【2018.04.07(sat)】
★浮世絵師<歌川広重>の想い。
・日本海新聞創刊135周年記念事業として
【平木コレクション 歌川広重の世界 保永堂版東海道五十三次と江戸の四季】が県立博物館で開催中です。(3/31~4/30)
・この当時の浮世絵版画は、企画を練る版元、絵師の他に彫師、摺師がいて4者の分業であったらしい。
色数によっては版の数が十数枚に及ぶことになるので、完成までには大変な手間が掛かったようです。
・広重の東海道のシリーズは人気で多くの版元から刊行され、分かっているだけで24種以上と言われていますが、その最初の版元が保永堂とのこと。
・今回は広重の代表作、東海道五十三次すべての「初摺」が展示され、13点は「後摺」又は「変わり図」が並べて展示されているので、
その違いを見比べることが出来ます。
・日本橋を起点にして東海道を下り、京の三条大橋まで53の宿場町が描かれています。
個人的には「庄野」の斜めに降る雨がいいと思いました。雨音が聞こえるような強い雨足が感じられます。
濃淡だけの竹林が背景になっていて、突然の雨に慌てる旅人や駕籠かきのしぐさが面白い。
作品全般に言えますが、構図はどれも緻密に計算された?感が伝わり素晴らしい。
・私は印刷物ではない本物の浮世絵版画を初めて見ましたが、思いのほかサイズが小さいのに驚きました。
まあ版画ですからそんなに大きくはできないですよね。長い年月を経過しているのに痛みは感じられず保存状態は良好です。
・展示物の撮影は許可されていません。自分の目で見ておく価値のある作品展だと思いました。
See you.
I.O
★浮世絵師<歌川広重>の想い。
・日本海新聞創刊135周年記念事業として
【平木コレクション 歌川広重の世界 保永堂版東海道五十三次と江戸の四季】が県立博物館で開催中です。(3/31~4/30)
・最後に撮影コーナーが設けられていました。五十三次スタートの日本橋。
・この当時の浮世絵版画は、企画を練る版元、絵師の他に彫師、摺師がいて4者の分業であったらしい。
色数によっては版の数が十数枚に及ぶことになるので、完成までには大変な手間が掛かったようです。
・広重の東海道のシリーズは人気で多くの版元から刊行され、分かっているだけで24種以上と言われていますが、その最初の版元が保永堂とのこと。
・今回は広重の代表作、東海道五十三次すべての「初摺」が展示され、13点は「後摺」又は「変わり図」が並べて展示されているので、
その違いを見比べることが出来ます。
・日本橋を起点にして東海道を下り、京の三条大橋まで53の宿場町が描かれています。
個人的には「庄野」の斜めに降る雨がいいと思いました。雨音が聞こえるような強い雨足が感じられます。
濃淡だけの竹林が背景になっていて、突然の雨に慌てる旅人や駕籠かきのしぐさが面白い。
作品全般に言えますが、構図はどれも緻密に計算された?感が伝わり素晴らしい。
・私は印刷物ではない本物の浮世絵版画を初めて見ましたが、思いのほかサイズが小さいのに驚きました。
まあ版画ですからそんなに大きくはできないですよね。長い年月を経過しているのに痛みは感じられず保存状態は良好です。
・展示物の撮影は許可されていません。自分の目で見ておく価値のある作品展だと思いました。
See you.
I.O