【2021.08.18(wed)】
★題名にまつわるエピソード
・<エデンの東>
2008年放映と随分古いドラマですが、LaLaTVの再放送を見始めると止められず3ヵ月弱経って、8/18に最終話を見終わりました。
制作当時、韓国では最高視聴率32.3%を記録し、2008年度最大のヒットとなった作品。
・兵役後約5年ぶりの復帰となる<ソン・スンホン>の出演作ということで放送開始前から大きな話題となったようだ。
・「秋の童話」や「夏の香り」の当時と比べ、この作品中でみせる彼の演技は明らかにレベルが違う。
イ・ドンチョルの成人役で第6話からの登場だったが、どんなに打ちのめされても最初から最後までカッコいい!
・鉱夫の息子、イ・ドンチョル(ソン・スンホン)と弟のイ・ドンウク(ヨン・ジョンフン)は、幼少時代に石炭鉱業所所長シン・テファン(チョ・ミンギ)のせいで死に追いやられた父イ・ギチョル(イ・ジョンウォン)の復讐を誓いながら育つ。
・父子や兄弟でかわすサイン、ギチョルが坑道に入る時に携えていた鳥籠は、ずっとイ家に吊るされていて印象深い。
・父を亡くし母親を助けながら、互いに支え合うドンチョルとドンウク。
だがドンチョルはテファンの陰謀でドンウクと引き裂かれ、少年院を経てダーティな世界に染まっていく。
・ “ 愛すべきか、憎むべきか、許すべきか ”
1960年代から現代を背景に、同時刻、同じ病院で生まれた2人の男性の運命が、
裏切り、復讐、悲恋、家族愛などの要素を絡めながら描かれる。
・視聴者は早い段階で表に出ていない事情が分かっている。
一方ドラマの中では32話辺りから一人、又一人と重大な事実を知ることになる。
最後にドンウクも母の口から思わず洩れた嘆きからそのことを知り…。
検事として自分が裁こうとしている当のテファンが実の父親だったのだから、その心のダメージは計り知れない。
・「秋の童話」で幼児が起こした偶然の事故とは違い、ここでは復讐の為に人為的な入れ替えが図られるという凄まじさ。
・最初は影の薄い感じだった神父さん。事実を知ったドンウクに対して…
「誰の子であろうと君は正しく育ち、誰よりも祝福されて生きてきた。体に流れる血がすべてではない。人生の価値を決めるのは魂の中に流れている血だ。今まで君を守り育ててくれた愛が本当の血だ。君の為に苦労したお母さん、君の代わりに苦しみを背負った兄さん。何よりも貴いものだろう。君は肉体の血より貴い愛で育った子だ。その愛を受けた君はお母さんの息子でドンチョルの弟なんだ。」
と諭す。ここで一気に存在感を示されました。
しかしこの日本語訳は適切なんだろうか?韓国語が分からないのはもどかしい。
<エデンの東 キャスト&登場人物>
イ・ドンチョル(ソン・スンホン) : 主人公
イ・ドンウク(ヨン・ジョンフン) : 苦しい心情を上手く表現されていた。ソン・スンホンと共に熱演!
ヤン・チュニ(イ・ミスク) : 頑固一徹な母親役がとても良かった。
シン・テファン(チョ・ミンギ) : 韓国ドラマの面白いところは、悪役も自論を堂々と展開するところ?
