしを描きたかった”

・1%を超えればヒットと言われるCATV業界で最終話4.7%という史上最高の視聴率を記録したんだそうです。
それだけ面白いんでしょう。この度、BS3で歴史ドラマが復活した要因の一つではないでしょうか。

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【一面のレンギョウ:出合いの森 2016.03.29撮影】

See you.

I.O
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二人の主役

2015-09-20 | Korean Dramas
【2015.09.20(sun)】
現代劇から時代劇へ舞台を移して…相性がいいのかこのお二人?

・BSプレミアムの海外ドラマシリーズではsun21:00~の時間帯で久し振りのイギリスドラマが登場しました。刑事ものです。この時間帯のドラマは長く韓国の時代劇が続いていました。<奇皇后>の後も当然そうだろうと思っていましたので拍子抜けしました。斜陽なんでしょうかね。

・韓国の連続ドラマで見ている番組が一旦ゼロになってしまいました。私としては珍しいことです。
LaLaTVで少し前の映画を流している時間帯があります。出演者にハン・ソッキュの名前を見つけ興味を惹かれて見たのが<パパロッティ>でした。


・韓国では2013春に公開された作品。
天才的な歌の才能を持つチンピラ高校生イ・ジャンホをイ・ジェフンが演じ、彼を声楽家の道へと導いていく音楽教師ナ・サンジンにはベテラン俳優のハン・ソッキュ。このお二人が主演です。

・事情があり声楽家の道をあきらめた音楽教師と、歌を信じる高校生が偶然出会う。紆余曲折の後に意気投合、高校生は組織から足抜けし師弟は同じ目標に向かって進むことになります。数年後、その高校生は声楽家として成功を収めるというサクセスストーリー。

・話しの成り立ちはいつものパターンだなーと感じられますが、これは実在した人物の話。
2009年に韓国内のオーディションで披露した美声と、恵まれない生い立ちで一躍注目を浴びた高校生キム・ホジュン。“拳の世界”と“クラシック音楽”の珍しい取り合わせも実話から生まれたのでしょう。

・サンジン役のハン・ソッキュさん。<シュリ><八月のクリスマス>を見ていますが幅広い演技をされる芸達者な方ですね。<パパロッティ>では無愛想ながら心は温かく、教え子に自分の夢を託す教師役。

・ジャンホはサンジンの家で初めて自分の歌を聞かせる。その歌はプッチーニの歌劇「トスカ」の“星は光りぬ”。サンジンはピアノを弾きながらジャンホの天賦の才能に気付くのですが、何も言わずに部屋を出て行きます。このシーン、サンジンの背中が良かった!

・ジャンホが歌う場面は映画の中で何回か出てきます。
同じくプッチーニの「トゥーランドット」から“誰も寝てはならぬ”。よく耳にする名曲です。
サンジンがイタリアでデビューを果たす際に歌うつもりだった曲であり、コンクールの舞台で遅れたジャンホが泣きながら歌ったのもこの曲でした。

・イ・ジェフンさんの歌唱シーンは、オペラ歌手(カン・ヨセプ)の吹き替えであり、劇中でのちょっとしたサプライズですが、歌い上げる彼の表情はとても情熱的でマッチしており、これが感動を与えているのは間違いないところでしょう。

・フルに2回、クライマックスシーンを中心に早見をしたのが2回と結局4回見たことに。
演技力ある俳優さんの息の合った共演が楽しめる映画でした。

・劇の1シーンで“イタリアで歌を学んだ後は軍隊に行くから待つのはやめろ”と彼女に告げる場面がありましたが、イ・ジェフンさんは、この映画の撮影後実際に入隊されているんですね。

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・最近LaLaTVを見ていましたらイ・ジェフンさんが今度は時代劇に出ているのを発見しました。

<秘密の扉>2014 SBS 24話

・2014年7月にイ・ジェフンさんは義務警察服務を終えて除隊されたとのこと。
すぐに復帰し、自身初となる時代劇に挑戦。2年間のブランクがあり少し容貌が変わったかに見えるのですが、今回も繊細な感情を自然に表現されている。

