日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

天気を気にしなくていい

2016-11-23 | 花だより
【2016.11.23(wed)】
屋根付きの歩廊でつながっている園内

・宍道湖畔にある<松江フォーゲルパーク>を訪れました。
全天候型のパークで今日のように重い雲が垂れ込め、時に雨のパラつく空模様でもokです。

・クリスマスナイトフェスティバル2016のイルミネーション?

・動く歩道から屋外の木々が見える。

・鳥との出会いやふれあいイベントもメインの楽しみ。
フクロウやハヤブサの飛行ショーは観客席で見ることに…



・時節柄、外気温にさらされる回廊と温室内の温度差が大きくて、
レンズの曇りを取るのに苦労します。





・32ヘクタールの敷地に2つの鳥温室と、花の展示温室、その他の施設が配置されています。
順路に沿って周回するのですが、屋根付きの回廊がいいですね。

・同敷地内に温度管理された生産温室を別に持たれていて、
ベゴニアやフクシアを中心とする花は、年中いつも満開の物を見ることができます。

・花の種類については<園内の花々>の案内が詳しい。

・JAF、シニア割引あり。祝日のこの日は親子ずれ、ツアーの団体客も多く盛況でした。
年中何時来ても楽しめますが、屋外で咲く花が乏しくなるこの季節には特にありがたく感じます。

It will be a cold season, so take care of yourself. 
See you.

I.O
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恒例のライトアップ

2016-11-21 | 紅葉だより
【2016.11.21(mon)】
スケールの大きな庭園

・紅葉が見頃を迎えたタイミングにて毎年行われる栗谷町の<興禅寺>庭園のライトアップ。
2016年は11/19~11/23迄。点灯時間は17:00~20:30です。

・江戸時代初期、鳥取藩主・池田光政公の時代に菩提寺の庭園として造られたもの。
蓬莱式池泉観賞庭園で鳥取市の指定名勝となっています。


・池田家菩提寺の位牌堂として1814年に建築された本堂。国登録有形文化財。






・住職さんのお話によれば今年はモミジの色付きが鮮やかであるとのこと。
この庭で採れたスイレンの葉のオリジナル自家製のお茶を頂く。珍しい風味です。
シャッター音を響かせるのが憚られるような静かで幻想的な空間を味わって帰りました。

It was a fantastic space.
See you.

I.O
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新刊を買って下さい!!

2016-11-18 | 読書
【2016.11.18(fri)】
芥川賞作品を読むきっかけになったフォーラム

・毎年全国の各地でJTフォーラムが開かれます。
“良質な文化の芽を地域から育てていきたい。そして地域文化に貢献したい”
という思いで地方新聞社が主催、JTが協賛される文化イベント。

・今年は全国14カ所で開催のJTフォーラム。鳥取会場は活躍中のお二人の小説家を招いてのトークショーでした。
約400人の参加があったようです。



・第1部のゲスト<唯川恵>さんは日本ペンクラブ会員で<肩ごしの恋人>で第126回の直木賞を受賞。
10年のOL生活後に作家活動に入られたという経歴の持ち主。トークテーマは【自分を変える、自分に還る】

・若いころから書くのは好きだった。習い事を色々したが身に付かない。結局続いたのは書くことだけ。
小説を書いては応募し落選を繰り返したが、落ち込んだりやめたいと思ったことがないと話される。
やはり作家は書くことが好きで好きでたまらないんですね。

・自分を変えることの一例として、あるキッカケにより5年前から山登りをされているとのこと。
ご自身は2003年から軽井沢に住まれ、近くの浅間山によく登られるらしい。
山登りの良さは?の質問に“そこに行かなければ見ることのできない風景があるから”と答えられる。同感だ。

・山登りが縁となって<田部井淳子>さんをモデルとした「淳子のてっぺん」を執筆され、この度完成したのだが
田部井さんに最後の章まで読んで頂けなかったのが残念だと…この本は是非読んでみようと思う。

・恋愛小説で名を成した唯川さんなのに、自らの恋愛経験はないのだとか。
そのかわり妄想力があり小説家に向いていたのかもしれないと。
齢を重ねて自分の小説も一人の女性の人生を追うというスタイルに変わっていると語られました。

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・休憩をはさみ、<羽田圭介>さんが第2部のゲストとして登場される。
2015年の第153回芥川賞は又吉さんと羽田さんがW受賞。
<火花>が大きな話題になり、羽田さんの<スクラップ・アンド・ビルド>は相対的に注目の度合いが低かったと思うが、
ご本人はその後軽妙なトークがうけてTV等で引っ張りだこに。