シン・ミョンフン(パク・ヘジン) : ジヒョンの夫、後にドンチョルの実の弟と分かる。
キム・ジヒョン(ハン・ジヘ) : ソン・スンホンとは「夏の香り」で共演。
ミン・ヘリン(イ・ダヘ) : 留学の形で途中降板。
クク・デファ(ユ・ドングン) : ヨンナンの父、紆余曲折あるも最後はヨンナンをドンチョルに託して亡くなる。
クク・ヨンナン(イ・ヨニ) : ドンチョルとの間に子を授かっていた。これはエンディングの救いに…。
・ちなみにアメリカの作家 ジョン・スタインベックが 1952年 に発表し、ジェームズ・ディーンの主役で映画化された< エデンの東>( East Of Eden)とは別物だが、 旧約聖書の創世記 におけるカインと弟アベル の確執、カインのエデンの東への逃亡のエピソードと重なることは、最終話で元看護師ユ・ミエの口から語られる。
・悲劇の元凶、シン・テファンとユ・ミエの二人は無理心中に近い形で池に沈み、ドンチョルもドンウクをかばい銃弾を受けて亡くなる。ドンウクの兄に対する疑念が完全に氷解した瞬間だったと思う。
・いたってあっけないが、後日談のいらない納得いくエンディング。
制作年代の古いドラマの方が性に合っているようで、私の中では今年のベストでした。
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・1986年、鳥取の西尾優市長が韓国の清州市を訪問した際に、清州市長から鳥取市長にあて同市初の名誉市民の称号が送られたとのこと。これを機に1990.8.30両市は姉妹都市として提携関係に…。
・昨年8月に姉妹都市となって丸30年に…。コロナ感染拡大のさなかで記念イベントは1年遅れで開かれました。
・両国間の過去の不幸な出来事が今も尾を引いていますが、心情的に近く感じる隣国、わだかまり無く交流したいものです。
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【新型コロナウイルス (COVID-19) の状況】
(8/18:wed)全国の新規感染者は2万3,918人となり、1日あたりの過去最多数を更新。
I.O.
★題名にまつわるエピソード
・<エデンの東>
2008年放映と随分古いドラマですが、LaLaTVの再放送を見始めると止められず3ヵ月弱経って、8/18に最終話を見終わりました。
制作当時、韓国では最高視聴率32.3%を記録し、2008年度最大のヒットとなった作品。
・制作年: 2008年 56話(50話完結予定が好評で、急遽6話延長となったらしい。)
・ディレクター・監督 : キム・ジンマン、チェ・ビョンギル 脚本 : ナ・ヨンスク 総制作費250億ウォン
・ディレクター・監督 : キム・ジンマン、チェ・ビョンギル 脚本 : ナ・ヨンスク 総制作費250億ウォン
・兵役後約5年ぶりの復帰となる<ソン・スンホン>の出演作ということで放送開始前から大きな話題となったようだ。
・「秋の童話」や「夏の香り」の当時と比べ、この作品中でみせる彼の演技は明らかにレベルが違う。
イ・ドンチョルの成人役で第6話からの登場だったが、どんなに打ちのめされても最初から最後までカッコいい!
・下働き時代のドンチョル。マカオでのロケ風景も良かった。
・鉱夫の息子、イ・ドンチョル(ソン・スンホン)と弟のイ・ドンウク(ヨン・ジョンフン)は、幼少時代に石炭鉱業所所長シン・テファン(チョ・ミンギ)のせいで死に追いやられた父イ・ギチョル(イ・ジョンウォン)の復讐を誓いながら育つ。
・父子や兄弟でかわすサイン、ギチョルが坑道に入る時に携えていた鳥籠は、ずっとイ家に吊るされていて印象深い。
・父を亡くし母親を助けながら、互いに支え合うドンチョルとドンウク。
だがドンチョルはテファンの陰謀でドンウクと引き裂かれ、少年院を経てダーティな世界に染まっていく。
・ “ 愛すべきか、憎むべきか、許すべきか ”
1960年代から現代を背景に、同時刻、同じ病院で生まれた2人の男性の運命が、
裏切り、復讐、悲恋、家族愛などの要素を絡めながら描かれる。
・ドンチョルと弟達に関わる3人の女性。
キム・ジヒョン(ハン・ジヘ)、ミン・ヘリン(イ・ダヘ)、クク・ヨンナン(イ・ヨニ)
複雑に絡み合う役どころを好演!
キム・ジヒョン(ハン・ジヘ)、ミン・ヘリン(イ・ダヘ)、クク・ヨンナン(イ・ヨニ)
複雑に絡み合う役どころを好演!
