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日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

際立つ…

2024-04-08 | Korean Dramas
【2024.04.08(mon)】  
迫真の演技

・LaLa TVで再々放映中だった「グッドドクター」が終了しました。
2013年KBS制作、BSフジなどで以前放送されていますが、LaLa TVさんでは古い名作を掘り起こして再放送して下さいます。 
USA、日本でリメイクされました。

・自閉症:サヴァン症候群でありながら、天才的な暗記能力と人体の器官の構造を把握する脅威の空間認識能力をもつ青年パク・シオン。
彼が障害に対する偏見や自分自身の弱さを乗り越えて、小児外科医を目指し成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。


<キャスト>
良いキャラが揃っていると思いました。

・パク・シオン役で主演のチュウォンさんが何と言っても素晴らしい。
独特な動作、視線等、自閉症の特徴を掴んだ自然な演技に人間味を加えて、次第に愛すべきキャラへ変わっていったシオン。
主演のチュウォンさんは、その演技力を評価されて2013年のKBS演技大賞で最優秀男優賞の他4冠を獲得とか…。 

舞台となる院内ではシオンを利用し、その恩師である院長のウソクを失脚させようとする動きがストーリーに仕組まれています。
只、視聴する立場では患者を助けたい一心で無謀なことをするシオンの奮闘~騒動発生~解決する度に成長する姿を追うだけで充分満足。

・シオンの先輩で小児外科医長のハン医師が面白いことを呟いていました。
「(薬に例えると)ただの恋とつらい恋は薬の種類が違うんだ。ただの恋は鎮痛剤になるけど、つらい恋は消毒薬みたいだ。初めは染みるけどいずれ傷を治してくれる。つらい恋も薬になるんだ。だから染みても我慢しろ。」

・ストーリー終盤にはいったい何組のカップルが成立したんだろう?
シオンと彼を見守り支えるユンソ(ムン・チェウォンさん)との姉弟のような関係はどう進展していくのか。
最後まで気に掛かる。ちなみに二人はKBS演技大賞でベストカップル賞に…。

・最終話は種々の課題がドタバタと良い方向に解決。いつもながら良く纏められますね。 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・これもLaLaTVで昨年(2023年)秋に放送されていたドラマの話。11/23(thu)に最終話でした。


・名門校ながら不正の温床である高校を舞台に繰り広げられるストーリー。
ある出来事をきっかけに心を閉ざしてしまった数学の天才が、新任の数学教師との出会いをきっかけに再び数学に没頭するようになるヒューマンラブロマンス。
純愛物語ながら対象は “数学” ! 毎回見る度にそう思った。 

・ラスト16話が良かった。128√e980 の上半分を取ったら I Love you 。

<キャスト>

・数学教師のチ・ユンス役のイム・スジョンさん。強い意志を持ちながらもどこか儚げ。
「ごめん、愛してる」(2004年、KBS)のヒロインとして今も記憶は鮮明で、約20年前を懐かしく思い出しました。  

I.O.
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同じ女優に…

2022-08-19 | Korean Dramas
【2022.08.19(fri)】        
別のキャラで出会う。

・LaLaTVで再々放送?されていた長丁場のドラマが、8/19に最終話を迎えました!



・韓国では 13年前に放映された当時、最高視聴率16%を記録し話題となった愛憎劇なので見られた方は多いでしょう。
私も公開当時見ていますが、ストーリーをすっかり忘れたので改めてもう一度…。

・認知症にかかったお姑さんをお嫁さんが捨てたという現実の話があって、ドラマの中でも重いエピソードとなっている。
ホンリョンの人生を狂わせることになった7年前の交通事故。この事故の真相がドラマ中盤で早々と明かされたのはちょっと残念。
制作上の事情があったのでしょうが、解決までもう少し引っ張って欲しかった。

・USAから叔母さんが戻ってきたり、チャンファが精神を病んだりする後半の冗長さが気になったが、納得できる形で大団円。
主人公ホンリョン役をユン・ヘヨンさん、敵役チャンファ役をキム・セアさんが演じられた。共に熱演だったと思います。

<キャスト>

・4カ月近いドラマを見終わった時の虚脱感は半端ないです。 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・ところで「チャンファ、ホンリョン」の後半が放送されていた頃、
LaLaTVの別の時間帯でユン・ヘヨンさんが他のドラマに出演されていました。
制作年では9年の開きがあります。




<キャスト>

・ドラマ上では実に多くの人が亡くなりました。
最初の数話ではそれぞれの殺人の理由が分からない!私は自分の頭が悪くなったんじゃないかと思いました。

・アガサ・クリスティ原作。その作品中で有名な女性探偵 “ミス・マープル” シリーズから複数、題材にされている。
クリスティ作品のドラマ化は難しいなと思いつつ、辛抱強く見続けていたら終話前の3話位から一挙に謎解きが進展する。
これで欲求不満解消!