・今回のJTフォーラムのゲストが羽田さんだと知り、発売から一年以上経った本を慌てて読みました。
読み易い文体であっという間に読了。



・28歳で就活中の主人公健斗、同居する母と要介護の祖父の三人が登場するお話。

・「早う死にたか」と毎日のように呟く祖父。長崎弁が登場する。
健斗はこの願いを叶えてやろうとあることを画策する。
手厚く介護することによって身体を弱らせ、祖父の社会復帰を阻み自然な尊厳死を迎えるようにという狙いだ。
しかし衰えつつも医療の発達により生かされている祖父に対して、次第に悲しさや切なさを感じるようになる。
健斗は祖父が好きなんですね。

・介護をこなす一方で健斗は日々の筋トレに就職活動と、肉体も生活も再構築中。これがビルドなのか?
精神も含めてのスクラップ・アンド・ビルドなのでしょう。

・健斗は再就職が決まり家をでることになる。
特養に入居を予約された祖父、介護の負担が大きくなるだろう母、そして健斗の行く末も見えているわけではないが、
何か清々しい気分にさせてくれるエンディングだった。

・介護現場の実態をシリアスにとらえていて、高齢化が引き起こす現代社会の矛盾を突いていることに共感する。
尊厳死など重いテーマを扱いながら、思わずふっと笑ってしまうような不思議な感覚をもたらす。
祖父の世話をするシーン、エピソードはいつも何かしら可笑しい。ユーモアのセンスがある。
それは今日のトークショーの間にも感じられました。

・言葉が正確に選ばれ文章が洗練されている。主人公の健斗が作者に重なって見えてくる。
羽田さんは以前から小説についてこのように言われている。
「読んでいる間に読み手が何かに思いをめぐらせ、何かを考える。それで人間的に“成長”するわけではないし“成果”を求めるのも間違いだ。ただ優れた本は、読み手の生活に別の角度から光を当ててくれる」
ああ確かに…と思いました。

・NHKでドラマ化もされていて12月に放送されるようですね。

・11月15日には新刊<コンテクスト・オブ・ザ・デッド>が発売されたばかり。
現代日本を撃つゾンビ・サバイバル問題作。ついにゾンビが文壇に登場!?と注目されています。

・羽田さんいわく、昨年の話になるがこの長編は最初1,400枚位だったのを直して800枚にした。
それを編集者に渡して結果を待つのに普通1ヵ月は掛かる。
待つ間にサッと書いたのが<スクラップ・アンド・ビルド>(70枚程度)だったと明かされる。
そんなに短期間で書けるとは…。 芥川賞をとるにはタイミングとか運もあるんでしょうね。

・<コンテクスト・オブ・ザ・デッド>の表紙がプリントされたTシャツを着て本をPR、
素直に「僕の本を買ってください」と言われるのが可笑しく好感がもてる。

・地方に行っても“TVでよく見てるよ”とは言われるが、“本を読んでるよ”とはあまり言われないんだとか。
今もTVや講演、このようなトークショーなどで目の回るような忙しさであると。聴いていても風邪気味なのが分かりました。
「まあ売れない小説を書くより、このようなイベントに呼んで頂く方が遥かに実入りがいいんです」と笑いをとられる。

・色々としないといけない事が多すぎて、気が休まるのは本業である書き物でパソコンに向かっている時なんだそう。
中二の頃から作家願望は持たれていたらしい。この方も書くのが何よりも好きということがお話をされる中で伝わってきました。

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・変わりゆく南吉方。鳥取市のスクラップ・アンド・ビルド。

See you.

I.O
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秋を感じる…

2016-11-16 | グルメ?
【2016.11.16(wed)】
新メニューをいただく。

・秋晴れの一日でした。
今日はランチタイムに家から近くの<洋食屋スノーラスカル>さんに寄らせて頂きました。
少し前に<男気カレー>がTV番組にも登場、
レポートされたアナウンサーさんの姿もまだ記憶にあり、ずっと気になっていました。

・我が家からは5分もかからないので本来は歩いて行くべき距離かも。
6台置ける駐車場は既に満杯。別に軽自動車を置けるスペースがあり有難かった。

・平日でも昼時とあってお客さんが入れ替わり立ち替わり。空いていた奥の2人席に座らせて頂く。
常連さん?も多く来ておられるように感じました。
スタッフの方から今日の日替わりランチの紹介がありましたが、
お店のFacebookで紹介されていた新メニュー、ドルチェポルコを使った<ポルコカツ定食>をいただきました。