・このドラマで又ハン・ソッキュさんと共演。今度は師弟でなく王と世子、対立を深めていく親子の間柄。ハン・ソッキュさんは<根の深い木>でTVドラマ復帰して、この作品が出演2作目になるそうです。

・過去の人気時代劇<トンイ>と<イ・サン>を結ぶ位置付けにあるドラマ。
トンイの息子が第21代王の英祖。その息子の思悼世子はイ・サンの父という繋がり。
朝鮮王朝の大きな謎とされている<壬午禍変(壬午の獄)>を新たな視点で捉えています。
王朝時代の年譜と系譜が頭にあるとより面白く見れるでしょうね。

・王を取り巻く老論派と少論派の権力争い。その重鎮には時代劇になくてはならない面々が沢山出演されています。
この人<奇皇后>でも見たなーとか、この人何かで見たことあるなー…そんな人のオンパレード。
準主役のソ・ジダムを演じたのはキム・ユジョンさん。成年になってからはユン・ソヒさんに変わられたのですが、あまりにタイプの違う役者さんでちょっとビックリでした。
<冬ソナ>の「キム次長」役で初めて見たクォン・ヘヒョさんがジダムの父親役。久し振りで懐かしい。

・私はこのドラマを8話のあたりから見始めたので、分かりにくいと評された序盤を見ておりません。
色々なサイトの情報やあらすじを読んで、やっとストーリーを繋いだところです。あらすじだけを読んでも話しが複雑であるのが分かります。韓国内での評価も同様で視聴率はあまり伸びなかったようですね。

・しかし初めての時代劇に出演されたイ・ジェフンさん。世子イ・ソンの難しい立場の役柄を良くこなしていると思います。“英祖役は俳優を志した頃から演じたかった”と話すハン・ソッキュさんと共に二人でこのドラマを引っ張っていると思います。

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・LaLaTVで9/5からスタートした<火の女神ジョンイ>2013MBC全32話
16世紀の朝鮮王朝時代、女性で初の宮廷陶工となった実在の人物の半生を描くドラマ。
ホジュンのチョン・グァンリョルさんが出演(敵役?)しているのに気付き見始めました。

・連続ドラマは時代劇のこの二つを楽しんでいます。

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【布勢公園にて2015.08.08】

I expect to meet with interesting Korean drama.
See you.

I.O
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長丁場が終わり、又始まる。

2014-07-01 | Korean Dramas
【2014.07.01(tue)】
変わらず見ています..

・今年4月のセウォル号事故からもうすぐ3ヵ月が経ちます。
毎日のようにニュースで取り上げられていましたが、最近は報道そのものがめっきり減りました。

・監督官庁、船会社、乗務員、それぞれの対応のどれをとっても心が寒々とするような出来事でした。
国の将来を担う若い命が多数失われたことが残念です。

・鳥取県は全国的にみても韓国との交流が盛んな県ですが、この事故が色々な場面で影を落としています。

・直接には自粛ムードによる交流イベントや観光・誘客事業への影響が大ですが、
日本人が韓国を想うmindの変化がもたらす表面に現れない影響も大きいことでしょう。
身近な処では韓国へのツアー、K-POP、映画、そしてTVドラマにも..

・この度のことは一握りの人々の不始末から引き起こされた不幸な出来事であり、国民性を現すものではないと思いたい。

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・50話に及ぶ長~いドラマを見終わりました。
<運命の誘惑>2010-2011年SBS

・日本でも何回も放送されていて最近では4月からLaLaTVで放映されたのが最後だと思います。
これを録画して見ていました。

・1日に2話づつ2.5hの深夜2:00~4:30の放送ですと、その都度はとてもこなせない。
当然ながら録画して見なさい。ということでしょう。で、録画したものをようやく見終わった処です。

・韓国ドラマ界で愛憎劇の一人者といれる脚本家キム・スノクが<妻の誘惑><天使の誘惑>に続いて誘惑シリーズ第3弾として放った話題作。

・前2作を見てきて、今までにない強烈さに驚いたのですが、今回も同様な激しさでスタート。
シン家、カン家、ペ家の3つの家庭が主な舞台で、出生の秘密、陰謀、復讐、脅迫、三角関係、不倫、不治の病、等々、韓ドラの不滅の要素を全て盛り込み、ストーリーも二転三転、あり得ない展開を繰り返す。