・“ミス・マ”と “マ・ジウォン” の二役を演じられた主役のキム・ユンジンさんは、「シュリ」のヒロインとして覚えていた。
脚本に惹かれて19年振りにドラマ復帰。同じ顔をした脱走犯と小説家を軽妙に演じ分けられている。

・ユン・ヘヨンさんは清廉なイメージからは変わり、ややダーティなイメージの女優イ・ジョンヒ役で登場。
撮影現場近くでの少女殺害事件の目撃者だったが、ドラマ中盤にて不審死。

・私は「チャンファ、ホンリョン」と並行して見ていたのでキャラの違いに戸惑いました。
韓国の俳優さん、どんな役でも柔軟にこなされるのですね。 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

・話数が物足りないと思うほど面白かった<「浪漫ドクター キム・サブ2」 2020年 SBS>

・田舎にあるコサン大学の分院・トルダム病院では今日も落ち葉が舞っている。
外科科長を務めるプ・ヨンジュ(ハン・ソッキュ)はここで“キム・サブ(キム師匠)”と呼ばれ慕われる存在。
権力に屈せず名誉や地位に捉われることなく、患者を最優先に考えてベストを尽くそうとする。

・シーズン2では、其々の事情により望まずしてトルダム病院で共に働くことになった若手医師2人との関わりが描かれ、
視聴者は彼らの成長を見守ることに…。
若手医師の一人チャ・ウンジェを演じられたモデル出身のイ・ソンギョンさんはこの作品でSBS演技大賞女性優秀賞を受賞。

・起きる事件が現実離れしているのはいつものこと。
でも論理に筋が通っている(と思う)し常に緊張感があって面白い。 

・ハン・ソッキュさんにピッタリの役だと思う。他の俳優さんが演じられるイメージは浮かばない。
彼自身もキム・サブの人生観や価値観に共感されているよう。演出、脚本家は前作から引き継がれている。
トルダム病院を支える他のスタッフも仕事を続けてほしい。

・続編「浪漫ドクター キム・サブ3」は2022年下半期に韓国で放送開始になるらしい。
日本での公開はまだまだ先になりますね。このシリ-ズ、題材が尽きない限り続いて欲しいです。 


I.O.
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ファンタジー&復讐劇

2022-02-16 | Korean Dramas
【2022.02.16(wed)】 
最近観ていたドラマ

<ホテルデルーナ~月明かりの恋人~>2019年 tvN 全16話


・現世でし残したことがあって、あの世に行くことの出来ない霊たちが彷徨うホテルデルーナ。男性主役のヨ・ジングさん以外の主要なメンバーは霊という設定。
IU (イ・ジウン)さん、ヨ・ジングさんの息が合って中々泣ける話だった。 
LaLaTVで3月の再放送もあるようですね。

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<福寿草 (原題)黄色い福寿草>2012年 tvN 全108話(ノーカット版)韓国では2012.2.17~8.30放送。


・丁度10年前の作品、2/16にLaLaTVで108話目が終了しました。長かった!
ケーブルTV局 tvNの初の連続ドラマで、ケーブル同時間帯視聴率が23週連続1位、2012年ケーブル連続ドラマの中で最高視聴率も記録。 
根に毒を持ち厳しい寒さに耐えて花を咲かせる “福寿草” を主人公の生き様に重ねている。

・主演の愛憎復讐劇の女王?イ・ユリさん(ソル・ヨナ役)は2016年の<凍える華>でも主役。
ユン・アジョンさん(チェ・ユラ役)は敵役に無くてはならない存在?。 このお二人、最強コンビかも…。 

・ヨナは母親の再婚でできた腹違いの妹ユラに、恋人の妹の命を奪った濡れ衣を着せられる。
全てを失ったヨナは無実の罪で3年の服役後ユラの前に現れる。どん底に突き落とされたヨナが50話過ぎから着々と復讐を図るのが痛快!

・例によって敵役も自らの理屈で語るのが面白い。最後の最後でユラが謝罪の言葉を初めて口にしました。
二人の主役女性のキャラが余りに強烈なので男性陣の影が薄い。只、計算されて無駄のない配役だと思いました。 

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・長いドラマを見終わったと思ったらイ・ユリさん、又も2/21~から<嘘の嘘>(2020年 ChannelA)の主役で登場。今度は16話なので短いですね。 
刑務所内で子供を産むというシチュエーションは同じ。やや大人しいキャラかな?と思ったのですがやはり激しい…。 

I.O.
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最終話で語られた…

2021-08-18 | Korean Dramas
【2021.08.18(wed)】
題名にまつわるエピソード

<エデンの東>
2008年放映と随分古いドラマですが、LaLaTVの再放送を見始めると止められず3ヵ月弱経って、8/18に最終話を見終わりました。
制作当時、韓国では最高視聴率32.3%を記録し、2008年度最大のヒットとなった作品。