・お肉は脂っぽくなくあっさりしているが、味わい深くとても柔らかい。
ドルチェポルコはイタリア産の長期飼育豚で、一般の豚の1.5倍の期間をかけ飼育されるものらしい。
それが納得できる美味しさでした。

・相方は<オムカレー海老のせ>を注文。これも良かったらしいですねー。
ふわトロのオムとカレールーが絡んで絶妙な味だとか。
トッピングの海老フライはサクサクで、身が入り食べ応えがあったとのこと。
こちらのお店は油にこだわり、カロリーにも気を配っておられるようです。

・お店の案内によればカレーは弱火でじっくり12時間かけて煮込み、余分な脂を取り除いてコクのあるルーを作っておられるそう。
相方いわくとても満足とのこと。私も食べてみたかった。

・仕上げはこちらも新メニュー、<モンブランのパンケーキ>を…



・クリームの中にジェラートが隠れている。秋を感じお腹を満たしました。

<お店のHP>によればカレーとオムのメニューは多くのバリエーションがあるようです。これは又次回の楽しみに…
スタッフの方がテキパキと動かれ、よく気遣いされるのに感心して帰りました。
ありがとうございました。

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・ご近所で今年も咲き始めました。この花にも秋を感じます。

See you.

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晴れ間が多くてありがたい…

2016-11-12 | 紅葉だより
【2016.11.12(sat)】
智頭町の紅葉の名所

・今年の紅葉シーズンは晴れる日が多く恵まれています。
紅葉を求めて智頭町を訪れるのは今週に入って3回目になりました。牛臥山の山麓にある<諏訪神社>です。
長野県の諏訪湖近くの諏訪大社が総本社になっています。

・お隣りが石谷家住宅で、神社の参道から石谷家の銀杏が垣間見えます。ちょうど見頃のようでした。



・境内の右手から本殿裏側の斜面に上ると篭山方面を望むことができます。




昨年の11/16に来ているのですがその時は見頃を過ぎていました。
今年は暖かいからかまだ最盛期とは言えませんが、緑の中にポッチリと色付く葉を探すのもいいです。


See you.

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まるで花が咲いてるかのような

2016-11-11 | 紅葉だより
【2016.11.11(fri)】
ドウダンツツジの紅葉

・智頭町坂原の山林に植えられているドウダンツツジを見に行きました。
新聞での案内もありましたが、地元K様が所有される40㌃の広さの山林に数種類のドウダンツツジがまとめて植えられています。


・杉林の緑が一役かっています。


・品種によって赤みが微妙に異なるらしい。




・遠目にはつつじの花でも咲いているかのような錯覚に陥る。
直接日光が当たらない森の中で、周りを杉の緑に一面囲まれ紅葉が引き立っています。想像したより素晴らしいものでした。
こちらは現在無料で解放されていて遠方から来られる方も多いらしい。又それだけの価値はあると思います。

・智頭の県道6号線を坂原方面へ向うと、右手に入る道があり“どうだんつつじの山 この先300m先です”の案内看板があります。

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・近辺の道路に「豊乗寺もみじまつり」の幟があったのに気付き寄ってみることに。
県道6号線を奥に進んだ新見地区に<豊乗寺>はありますが時間的には直ぐでした。


・境内に上り右手に大師堂と言われる古い建物がありました。お寺の境内で茅葺き屋根を見るのは珍しい。
国宝である「絹本著色普賢菩薩像」をはじめ、多くの重要文化財を持つ由緒あるお寺のようです。
こちらの紅葉も中々見事で、隠れた名所と感じました。

See you.

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静かな湖面

2016-11-07 | 紅葉だより
【2016.11.07(mon)】
水面に映る山肌

・紅葉シーズンを迎えた<芦津渓>へ。
長く訪れたことがなく、整備されたセラピーロードを歩いてみる目的にて…
晴天が続きそうでお昼を過ぎてからの思いつきです。


・沖の山林道に入る前の駐車場にて、奥まで歩いて戻って来られた方にお話を伺う。
ここから一番奥までは4.5kmある。
今から写真目的でダムの付近を中心に撮るのなら一番上の駐車場まで車で上ったほうがよいのでは?とのこと。

・標高が200m位上がりますし時間がかかり過ぎるので、アドバイス通り三滝ダムから少し上った場所にある駐車場に車を置く。
歩いたのは<三滝ダム周辺コース>と<芦津源流コース>の一部でした。