・こんな込み入った筋書をよく考えるなーと感心します。過激ですがとにかくこの脚本家のシリーズ、テンポが軽快なのが気にいっています。韓国ドラマの一方での王道??視聴者の中毒症状を生むのがまさにこのようなドラマなんでしょう

<キャストと役名>を紹介したサイトがあります。誰が熱心にこんなの作っているのでしょうね?
シン・モル役のイ・ジェファンさんが“誘惑”シリーズ全てに出演しています。

・韓国俳優の入魂の演技は素晴らしい。涙も自在にコントロールできないとこの国では俳優になれない??

・ドラマの最後でシニョンが最後に自分には4人の母が居たと言う。

*自分を生んでくれた実家の母、
*子どもの成功の為に情熱的に生き、最後に自分の夢をかなえて亡くなった私の心の母、
*子どもより仕事に没頭したと非難されたが、か弱い女性の姿に戻って今も恋を夢見ている私の義理の母、
*行方の知れない娘への愛を私に注いでくれた叔母。

・この4人の母について、それぞれが自分の子供達と葛藤し、和解し、そして愛した様を率直に物語にしたいと語る..
すなわち、これがこのドラマのテーマだったということですね。
当初考えられていた題名が「笑って、お母さん」だったというのも頷ける。

・誰を主人公として見るべきかよく分かりませんでしたが、私はダルレの母ボッキがメインだったと解釈しています。

・娘をスターに仕上げる為に、他に犠牲を強い、エゴのかたまりのようだったボッキですが..自身の最後をはっきり意識した処からガラっと流れは変わり、愛憎劇はほのぼのホームドラマ風の展開をみせて、穏やかで納得できる終盤を迎え収束しました..
これとてあり得ない展開ではありますが、全てはドラマということで、気持ち良く終わればそれで良しでは?

・誘惑シーリズもこれで終止符を打ったのかなと思わせるような結末でした。

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・LaLaTVで今<シンイ・信義>(~6/16からの月・火放送)を見始めています。

・時空を超えたファンタジーロマンス。SF大好きの私はこの手の話が結構好きです。
「悲しき恋歌」のキム・ヒソンが6年振りに出演。現代から高麗時代へとタイムスリップした女医を演じています。こんなドラマの筋書は現実離れしているほど面白い!

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・昨年7/7にスタートした<馬医>も、6/29で最終話を迎え、一年間50回の放送が終わりましたね。

・主人公のモデルは、17世紀朝鮮王朝時代に王の主治医を務めた実在の人物。
卓越した鍼治療と、この時代には画期的だった外科手術を試行し神医とも呼ばれていたようです。

・イ・ビョンフン監督としては、<ホジュン>、<宮廷女官チャングムの誓い>に続く3作目のメディカル史劇。初めて獣医学の世界を描き、外科医を扱ったのも新たな挑戦であり成功だったと思います。

・“人も動物も同じ命。医者だって馬医だって命を助ける同じ医者。死にゆく命を生かすのが医者だろう”のクァンヒョンの想いは最終話の最後のシーンまで貫かれていました。

・多くの治療場面で特殊撮影が使われているのが分かりましたが、
鍼治療と外科手術が共存している治療は日本では考えられないので新鮮に感じました。

・今回もイ・ビョンフン監督の世界を堪能。結末が想像できてハラハラしながらも最後まで安心して見ることができる。正に韓ドラの王道を行っている感がありますね。

・毎週の放送が待ち遠しかったドラマは久し振り。
個人的感想ではイ・ミョンファンに49話位まで登場してもらい、緊張感を持たせた方が良かったのではと思いましたが、見ていらっしゃった皆さんはどう感じられたでしょう?