・制作年: 2008年 56話(50話完結予定が好評で、急遽6話延長となったらしい。)
・ディレクター・監督 : キム・ジンマン、チェ・ビョンギル 脚本 : ナ・ヨンスク 総制作費250億ウォン

・兵役後約5年ぶりの復帰となる<ソン・スンホン>の出演作ということで放送開始前から大きな話題となったようだ。

・「秋の童話」や「夏の香り」の当時と比べ、この作品中でみせる彼の演技は明らかにレベルが違う。
イ・ドンチョルの成人役で第6話からの登場だったが、どんなに打ちのめされても最初から最後までカッコいい!

・下働き時代のドンチョル。マカオでのロケ風景も良かった。 



・鉱夫の息子、イ・ドンチョル(ソン・スンホン)と弟のイ・ドンウク(ヨン・ジョンフン)は、幼少時代に石炭鉱業所所長シン・テファン(チョ・ミンギ)のせいで死に追いやられた父イ・ギチョル(イ・ジョンウォン)の復讐を誓いながら育つ。

・父子や兄弟でかわすサイン、ギチョルが坑道に入る時に携えていた鳥籠は、ずっとイ家に吊るされていて印象深い。 


・父を亡くし母親を助けながら、互いに支え合うドンチョルとドンウク。
だがドンチョルはテファンの陰謀でドンウクと引き裂かれ、少年院を経てダーティな世界に染まっていく。

・ “ 愛すべきか、憎むべきか、許すべきか ”  
1960年代から現代を背景に、同時刻、同じ病院で生まれた2人の男性の運命が、
裏切り、復讐、悲恋、家族愛などの要素を絡めながら描かれる。

・ドンチョルと弟達に関わる3人の女性。
キム・ジヒョン(ハン・ジヘ)、ミン・ヘリン(イ・ダヘ)、クク・ヨンナン(イ・ヨニ)
複雑に絡み合う役どころを好演!


・ドンウクと大学同期のミン・ヘリン役だったイ・ダヘさん。
主要な役どころだったのに本人の意向?で途中降板されたのは残念。
韓国ドラマではままあることだが、ドラマ上ではUSA留学という穏便な扱い。


・終始一貫して熱愛の二人だったが…。

・視聴者は早い段階で表に出ていない事情が分かっている。
一方ドラマの中では32話辺りから一人、又一人と重大な事実を知ることになる。
最後にドンウクも母の口から思わず洩れた嘆きからそのことを知り…。
検事として自分が裁こうとしている当のテファンが実の父親だったのだから、その心のダメージは計り知れない。

・「秋の童話」で幼児が起こした偶然の事故とは違い、ここでは復讐の為に人為的な入れ替えが図られるという凄まじさ。

・最初は影の薄い感じだった神父さん。事実を知ったドンウクに対して…

「誰の子であろうと君は正しく育ち、誰よりも祝福されて生きてきた。体に流れる血がすべてではない。人生の価値を決めるのは魂の中に流れている血だ。今まで君を守り育ててくれた愛が本当の血だ。君の為に苦労したお母さん、君の代わりに苦しみを背負った兄さん。何よりも貴いものだろう。君は肉体の血より貴い愛で育った子だ。その愛を受けた君はお母さんの息子でドンチョルの弟なんだ。」

と諭す。ここで一気に存在感を示されました。
しかしこの日本語訳は適切なんだろうか?韓国語が分からないのはもどかしい。

<エデンの東 キャスト&登場人物>
イ・ドンチョル(ソン・スンホン) : 主人公
イ・ドンウク(ヨン・ジョンフン) : 苦しい心情を上手く表現されていた。ソン・スンホンと共に熱演!
ヤン・チュニ(イ・ミスク) : 頑固一徹な母親役がとても良かった。
シン・テファン(チョ・ミンギ) : 韓国ドラマの面白いところは、悪役も自論を堂々と展開するところ?
シン・ミョンフン(パク・ヘジン) : ジヒョンの夫、後にドンチョルの実の弟と分かる。
キム・ジヒョン(ハン・ジヘ) : ソン・スンホンとは「夏の香り」で共演。
ミン・ヘリン(イ・ダヘ) : 留学の形で途中降板。
クク・デファ(ユ・ドングン) : ヨンナンの父、紆余曲折あるも最後はヨンナンをドンチョルに託して亡くなる。
クク・ヨンナン(イ・ヨニ) : ドンチョルとの間に子を授かっていた。これはエンディングの救いに…。

・ちなみにアメリカの作家 ジョン・スタインベックが 1952年 に発表し、ジェームズ・ディーンの主役で映画化された< エデンの東>( East Of Eden)とは別物だが、 旧約聖書の創世記 におけるカインと弟アベル の確執、カインのエデンの東への逃亡のエピソードと重なることは、最終話で元看護師ユ・ミエの口から語られる。