・ドンウクと大学同期のミン・ヘリン役だったイ・ダヘさん。
主要な役どころだったのに本人の意向?で途中降板されたのは残念。
韓国ドラマではままあることだが、ドラマ上ではUSA留学という穏便な扱い。
主要な役どころだったのに本人の意向?で途中降板されたのは残念。
韓国ドラマではままあることだが、ドラマ上ではUSA留学という穏便な扱い。
・終始一貫して熱愛の二人だったが…。
・視聴者は早い段階で表に出ていない事情が分かっている。
一方ドラマの中では32話辺りから一人、又一人と重大な事実を知ることになる。
最後にドンウクも母の口から思わず洩れた嘆きからそのことを知り…。
検事として自分が裁こうとしている当のテファンが実の父親だったのだから、その心のダメージは計り知れない。
・「秋の童話」で幼児が起こした偶然の事故とは違い、ここでは復讐の為に人為的な入れ替えが図られるという凄まじさ。
・最初は影の薄い感じだった神父さん。事実を知ったドンウクに対して…
「誰の子であろうと君は正しく育ち、誰よりも祝福されて生きてきた。体に流れる血がすべてではない。人生の価値を決めるのは魂の中に流れている血だ。今まで君を守り育ててくれた愛が本当の血だ。君の為に苦労したお母さん、君の代わりに苦しみを背負った兄さん。何よりも貴いものだろう。君は肉体の血より貴い愛で育った子だ。その愛を受けた君はお母さんの息子でドンチョルの弟なんだ。」
と諭す。ここで一気に存在感を示されました。
しかしこの日本語訳は適切なんだろうか?韓国語が分からないのはもどかしい。
<エデンの東 キャスト&登場人物>
イ・ドンチョル(ソン・スンホン) : 主人公
イ・ドンウク(ヨン・ジョンフン) : 苦しい心情を上手く表現されていた。ソン・スンホンと共に熱演!
ヤン・チュニ(イ・ミスク) : 頑固一徹な母親役がとても良かった。
シン・テファン(チョ・ミンギ) : 韓国ドラマの面白いところは、悪役も自論を堂々と展開するところ?
シン・ミョンフン(パク・ヘジン) : ジヒョンの夫、後にドンチョルの実の弟と分かる。
キム・ジヒョン(ハン・ジヘ) : ソン・スンホンとは「夏の香り」で共演。
ミン・ヘリン(イ・ダヘ) : 留学の形で途中降板。
クク・デファ(ユ・ドングン) : ヨンナンの父、紆余曲折あるも最後はヨンナンをドンチョルに託して亡くなる。
クク・ヨンナン(イ・ヨニ) : ドンチョルとの間に子を授かっていた。これはエンディングの救いに…。
・ちなみにアメリカの作家 ジョン・スタインベックが 1952年 に発表し、ジェームズ・ディーンの主役で映画化された< エデンの東>( East Of Eden)とは別物だが、 旧約聖書の創世記 におけるカインと弟アベル の確執、カインのエデンの東への逃亡のエピソードと重なることは、最終話で元看護師ユ・ミエの口から語られる。
・悲劇の元凶、シン・テファンとユ・ミエの二人は無理心中に近い形で池に沈み、ドンチョルもドンウクをかばい銃弾を受けて亡くなる。ドンウクの兄に対する疑念が完全に氷解した瞬間だったと思う。
・いたってあっけないが、後日談のいらない納得いくエンディング。
制作年代の古いドラマの方が性に合っているようで、私の中では今年のベストでした。
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・1986年、鳥取の西尾優市長が韓国の清州市を訪問した際に、清州市長から鳥取市長にあて同市初の名誉市民の称号が送られたとのこと。これを機に1990.8.30両市は姉妹都市として提携関係に…。
・鳥取市立図書館内の展示。
・昨年8月に姉妹都市となって丸30年に…。コロナ感染拡大のさなかで記念イベントは1年遅れで開かれました。
・両国間の過去の不幸な出来事が今も尾を引いていますが、心情的に近く感じる隣国、わだかまり無く交流したいものです。
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【新型コロナウイルス (COVID-19) の状況】
(8/18:wed)全国の新規感染者は2万3,918人となり、1日あたりの過去最多数を更新。
I.O.