・いつもながら長い話を見終わると脱力します。

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7/6、7/13、7/20に馬医の総集編を放送した後は..またしても大河ドラマ

<奇皇后>(MBC 2013年制作、MBCの演技大賞他7冠)
8/3(sun)21:00~スタート、毎週で全51回予定

・元は貢女の境遇にありながら、皇后の地位にまで上り詰めた“奇皇后”の生涯を描くお話。

・主演級3人の内知っているのは、ハ・ジウォンさんのみ、最後に見たのがファン・ジニでの妓生役になるので8年振りになります。<チェオクの剣>では茶母を演じ、アクションの得意な女優さんのイメージが先行しています。

・過去のドラマで見たのは<チェオクの剣(茶母)>(MBC 2003年)、<バリでの出来事>(SBS 2004年)、<ファン・ジニ>(KBS 2006年)の3本。

・彼女は趣味に合気道、特技に剣道とあるので、武術には長けているみたいですね。
今度のドラマの中でも、弓の名手となって登場。

<奇皇后>は実在した人物で、これを初めてドラマの題材として取り上げ制作されたものですが、史実とは違い概ねフィクションのよう。

・本国では月、火ドラマの視聴率で高位をキープして終了とのこと。
まだ番組内容は詳しくUPされていませんが、期待しつつ見るつもりです。


See you.

I.O
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「階伯」など

2013-10-15 | Korean Dramas
【2013.10.15(tue)】
昔の韓国時代劇を観ております...

・ここの処で長男夫婦と孫が帰省して、久し振りに活気のある我が家になりました。
可愛い子供の声が響いているのがいいです。

・韓ドラ <階伯>ケベクを見終わりました。
それどこの局?という感じですが、LaLaTVで6/3-8/1の約2ヶ月間放映されておりました。勿論他局で放送された後の再放送です。
・これを全話録画していて、暇を見つけてチョコ見を繰り返し、放送終了後2ヶ月も経ってからやっと視聴完了という処なんです。

・録画した番組でもその全てを見ることはありません。出だしの1~2話を見た段階で気をそそられる事がなければそれ以降をバッサリ消してしまいます。多くのドラマがそういう運命ですが、これは最終話迄引っ張られました。



<階伯(2011年MBC制作)→全36話ノーカット版>

・古代の朝鮮半島南西部に存在した百済という国家が、新羅を支援した唐によって滅ぼされることになる...その終焉の時を迎える迄が舞台になっています。

・取上げた時代で比べるとドラマ「善徳女王」の次の時代の話になるようです。
「善徳女王」では新羅側から描かれていた物語を、その敵国である百済側から見て、全盛期から衰退滅亡までを描き直したもの。

・年号では612年~660年位にあたり、階伯の生涯もその辺りであったようです。

・キム・ユシンが率いる十倍もの新羅軍の兵の前に破れ去った百済軍の決死隊。それを指揮した百済最後の武将“階伯”の名は「善徳女王」にも登場し、敵側からも称賛される名将軍であったらしい。ドラマでも最大限美化されて描かれ、階伯は清廉潔白、正統なヒーローで最後を飾りました。

・この話は階伯が生まれる以前、彼の親の時代からの長い時代経過を描いていますので、主役、準主役級を除いてドラマの前後でキャストもゴッソリ変わりました。子役で構成された前半部分はフィクション、後半部分は史実に基づくシナリオであったようです。

・最初の頃“階伯”の親であるムジンとサテク妃の確執が描かれていた時代は別のドラマか?と錯覚する位に、後半は人もストーリーの流れも変化します。
稀に見るキャストの数だと思います。これだけの役者が登場しますと、とても全ての役柄を覚えていられるものではありません。

・その一方では、戦闘場面で使われるエキストラの数が、語られる規模とかけ離れ非常に少なく迫力に欠けるものでした。この部分はかなり力を抜いた感じがしましたね。

・宮廷での陰謀策略など政治的部分の描写には注力されていた様子。
魅力を感じたのは、“階伯”を取り巻く主役級の登場人物の複雑な心の変化でした。
最初から悪女のサテク妃、子役が上手にうつけを演じ、後半は嫉妬に狂う義慈(ウィジャ)王、ヒロインなのに後半は国をも売ろうとする女に変貌するウンゴと、3者3様ですが全て汚れ役と言えるでしょう。

・無能で道楽好き、因って百済を滅ぼされたと散々な歴史的評価を受けている、31代の義慈(ウィジャ)王ですが、このドラマ上では無くてはならない存在でした。汚れ役ですが影の主役じゃないでしょうか。