・悲劇の元凶、シン・テファンとユ・ミエの二人は無理心中に近い形で池に沈み、ドンチョルもドンウクをかばい銃弾を受けて亡くなる。ドンウクの兄に対する疑念が完全に氷解した瞬間だったと思う。 

・いたってあっけないが、後日談のいらない納得いくエンディング。
制作年代の古いドラマの方が性に合っているようで、私の中では今年のベストでした。 

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・1986年、鳥取の西尾優市長が韓国の清州市を訪問した際に、清州市長から鳥取市長にあて同市初の名誉市民の称号が送られたとのこと。これを機に1990.8.30両市は姉妹都市として提携関係に…。

・鳥取市立図書館内の展示。

・昨年8月に姉妹都市となって丸30年に…。コロナ感染拡大のさなかで記念イベントは1年遅れで開かれました。

・両国間の過去の不幸な出来事が今も尾を引いていますが、心情的に近く感じる隣国、わだかまり無く交流したいものです。 

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【新型コロナウイルス (COVID-19) の状況】

(8/18:wed)全国の新規感染者は2万3,918人となり、1日あたりの過去最多数を更新。

I.O.
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この演技には…

2021-05-07 | Korean Dramas
【2021.05.07(fri)】
まいりました。

・韓国では2007年の放映と随分古いドラマですが、LaLaTVで4/16から再々?放送され、5/7が最終話でした。
主演のチャン・ヒョクさんとコン・ヒョジンさんのペアが新鮮に思えたこと、ひなびた島が舞台だったことで見た次第。
<キャスト>
過去に見ていなかった作品は、私にとっていつも新作です! 


・「ごめん、愛してる」のイ・ギョンヒ氏が脚本を手掛けている。
チャン・ヒョクさんにとっては除隊後の復帰作で、恋人を失くしたことで心を閉ざしてしまう医師ギソの役。

・島育ちで子供と祖父を養いながら明るく生きるシングルマザー、ヨンシンを演じるのがコン・ヒョジンさん。
彼女は2019年KBSの作品<椿の花が咲く頃>で又もシングルマザー役にてメガヒット。  
認知症の祖父を演じたのはベテラン俳優のシン・グさん。

・今回の作品で上のお三方が揃って2007年MBC演技大賞を受賞された。

・医師ギソは死んだ恋人がミスでHIVに感染させてしまった子供ボムとその家族に関わっていく。
美しいが閉鎖的な島を舞台にしてギソと、逆境に生きるヨンシン家族の交流が描かれる。 


・私が感心したのはイ・ボムを演じられた子役のソ・シネちゃん。
2話辺りから、“あれ、この子演技がとても上手じゃない?”と思い始め、回を追うごとにそれは確信に近いものに…。
この年のMBC演技大賞の子役賞を受賞。しっかりした演技は正に大人を凌いで最後まで光っていた。 

・当時はまだHIV感染に対しての認知度が低かったのだろうか。
病気のみならず偏見とも闘う主役たちの姿が印象的で、正しい知識の啓蒙も一つのテーマだったのかと思う。
HIVと認知症、2つの重い課題がありながら、家族愛、島の人達の温かな人間関係がそれを包みこんでくれたようだ。

・本国での前評判は高くなかったらしい。だが放映が開始されると回を追うごとに人気が上昇。
同時間帯の他局ドラマを抜き、最高視聴率20.5%でトップに…。 この結果にも納得がいく。   
ぬいぐるみを背負って歩くボムちゃんの姿と、爺ちゃんのチョコパイが当分頭を離れない。 

I.O
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壮絶な結末なのに…

2021-02-21 | Korean Dramas
【2021.02.21(sun)】    
悲壮感を感じなかった。

<パラサイト 半地下の家族>が1月の「金曜ロードSHOW!」に登場しました。

・ポン・ジュノ監督作品。
第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞を、更に第92回アカデミー賞作品賞の受賞を果たし華々しい評価を受けた韓国映画。

・韓国ドラマではよく登場する半地下の家。その住まいでその日暮らしの生活を送る4人家族のキム一家。長男のギウは友人の口利きでIT企業CEOであるパク氏の豪邸で娘の家庭教師をすることになる。程なく妹のギジョンも同じ家で息子の美術教師をすることに…。ギジョンは車に仕掛けをしてお抱えの運転手を辞めさせ、代わりに父親を紹介することに成功。更に3人が協力して住み込みの家政婦を追い出し、ついには母親までも入り込む。あり得ないだろうと思いながらも至って痛快。ぐいぐい引っ張っていく監督の手腕に脱帽!
相反する2家族に元家政婦の家族が絡んでショッキングな結末へ…。韓国の格差社会を描いたダークコメディ。