・三滝ダム。約80年前、日本で最後に作られたバットレスダム。
土木学会選奨の土木遺産に選定されている。




・吊り橋あり。ここから奥が源流コースに…

・源流コースを辿る。



・再びダム湖周辺に戻ってくる。



・下の駐車場から<中国自然歩道コース>を経由し、二ツの滝まで上りダム周辺も一周して戻りますとおよそ10km位でしょうか。1日コースと考えたほうがいいです。ぬかるんだ部分もあり、トレッキングの装備で歩かれることをお薦めします。

・「智頭町森林セラピー推進協議会」さんが<森林セラピー>のガイドをされています。

・私は様子が分かっていなくて、街履きのズックでしたので二ツの滝の手前で引き返すことに…
又の機会に下から通して歩いてみるつもりです。
この日は殆ど無風状態で鏡面のようなダム湖。湖面に映る空の方がより青いのに驚きながらの撮影でした。

See you.

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写真で遊びましょう

2016-11-06 | 自己啓発
【2016.11.06(sun)】
撮影教室で学んだこと。

・秋の「仁風閣フェア」の催しの一つとして鳥取出身の写真家、池本喜巳氏による写真撮影教室が開かれる。
場所は2F謁見所にて。仁風閣を被写体にして写真の楽しさ奥深さを座学と実践で学ぼうという講座。

・池本喜巳氏は1977~96年の間、<植田正治>の助手を務められた方。
多くの個展を開かれ、主な写真集に<池本喜巳作品集 鳥取百景><池本喜巳写真集 三徳山三仏寺>
<近世店屋考><因伯の肖像>などがある。

・参加者は20名程度だったがその内、池本氏に初めて教わる方は私を含め4名のみ。
大半は、機あるごとに池本氏の教室で撮影テクニックを学んでいる方のように見受けられた。

・自分はフィルムカメラの時代を生きてきた人間で、この分野では誰にも負けない、
これで食っていけると思っていたところにデジタルの時代が到来した。
齢をとってからの変遷には苦労した。と話される。

・デジタルになって誰でも綺麗な写真を撮ることが可能になった。写り過ぎるほどに良く写る。
ただ“上手くとれている写真”と“いい写真”は別のものである。“いい写真”を撮ることを目指しましょうと…

・仁風閣のベランダや部屋内、螺旋階段などを使い撮影の実践に入る。

・この日は太陽が出たり、陰ったりの繰り返し。
光が写真に及ぼす効果を確認する。

・撮った写真はカメラのモニターで見てもらい、寸評を頂く。

・窓ガラスに映り込む反射したガラスの効果を見る。



・とにかく光線とそれが当たる被写体の変化に心をくだくこと。
今、カメラは何を使ってもいい。スマホでもok。それより写真は光で撮るんだという意識を強く持てと…
実際持って来られたのはコンデジでそれを多彩に操り試される。

・「この写真、良く撮れてるねー!」は決して喜ぶべき事ではない。「なにー、この何だか分からん写真は!」と言われるものこそが新しい。
新しい表現は誰も見慣れていないから、拒否反応が起こり批判される。それを恐れてはいけない。

・ピカソの絵が登場した時、誰もそれを認めなかった。それが今ではどうだろう。
皆さんは普段仕事をされるときには真面目にされていることでしょう。だからせめて写真だけは遊びましょう。
“皆でピカソになりましょう!”ということで終了。

・面白い教室でした。
ピカソの話は良く分かるのですが自分にその才能はない。
今日一番の収穫だった“光を生かした撮影”を心に留め試してみようと思います。

・建物の外観写真は屋根が入るように高い位置から撮るように…とのことで教室の帰りに1枚撮ってみました。

See you.

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刻々と変化する

2016-11-04 | 雲海
【2016.11.04(fri)】
雲の動きを見守る。

・11月に入りFacebookでも雲海の記事が沢山upされるようになりました。
“ここのところよく発生してるよ!”の情報を頂き、天空の山城と称される<備中松山城>を撮りに出掛けました。

・雲海が出るかどうかがポイントです。一応出やすい条件を狙って出掛けるものの、後は運ということですね。
岡山自動車道に入った頃から朝霧が立ち込めたので期待できるかなと思いました。

・この城は高梁市にあり、R484から山道を4km入ったところに<備中松山城展望台>という場所が設けられています。
主に雲海を見る為に作られたものでしょう。他にも見る場所はあるかと思いますがここが一番メジャーです。