・この役を演じたのはチョ・ジェヒョンさんという方ですが、即位するまでは能力を隠して馬鹿を演じ、且つ後半は親兄弟、腹心の部下に対してさえ疑心暗鬼になる孤独な立場を良く演じられていたと思います。

・第30代王の武王を演じたチェ・ジョンファンさんと実年齢で同い年(共に1965年生)であり、この二人が父子を演じる結果になっていて違和感もありますが、演技力を要求される役柄に他の適役が探せなかったということでしょう。

“階伯”に出演したことで、その感想を語っている<チョ・ジェヒョンさんのインタヴュー>があります。素顔やト-クに触れると、又印象が変わるかも知れません。

・階伯の妻を演じたT-ARA ヒョミンとの共演の感想や、齢も近いチョン・ノミン、キム・ユソクの忠臣役二人とは良く飲みに行った等のエピソードが語られる...

・百済の滅亡と共に主要人物の全てが亡くなる、若しくはそれが暗示されるという結末に成りました。
こんなストーリーは韓ドラでは珍しいと思いましたね。実に長丁場でした。

・結局最後まで観ることになったのは、陰謀や策略などの裏に潜んで、その要因となる人間の内面の弱さをうまく描いた筋書きに、新鮮さを感じたんだと思います。

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・階伯の時間帯の後継として放送されている、古い時代劇<大望>テマンを観ています。



<韓国ドラマ「大望」(テマン) SBS 2002-2003年 26話>

・既に放送の方は終盤を迎えていますが私は見始めたところです。
・名作と言われている「砂時計」のキム・ジョンハク監督とソン・ジナ脚本の作品です。私はそのあとの「太王四神記」はさっぱりのめり込めませんでした。

・丁度10年前の作品ですので、既に主演級となられた俳優さん方の制作当時の映像は皆若い。これを見るのが楽しいです。

・主役の一人パク・シヨンの少年時代を演じた人、どこかで見た顔だがと思ったらチャン・グンソクさんでした。

・ソン・イェジンさんは「夏の香り」(2003年)、「私の頭の中の消しゴム」(2004年)「四月の雪」(2005年)を撮る前になりますね。

・ところで現在BSプレミアムで放映中の「馬医」に出演中の方が2人おられるのに気が付きました。
一人は「馬医」で主人公の相手役を演じるイ・ヨウォンさんです。

・そしてもう一人、内医院の医女長チャン・インジュ役で主人公の出生の秘密を知る役柄のユソンさんです。
中々主役は回って来ない方ですが、割と味のある脇役をこなす人との認識があります。
10年前の大望では、全く役柄の異なる武術の達人タン・ジャヨン役です。若い!

・まだ序盤ですが4回位観てしまったので、多分続けて観ることになるでしょう。
やれやれ、長いです。

See you

I.O
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今度は期待しています

2013-07-02 | Korean Dramas
【2013.07.02(tue)】
正に韓国版大河ドラマ

・BSプレミアムのゴールデンタイムで「太陽を抱く月」の後釜として新番組がスタートしますね!

・私は前ドラマの“太陽を~”を観終わって、やや不完全燃焼でした。 
主役の方が若かったからかなーと思っています。相手役のハン・ガインさんより実年齢でも6歳年下、演技力は素晴らしくても、年を重ねることでのみ醸し出される風格と言うのは出せないですからねー...でもこのドラマ、新感覚、新進気鋭の監督作品で韓国では大人気だったんですね。如何でしたか?

<馬医>7/7(sun)21:00~スタート、毎週で全50回

・ホジュンから連なる、イ・ビョンフン監督の得意とするメディカル分野の作品なので今回は楽しみにしています。今迄には無かった外科医を扱っているのも興味深いです。
しかし50話と言うのは長いですねー。1年超です。かつての“チャングム”にせまる長編ドラマ。韓国での放送は週2回で回るそうなので約半年ですが...韓国の方は世界でも類を見ない程のドラマ好きなんですね。かく言う私もですが

・今回のキャスト、主演のチョ・スンウさんはミュージカル界のトップスターとして活躍している方のようで、監督の再三のオファーを受けての出演とか。TVドラマには初出演とのことですから、当然私も初めてお目にかかります。ちょっと草君似のような...温かな感じのする方ですね。相手役は「善徳女王」のイ・ヨウォンさん。