・キム一家はピザ屋の箱折りで効率化を目指したが逆効果だった。

・半地下と高台。経済格差を物理的な高低差で見せるという仕組み。
半地下住居のセットは実際の大きさで製作され、微細な小道具や壁に染み付いた垢まで再現。主な撮影場所となった高台の大邸宅は有名建築家の作品を参考に全州市と安城市に建てられたらしい。社会の両極を視角化したセットは高く評価されたという。 

・韓国映画初となるカンヌのパルム・ドール受賞、非英語作品のアカデミー賞作品賞受賞は史上初とのこと。
又、アカデミー作品賞とカンヌの最高賞を同時に受賞した作品は<マーティ>以来65年振りだったそう。

・韓国では2019年5月に公開され日本でも2019年12月から限定公開された。
日本での最終興行収入は47.4億円となり、日本国内で公開された韓国映画では2005年公開の<私の頭の中の消しゴム>の記録を超えた。

・切実な社会テーマに対する風刺が根底にありながら、一方でユーモアが感じられる。
中身は大きく違うが日本映画の<万引き家族>に共通の感覚があるような気がした。

・後半はどんでん返しが続き目が離せない。キャストも良かった。見ている間ずっと面白いという稀な作品でした。 

I.O
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心の動きが…

2018-09-11 | Korean Dramas
【2018.09.11(tue)】
表情で伝えられる人 

・LaLaTVで7/上旬から放送されていた<黄金色の私の人生 2017年 kBS 52話>が今日終わりました。
時代劇の<王女の男 2011年 kBS>で主演を務められたパク・シフさんが
5年ぶりのドラマ復帰とのことで興味をもって見始めたドラマでした。


・本来仲の良い幸せな家庭であるはずだったのに、母親が娘を思うあまり思わずついたウソからドラマが展開していきます。
ありえないシチュエーションながら、この筋立てこそが新しい試みだったと思います。

・ほのぼのとした家族愛を描くドラマで、ロマンスはあるが三角関係がない。ドロドロ愛憎劇ではないのに途中でやめられない。
ストーリーの展開は小気味いい。中だるみ感がなく納得できる結末で52話が終了。 

<キャスト>が充実していると感じました。
主役から脇役にいたるまで好印象なのは本当に珍しいこと。これは監督の手腕なのかな? 

・パク・シフさんの演技からは誠実さが伝わる。イ・テファンさん、ソ・ウンスさんの演技も清々しい。
ジアンの父役だったチョン・ホジンさん。ドラマ終盤で死期を悟ってからのシーンでは、趣味のクラシックギター演奏が生きていました。

・私が気に入ったのはパク・シフさんの相手役ソ・ジアンを演じられた<シン・ヘソン>さん。
このドラマが初の主演だったそうですが、演技力はベテランの域と感じました。 
表情や視線で心の動きを巧みに表現されます。


・「女優として固定されたイメージがついてしまうと、それから抜け出すのは大変です。
限定されたイメージは最大限遠い未来であってほしい。それまではいろんなことを試していきたい。」と語っておられました。
彼女の今後の出演作品に注目してみようと思います。  
 
・昨年9月から放送された韓国での最高視聴率は47.5%だったそう。頷ける数字でした。
視聴率が高かったドラマは再放送されるケースが多いですね。早速LaLaTVで再放送が始まっています。  

・ちなみに2017年の年末に行なわれたKBSの演技大賞では多くの賞を獲得。
【ベストカップル賞】パク・シフ&シン・ヘソン
【優秀賞(長編ドラマ部門・男性)】パク・シフ(チェ・ドギョン役)
【優秀賞(長編ドラマ部門・女性)】シン・ヘソン(ソ・ジアン役)
【大賞】チョン・ホジン(ジアンの父役)→ その昔 トンイのお父さん役でした。
【脚本家賞】ソ・ヒョンギョン→ かつてのヒット作品 「いとしのソヨン(私の娘ソヨン)」もこの人の脚本

***ドラマの挿入歌***風が吹いて来て***よく流れました***


・ドラマ大国ならではの作品? 今年上半期のマイベストでした。 

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・パク・シフさんの人気にあやかってか?古いドラマ<検事プリンセス 2010年 SBS 16話>
9/30(sun)から週一、LaLaTVでスタートします。(1日で4話消化)
これもソ・ヒョンギョンさんの脚本。主演のキム・ソヨンさんの演技に共感できるかがポイントですね!

See you.