・夜明け前のam6:00頃の到着でしたが、新/旧(低/高)の木製展望デッキは、既に三脚を設置して準備中の方で満席。
若干位置は低くなるが地面に三脚を構えるしかない。この時間で40人は超えている。
展望台は前面の木々がきれいに伐採されていて、目の前は開け雲海が広がっているのが分かる。

・同じくお隣の地面に三脚を立てられた方に話を聞きながら私もセッティング。城が現れる位置など教えて頂く。
岸和田市の方で前夜20:00に出発。SAで仮眠をとり少し寝過ごし…私とほぼ同じ時刻に到着されたようだ。

・ちなみに今日の一番乗りの方は3:00着だったそう。 未だ深夜と言える時間帯。いい場所を確保するのは大変だ。
徐々に空が明るみ写真が撮れる状態にはなるが色合いは今一つ。

・夜明けの僅かな時間帯のみ太陽光が当たり、城がオレンジ色に染まる。
本日の高梁市の日の出タイムは6:29でした。
ちなみにこの展望台から城は南西方向となり、東側は林が茂っているので太陽そのものは見えません。

・城は標高430mの「臥牛山」頂上付近に建っています。
現存する天守がある山城としては日本一の高さ。

・城の向う側の雲がするすると山に這い上がってくる。片時も目が離せない。

・早い時間帯には無かった城の手前の山腹に雲が上ってくる。

・“仕事に行かなくちゃいけないので帰りまーす”などの声が上がりはじめ、ボツボツと展望台に空きが生じたので移動する。

・ほんの数mの差ですが視点が上がることで雰囲気が変わります。

・8:30頃雲が再び下に引いていくのを潮に引き上げました。
頂上付近のみが雲の上に顔を出すというベストな状態ではなかったものの、
頻繁には来ることが出来ない場所ですので今回はまあラッキーだったと思います。

【note:備中松山城展望台】
◆所在地:岡山県高梁市松山奥万田町
◆アクセス:鳥取自~R53~(津山IC)~中国自~(北房JCT)~岡山自~(賀陽IC)~R484~地方道~(展望台)
◆距離/所要時間:鳥取市の当方自宅~展望台まで約145km/2h30m程度
◆駐車場:展望台の近くの空き地には4~5台しか置けず、後続は路駐となります。
この道を走る車の多くは雲海目的なので、交通の支障になることも無く譲り合えばokかと。


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・展望台から<備中松山城>の「城見橋公園駐車場」迄の距離はナビで16kmと表示されたので向かってみる。
到着した駐車場からは15分おき(繁忙期?)にシャトルバスが出ています。
シャトルバス終点の「ふいご峠駐車場」から上は徒歩しか手段はありません。

・大手門跡付近

・二の丸の広場から見る本丸方向~天守。

・漆喰塗りの白が映える天守。国の重要文化財に指定されています。

・帰路に三の丸と、その先かすかに下界の市街地を見る。

・シャトルバス終点~本丸までの間は徒歩15~20分の道のり、
個人的には久松山よりは楽ですが竹田城址よりは若干きついかな?と思いました。

・この城の歴史は古く鎌倉時代に臥牛山の一つの峰、大松山に砦が築かれたのが始まり。
街なかの高梁高校近くから遊歩道が頂上まで延びています。ウォーカーの方が登られる姿をちらほら見ました。
最高所で480mですから時間があれば下から登ってみるのもいいと思います。

See you.

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それぞれに名前があった!

2016-11-02 | 地元のスポット
【2016.11.02(wed)】
県内の電力自給率を上げるのがねらい。

・先日登った霊石山から近くに見えた<鳥取放牧場風力発電所>へ行ってみました。
企業のHPによれば平成18年3月に本格運転を開始したそうですから、ほぼ10年が経過しています。
私は子供が小さい時分に来て以来、この山に上るのは約30年振りでした。

・市内のどこからでもよく目立ち“今日も回っているなあ”などと思いつつ、発電施設を見るのは初めて。

・風車は3基あり地元の小学生により【鳥風】【空風】【梨風】の愛称がつけられています。
太陽光発電のパネルも併設されていました。全天候型ですね。

・霊石山から飛び立ったハングライダーなどが放牧場近辺に飛来することもあり、
その際は安全の為、風車の運転を一時停止されるらしい。

・直径60m強の羽根を真下からみると中々の迫力。


・近所の三つの山がよくみえる。左から大路山~雲山地区の山域~面影山

・千代川の河口、賀露港、日本海と眺めはいいです。

・現地にはこの風力発電所の目的、概要、配置図などが記された案内板があり、
企業のHPでは発電のしくみなどをより詳しく知ることができます。

See you.

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