・脇役にはこれまた監督の好み??のお馴染みのメンバーが多数出演されるようです。
番組直前スペシャルでメイキング場面を観ましたが、大がかりな特殊撮影も多く使われているようで、随分と力の入った作品のようです。期待しています。

・全く別の番組の話ですが...今年の春頃にEテレで放送されたものが、今NHK総合で再放送されています。

趣味Do楽 なるほど便利!くらしで使えるスマホ&タブレット既に5回迄終わってしまい、残りは4回 毎週火曜10:15~出演:堀内孝雄、堀ちえみ

・出演者の顔ぶれで分かりますが、5~60代以降のちょっと新しい物に戸惑いのある年代を対象にしていますから、説明はこれ以上ない位易しいです。
今週は【Instagram】と言うスマホ向けアプリが紹介されていました。簡便に知人、友人と写真を共有する機能があります。

・次の週(7/9)はスマホのGPS機能を使いながら、東京下町を散策するのがテーマになっています。楽しく学べると思います。

では又

I.O
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ちょっと情報が遅いですが...

2013-02-01 | Korean Dramas
【2013.02.01(金)】
最近気がついた韓ドラ2つ

・既に放送半ばの番組もありますが...。

<<光と影>>

・BSフジ毎週月~金曜 8:30~9:30

・既に約半分終わっていますが...でも面白い。
軍事政権統治下の1970年~1980年代を舞台に韓国ショービジネス界を描いた作品。
「朱蒙」の制作スタッフ、アン・ジェウク主演

・この当時の韓国の音楽、ダンス、ファッションが興味深い。悪役で又(ホジュンの)チョン・グァンリョルさん出演してます。かかせない人ですねー!

<<根の深い木~世宗大王の誓い~>>

・BSフジ毎週火曜 22:00~22:55 21話

・ハン・ソッキュ主演(久方のTVドラマ出演)

・BSフジのオリジナル放送版とされています。他局(LaLaTVなど)ではもっと放送時間が長く、話数も24話なのでカット部分が多いのかも知れません。
『シュリ』のハン・ソッキュはもはや大御所と言えるでしょうし、準主演のチャン・ヒョクも他のドラマで観ることがあります。

・”ハングル”を作り上げた世宗大王の治世を、別の視点でとらえたミステリー時代劇

I.O




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次も<至高の愛>がテーマ?

2012-12-30 | Korean Dramas
【2012.12.30】
朝鮮王朝時代を背景に...

・「王女の男」の総集編(後編)まで見終わり、脱力しているところです。
最終話が近づくに従って、どんな結着を図るのかがとても興味深かったのですが...
心地良い終わり方でしたね。

・セリョンにとって、スンユと父親スヤン大君のいずれが亡くなることになっても不幸は免れず、これをどう落着させるのかがポイントでした。
あらすじで、スンユが光を失いながらも生き抜く結末は分かっていたのですが、墓参の場面では一瞬騙されかけました。

・スンユ「光を失ったが、心を取り戻した。復讐はあきらめたが、そなたを得た。」
ドラマ前半でも二人の乗馬シーンは大きなポイントでしたが、最終話最後の乗馬シ-ンも二人の心解き放たれた笑顔は最高に良かった。

・ひとつ引っ掛かるのですが、スンユと共に決起していた反乱軍の行く末はどうなったんでしょう?語られませんでしたねー。歴史上ではスヤン大君は自分の直系に王位を継承したことになっているので、ここは史実に従い反乱は立ち消えになったと言うことでしょうか?

・一方で史実では、キム・ジョンソの次男スンユは亡き者にされたと言うことになっています。これを上手に創作して結末に導いた...<至高の愛>がテーマだから良かったのですね!