I.O
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そろそろ新年度へ

2018-02-19 | Korean Dramas
【2018.02.19(mon)】
昨年放送されていた韓国ドラマから 

・数はこなしていなかったのですが…最終話まで引っ張られて見た作品がいくつかありました。


<師任堂(サイムダン)色の日記 2017年 SBS LaLaTV:30話>

・何といっても“チャングム”のイ・ヨンエさんが13年ぶりに時代劇ドラマに復帰したということで、思わず見たような次第。
相手役のイ・ギョムを演じるのは「夏の香り」のミヌ役だったソン・スンホンさんでこれまた懐かしい。
全般に<キャスト>が充実していました。

・“申師任堂”は朝鮮時代の女流書画家で良妻賢母としても知られた存在らしい。
ドラマは彼女が生きた1,500年代と現代が交差しつつ展開する、韓国ドラマに多用される手法。

・朝鮮時代の画家と現代に生きる美術史講師の二役をイ・ヨンエさんが演じられる。
毅然とした態度、変わらず気品のある美しさで役柄にもピッタリと感じました。

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・毎日ドラマとして作られた長丁場の作品では<女の秘密 2016年 KBS BS11:104話>が面白かった。

・不慮の事故に遭遇し昏睡状態に陥ったヒロインが3年後奇跡的に意識を取戻し、
失った記憶と家族を取り戻そうと奮闘する姿を描いた現代愛憎劇。ドロドロ 
敵役のソリンを演じたキム・ユンソさん。彼女の放言にあきれ果て、そんな論理をよく考えるなーとむしろ脱帽。 ⇒ <キャスト>

・ちなみに主役のオ・ミンソクさんはこの演技で毎日ドラマ部門の優秀賞を獲得。
最高視聴率25%を超えたのも納得でした。

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・生き別れた娘が婿の嫁として現れるという、奇抜なストーリーだった<私の婿の女 2016年 SBS LaLaTV:120話>
オクニョの明宗役で出演されているソ・ハジュンさんが現代劇の主役でも活躍…清々しい演技だったと思います。 ⇒ <キャスト>

・殆どありえないシチュエーションながら、2つのドラマには新しい試みを感じました。 

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<キャリアを引く女~キャリーバッグいっぱいの恋~ 2016年 MBC KNTV:16話>

・法律事務所に在籍する優秀な事務長グムジュ。
試験恐怖症で司法試験に失敗、人生の挫折を経験したアラフォーヒロインをチェ・ジウが演じる。
いつも大きな旅行用キャリーバッグを携え事件の処理に奔走。
何回も登場する法廷でのシーン、彼女の活躍で裁判結果がひっくり返る…見ていて気分爽快でした。 

・タイトルは「裁判書類を詰め込んだ“キャリーバッグ”を引っ張って“キャリア”を築き直すヒロイン」
の二つの意味が重なっているよう。
最終回の視聴率は14話より1.1%上昇し自己最高視聴率で放送を終了したそうです。 ⇒ <キャスト>

・視聴率が高かったドラマは日本国内でも再放送されるケースが多いので何度も見る機会があるでしょう。
日本BS放送(BS11)を見る機会が多くなってきました。
結局のところ私の場合、自分のお気に入りの俳優さんが出演しているか否かが選んだポイントになってるようです。 

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・昨年4月から見続けてきた<オクニョ 運命の女 2016年 MBC BSプレミアム:51話>(原題:獄中花)も終盤近くになってきました。


・朝鮮王朝時代の様々な官庁を舞台にしてきたイ・ビョンフン監督。
今回描いたのは、この時代に囚人を管理する部署だった“典獄署”。チョノクソの発音が面白いですね。

・その典獄署で生まれ育ったオクニョが主人公。多くの苦難に果敢に立ち向かい、自らの愛と人生を取り戻すというストーリー。
オクニョを演じるのは若手俳優チン・セヨンさん。時代劇のせりふ回しやアクションに初めて挑戦し監督からも称賛されたとか。
ドラマを見ていても、回を追うごとに演技に自信をつけている様が窺えました。

・3人の男性との出会いはオクニョの運命を変えていくことに…。
典獄署の囚人でオクニョが少女の頃から親しかったのがユン・テウォン。演じるのは“グリーンローズ”での主役が印象深いコ・スさん。
身分を隠して典獄署の視察に来た男性は朝鮮王朝第13代王「明宗」
捕盗庁高官ソン・ジホンも関わりますが、スト-リー後半では影が薄い感じでした。

・毎回新たな展開があって面白く、欠かさずに見ました。
少し気になったのが中盤に差し掛かった時に感じたストーリーのウロウロ感。
後で振り返ってあのエピソードは本筋にどれだけ必要だったのだろうとの思いも持ちました。
でも1年間続く大河ドラマのような位置付けですから、遊びや息抜きも必要でしょう。上手く作られていると思います。
早々と姿を消したチョン・グァンリョルさんの演技はもう少し見たかった。 ⇒ <豪華キャスト>

・エンディングが近くなり、一気に形勢逆転が予想される展開になってきました。
視聴者の嗜好が変わっていく中で、韓国での平均視聴率19%は善戦といえるでしょう。
イ監督の演出力に対する信頼感を感じます。
日本での視聴率も良かったのでしょうか? NHK総合で4/8(SUN)23:00~再スタートするそうです。

・<オクニョ>が終了した後、BSプレミアムの同時間帯には韓国ドラマ<仮面の王 イ・ソン>の放送が決定したようです。
ドラマの時代背景や設定は全く架空の物のよう。若手俳優が沢山出演されるようですね。 
4/15スタート。4/8には直前スペシャルが予定されています。

See you.

