いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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祝!出場決定~サッカー五輪予選 日本vsバーレーン

2012年03月14日 21時48分26秒 | いいことないかな
勝って出場を決めたかった日本。
ここで勝負強さを見せてほしい。


前半はやや消極的な立ち上がり。
様子をうかがうように、ゆっくりと展開。
チャンスは何本が生まれるも、得点できない。酒井から大津へのドンピシャで送ったシーンは惜しかった。シュートチャンスは少ないが、攻めの形を作ってゆく。ただ、ショートパス交換の呼吸が若干ズレがある為、フィニッシュに結びつかない。

無得点のまま折り返す。

後半、左サイドからの再三の中央への折り返しを続けて、遂に先取点!

扇原が思い切ってゴール前に詰めて、先制。


更に、左サイドを抜けて、中央折り返しが合わずに大津を抜けたと思いきや、清武の追加点が決まった!

冷静にキーパーの位置を見極めて、空き隅に鮮やかに決めた。
焦ってフカシがちな場面でも、きっちり決めるあたり、やるな。



『英国王のスピーチ』の感想

2012年03月14日 19時14分34秒 | 俺のそれ
かなり遅れたけれども、観ました。

評判通りに、とてもよい出来でした。俳優さんが素晴らしい。
対比される音声のいい人の発声と英国風の気取った感じの発音も、雰囲気が出ていて(当方は英語が苦手なのであくまで個人的感じ、ですが)とても良かった。


王様という一般人とは全く違う立場の人の、深い深い苦悩が描かれていて、そうだろうな、と思った。ありがちな「楽そうでいいじゃないか」というような批判を受けそうではあるけれど、そういう立場になった人にとっては、まさしく「隷属・隷従」のようなものでしかないということにもなるので。

自分の好きな人と結婚すら許されない、ということの、何と不自由なことか。そういう犠牲を払うことが求められる、というのと、王という立場がどういうものか、というのがうまく対照的に描かれていた。

日本人であると、天皇陛下という存在が念頭にあるわけだが、何らの実権もなく、徴税権もないし、これといって実質的権限などないのだが、そうであってでさえ国をまとめる存在として君臨し続けるのである。英国王もまさしくこれと同じなのだな、と感じた。

何故英国王が王としての地位を維持するかというと、権限はないのに「国民に話しかける」ことだけなのだ。あくまで国民の心の中にある、権威ということでしかないのである。強権で何かをされるとかではない、心の内にある「そういうもんだ」ということだけである。何故王が王の地位にあるのか、と問われてみても、「そういうもんだ」としか言えない、というような感覚である。

英国王を身近に感じた人は多くいたのではないかと思う。私自身がそうであったから。