・全編見て感じたのですが、極端に残虐なシーンは避けてあり、史実と創作した話がうまくかみ合ったドラマと思いました。

・このドラマの後釜で、新年から「太陽を抱く月」がスタートするようです。題名から現代劇?と思ったのですが、またまた朝鮮王朝時代が舞台のドラマでした。只、今度は時代背景を借りただけで、愛をテーマにした架空の話らしいです。

<<太陽を抱く月>> BSプレミアム 1/20(日)21:00~20回

・私は出演者で知っているのは、主役の一人ハン・ガインさん位、もっとも脇役では例によって、良く知った顔ぶれが沢山登場しているようです。
今度は最初から観てみます。

では又

I.O

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YouTubeがありがたい...

2012-10-22 | Korean Dramas
【2012.10.22】
久し振りの時代劇

・ずっと見続けた韓国ドラマ2番組が終了しました。

<迷わないで>

・迷わず98話(約半年)を見ましたが、長丁場でした。
後半は話の展開が鈍く、ドラマの延命策??と思えるような冗長な運びでした。前半~中程は結構緊迫感もあったのに残念!いくらでも面白い筋に出来そうなのに...ドラマとは言え、かなり話を端折り、全てがハッピーエンドの最終話は余りに不自然。

・更に、最後に明かされると読んでいた”テウ”の実の父親についてのエピソードは結局語られることが無かった。
筋の中での重要なポイントなのにこれでは視聴者が納得しないだろう!!、と思っていましたら実はこの部分、オリジナル版からカットされた模様。視聴者の投稿サイトでそのことが分かりました。”理事長”のその後についても然り。しかしDVD借りてまで全編を見ようとは思わない。

・カットも仕方無いでしょうが、良く吟味して欲しい...不完全燃焼でした。

<サイン>

・無念にも亡くなった人が、その身体に残した”サイン”を読み解くむと言うのがテーマだったと思います。そして最後は犯人を挙げる為に、主人公自らがサインを残し死を選ぶと言う結末。
ハッピーエンドが多い韓国ドラマで、主人公が亡くなるという筋は珍しい。
私の過去見た韓ドラでは「秋の童話」位しか記憶に無い。

・思いもかけない結末だったのに、ジフン医官の信念を貫いた姿に悲劇的な感じを抱くことは無かった。サブのエピソードの後日談もゴチャゴチャ語られることなくスッキリしている。1人残されたダギョン役のキム・アジュンさん、最後の2人での回想場面、笑顔が最高でした。

・最後まで緊迫感が途切れることなく満足。私の中では久々の大ヒット!

・教えてもらった<【王女の男】BSプレミアム>を11話から見始めています。
話の展開、会話の内容から今迄の筋を推測してみるのですが中々難しく、”あらすじ”を読んでも大まかな流れが分かるだけ。

・どこかに1~10話の映像が無いものかと探しておりましたら、YouTubeに投稿されているのを見つけました。

<第3話サンプル>原題:姫の男(The Princess' Man)

・部分的ですが、キーになる場面が収録されており、11話に至るまでの流れが繋がりました。ご親切に日本語字幕入りです。選べば英語字幕もあり。こんな投稿を誰がどんな目的で?と何時も思ってしまいます。

・韓国での放送は終わっていて24話までの投稿もされていますが、BS放送の方を楽しみに見たいと思います。話は佳境に入ってきていますね!久々の時代劇を楽しんでいます。

・主人公お二人の<来日インタヴュー>を見ました。
パク・ジフさん、ちょっと向井理に似てませんか??相手役のムン・チェウォンさんも爽やか。今度は現代劇でも是非見てみたい。

・ところで昨日は町内の秋の一斉清掃日でした。中腰の草刈姿勢が年々きつくなります。回りの会話もあすこが痛い、ここが調子悪い等々で花盛り。当団地も30年余りの歴史あり、こんな話題になるのも仕方無いか。ちょっと寂しい現象です。

では又

I.O
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ラストシーンはNZ・オークランド...