I.O
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ドラマ成功の立役者は…

2017-02-15 | Korean Dramas
【2017.02.15(wed)】
私が見逃していた韓国時代劇

・鳥取の大雪は、だれもが慣れていない積雪量でしたから後遺症が残りました。
家のまえの道路は一回除雪車が通ったのみで手が足りず、穴ぼこだらけにて多くの車がスタックすることに。
次第に路面から雪が消えて行き、やっとスムースに通れるようになりました。
ただ積まれた雪の壁が高く、その陰から突然車が現れるので肝を冷やします。お互いに相手が見えていないので恐い。

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・昨年の11/16(wed)からBSJで週5日のペース放送されていた<トンイ>が2/13(mon)に最終回を迎えました。


・韓国ドラマファンなら殆どの方がご存知のはずのドラマで、2010年の作品ですから皆さんが既に見られたことでしょう。
日本では2011年にNHK BSプレミアムで放送されてから民放でも何回か再放送されました。

・私は放送が始まったのち、途中の何話かををチラチラ見る機会はあったのですが、
時代劇は初回からキチンと見ないと気が済まない性質なので、全話を完全に見たのは今回が初めてとなりました。

・実に7年も前の作品です。撮影当時22歳だったハン・ヒョジュさんも29歳なんですね。まあ誰もが年取るわけですが…。

・時代は17世紀後期から18世紀前期までの李氏朝鮮が舞台。
低い身分から側室にまで上り詰め、朝鮮王朝第21代王英祖の母となった崔淑嬪の一生が描かれたドラマ。
トンイとして語られる淑嬪崔氏は1670年生まれの実在する人物。
朝鮮第19代王粛宗に見初められて淑嬪となり、最初の息子を出産するもその子は2ヶ月で亡くなってしまう。
1694年にヨニン君(後の21代王の英祖)を産んだ後に淑儀に昇る。
実際に仁顕王妃とは仲がよくて、チャン禧嬪からは迫害を受けていたとか。
この辺りはドラマも史実に沿って作られているようです。そして1718年に息子が王になる前に亡くなる。

・モデルとなっている崔淑嬪の出自や下女として宮廷入りする前の資料はなく、
劇中の“トンイ”と言う名前も含めドラマ内のフィクションとのこと。
貧しい幼少期を送るが努力家で正義感が強く、知性と行動力に溢れる女性として描かれている。
対立するチャン禧嬪とのエピソードは物語の中で一番の核になっていると思います。

・ドラマの中とは打って変わって…

・イ・ビョンフン監督の作品を見ると、医学、工学、美術、音楽などが常に背景にあります。
「トンイ」では朝鮮の伝統音楽が一つのテーマになっていて、ドラマの中盤では宮廷の楽団「掌楽院」が舞台として登場します。
トンイがヘグム(奚琴/해금)という楽器を弾き、これが王の耳にとまるのもエピソードの一つに。

・幼少期のトンイを演じられたのは子役のキム・ユジョンさん。
4話の最後、ヘグムを弾くシーンでハン・ヒョジュさんにバトンタッチされるまでとても良い演技をされたと思います。
5歳から子役デビューした彼女も今は17歳。すっかり大人びた姿に…。
最終60話にて再び登場するサプライズ場面もありました。

・トンイを演じられたお二人

・ヨニン君(後の21代王の英祖)を演じたイ・ヒョンソク君も良かった。総体に子役さんの演技は上手いですね。

・個人的な想いですが、他のイ・ビョンフン監督作品と比べるとストーリー全般で勃発する事件がややあっさりと解決する感じを受けました。
役者さんが若かったのを配慮されて? 遭遇する苦難の度合いは軽くしてあったのかな?

・「チャングム」を初めイ・ビョンフン監督の作品を殆ど見ている中で、このドラマだけが縁遠かったのは主役を演じられたハン・ヒョジュさんの印象が薄かったということもあります。初めて見たのはユン・ソクホ監督の<春のワルツ>で彼女がまだ10代の頃でした。

・トンイを演じる彼女は生き生きと輝いています。
撮影時には22歳になっておられたのですがそれにしても若い。
60話にも及ぶ歴史大河ドラマで主役を張るというのは並大抵のことではないでしょう。
「チャングム」の時のイ・ヨンエさんが32歳、「イ・サン」のハン・ジミンさんが30歳ですからこの若さは際立っていますね。
経験が浅いので演技力の面では不足があったのかも知れませんが、崔淑嬪の人間性や心意気は充分に伝わってきました。
好演だったと思います。

・イ・ビョンフン監督も自らの著書の中で、<トンイ>成功の一等功臣は間違いなくハン・ヒョジュであると…。

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・BSJで放映中の現代ドラマ<伝説の魔女>~愛を届けるベーカリー~(MBC2014年制作 40話)を見ています。

・韓国で最高視聴率31.4%を記録した作品。原題は<雪辱の魔女>。私はこの題のほうがいいと思う。
ストーリーの類型は沢山あり、終末も予測できるドラマですがそれでもやっぱりはまってしまう。
パク・クニョン、コ・ドゥシムさんらの大御所が出演されています。

・シリアスとコミカルが混在するのが今のドラマの傾向なんでしょうか。
結構凝った筋立てになっていて楽しめます。

See you.

I.O
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もう終了が近い。

2016-08-10 | Korean Dramas
【2016.08.10(wed)】
二つの時代劇

・BSプレミアムで放送されてきた<イニョプの道>はあと2回で終わりです。
時代劇の20話というのはちょっと短い感じがします。メインキャストに感情移入出来ませんでした。
“下女たちの世界を生き生きと描く”ことがコンセプトとなっていましたが、このストーリーの中ではそれが生かし切れてないと思いました。
皆さんの感想は如何でしょう。

・BS JAPANで5/30から再放送されたmajorなメディカル時代劇(リメイク版)を見ていました。

<ホジュン~伝説の心医~>
撮影時期:2013年 MBC
再放送時期:2016.5.30~2016.8.31(BSJ 月~金 全68話)
主演:キム・ジュヒョク(ホジュン)、パク・ジニ(イェジン)
演出:キム・グンホン

・1999年に制作され、韓国ドラマ史上空前の視聴率60%越えのヒットを記録した<ホジュン~宮廷医官への道~>
イ・ビョンフン演出、チョン・グァンリョル主演で日本公開時には本当に熱中して見たものです。

・今回作品は、14年振りとなるリメイク版。
の身分から王の主治医にまで上り詰め、世界記憶遺産「東医宝鑑」を著した朝鮮王朝の実在の名医ホジュンの生涯をドラマティックに描いたヒューマンドラマ。

・脚本は前作品<ホジュン~宮廷医官への道~>と同じチェ・ワンギュ。
大筋は勿論、細部のエピソードも変わっていない(らしい)。
前作は見ていますが、年数が経っているので小さなエピソードは殆ど忘れています。新鮮に感じました。

・主人公を演じているのはキム・ジュヒョクさん。
最初は少し線が細いのかなと思いましたが、話が進んで行くうちに、むしろ医官役には良く合っている風貌?と感じるようになりました。
前作のチョン・グァンリョルさんとのタイプの違いを楽しめます。

<出演者の顔ぶれ>は見知った顔のオンパレード。
イニョプの父親役で短期間出演されたチョン・ノミンさんが、朝鮮第14代王 宣祖役でした。

・脇役でオリジナル版、リメーク版両方に出演されている方がちらほら。
チェ・サンフン、シン・グク、ナ・ソンギュン、チェ・ジェホの各氏。
前作では使用人の役柄だったのが、今回は年を重ね高官の役という方が多い。

・イ・スンアさんは名前は違うが医女役を、イ・ゲインさんは前作と全く同じドルセ役を演じる。
14年を経て同じ役柄というのも中々珍しいのでは。

・キョン・ミリさん。朱蒙での王妃役、イ・サンでの惠慶宮ホン氏など時代劇で身分の高い役回りだった方で“チャングムの誓い”でのチェ尚宮役が一番印象に残っています。今回は喋りたがりで下衆な性格の猟師の妻役。全く違うキャラでもなんなく演じられるのですね。
登場人物は数えきれないほどですが、筋がいたってシンプルなので見る側の負担は感じません。

・50話を過ぎたところで舞台は恵民署から王宮へと移っていきます。
エピソードの中には倭国の侵略があり、何かしら複雑な思いで見る。
あらすじによればドラマの終盤ではジュンが医書編纂に励む姿が描かれます。

・演出はキム・グンホンでイ・ビョンフン監督の下で長く研鑽を積まれた人らしい。
まあ前作が余りにmajorだったので視聴率は遠く及ばず、
最高でも11.8%だったようですが、私は充分楽しみました。

・時代劇の中でもメディカル物が一番好きです。
MRIやPETの検査が全盛の現代医療とかけ離れた内容が面白い。

・脈をとるだけで病名が告げられ、治療は生薬を煎じた湯液を処方するだけ。
まるでSFを見ているかのようで痛快です。

・久し振りに次回が待ち遠しいドラマでした。

I'm really into Korean Dramas.
See you.

I.O
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