2012-07-22 | Korean Dramas
【2012.07.22】
・回りの皆さんがどんどんと変えられ、凝り性の私も日夜機種の選定に余念がありません。こんな時が一番楽しい時ではあります。ご意見伺うと皆さん自分が持たれている機種が一押しだと言われます。そりゃそうです。確かに皆思い入れがあって手に入れられたのですから...
→スマホの話です。

最近の韓ドラ
・6月末で【アテナ】が終わってしまいました。最後のNZ・オークランドでのロケ場面、綺麗でしたねー!。お金掛けただけあって見ごたえありました。スパイ・アクション物はあまり話数が多くなるとダレルのですが、適度だったと思います。この放送、何もしないと日本語吹き替えでしたが、録画した後でも2ヶ国語を選択出来て、吹き替えの嫌いな私は、生声+日本語字幕で見ておりました。

・最後は壮絶なシーンが多く必ずしもハッピーエンドとは言えない結末でしたが、視聴者には納得できる終わり方であったような...

・主人公の敵役リーダーのソン・ヒョクを演じた強面のチャ・スンウォンさん、今度はBSJの同じ時間帯での後継ドラマ【最高の愛】では、コン・ヒョジンと共演で、ラブ・コメディに出演中!。違った側面を見せてくれます。
韓国の俳優さん、出演するドラマ毎に役柄を180度転換してくるのでこれも楽しみの一つです。

・ところで最近出会った新しい韓ドラですが<サイン>ご存知でしょうか?
 
・BS朝日7/16(月)~【時間帯22:00~23:50】 2話づつを連続放送 全20話なので10週で終わりと言うことです。既に始まっています。 

・次回は7/23(月)明日の放送です。

<サイン>←番組HP

・抜群の技術を持つ有能な法医官(パク・シニャン演)が、事件の真実を隠蔽しようと妨害する強力な権力組織に挑戦するという筋。韓国で初めて法医学を扱った本格メディカルサスペンスドラマなんだそうです。

・主人公と対立する国立科学捜査研究院/院長役に「ホジュン」のチョン・グァンリョルさんが出演しています。医者の役は初めてじゃないでしょうか?(まあ”ホジュン”も伝説上の名医ではありますが...)

・私1,2話見たところで、久し振りに力の入る話だなと感じハマリました。

では又

I.O
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何ですかね~今日の風は!

2012-04-22 | Korean Dramas
【2012.04.22】
強風には参りました。
昨晩から強まってきた風が今日は一段と強くなり、鳥取は風速30m以上を記録しました。家にいても揺れる感じがします。

軽石で植えている背の高い鉢は軒並み横倒しです。元に戻しても同じことの繰り返しなので放ったらかしです。風で倒される鉢のダメージを考えると、事前に倒しておいた方が痛みが少ないのですが、実際に風が吹き始めるまでこのことを忘れているのです。

県西部の自動車道ではトラックの横倒しが6台も発生したとか。日本海沿いにお住まいの皆様の地域では如何でしたか?

やっと夕方にはおさまり安心しているところです。

この間の「アテナ」でしたか、花回廊でのシーンがありましたね。チョン・ウソンとスエが語らいながら歩くシーン。ロケ地には花回廊が含まれていなかったようなのでアレッと思ったのですが、サルビアの丘の向こうに大山を望む景色でしたので多分ここ花回廊しか無いと思うのですが・・・。

休暇中とは言え、諜報員がのんびり歩くシチュエーションは??と突っ込みたくなりましたが、監督から「鳥取」へのプレゼントなのでしょうね。とても綺麗に撮れていました。このドラマの影響で韓国から鳥取への観光客は増えたのかな!?

今、視聴中の韓ドラですが、上記「アテナ」以外に・・・

※BS朝日(月)<黄金の魚>
・中々テーマが掴めないまま、だらだらと見てきましたが、後10話余りなので結末までどうしても視なければいけない状態です。

※BS日テレ(月~金)<太陽をのみ込め>
・寡黙なチソンがちょっと新鮮。

※BS朝日(月~木)<迷わないで>
・一話25分ですが98話の長丁場。
・主演のイ・サンウ、イ・テイム共、私は見るのが初めて。
・韓ドラの王道 記憶喪失~復讐劇のパターンのようです。

最近歴史物を視て無くて、一つ位入れたいのですが良いのが見つかりません。かなり前に放映された「商道」が視たい。

韓国ドラマは好き嫌いが特にはっきり分かれますね。(夫婦間でも然り)
真偽は定かではないですが、この事が原因で離婚に至った某芸能人夫妻の話も聞きました。
仲良く視られたらいいのになーと思います。

I.O 
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