没後470年のクレマン・マロ、没後120年のルコント・ド・リール、生誕170年のヴェルレーヌ、没後70年のマックス・ジャコブ、没後３0年のアンリ・ミショー等の詩人たちの言葉には、曲が付けられていることを知りました。芸術の秋、フランス音楽の夕べが開催されます。
フランス音楽の夕べ) Soirée de musique française フランスの詩を歌う
(林千恵子 / メゾソプラノ、稲垣聡/ピアノ)
日時:2014年09月12日(金曜) 19:00
会場:日仏会館ホール - 渋谷区恵比寿3丁目
一般: 3.000円、日仏会館/日仏音楽協会会員: 2.000円、 学生: 1.500円 定員:120名 / 要事前予約
主催: 公益財団法人
要事前登録: 日仏会館ウェブサイトのトップページの「イベント参加登録」からアカウントを 作成し、事前申し込みをお願いいたします。インターネットを利用していない方はファックス (03-5424-1200)または電話(☎ 03-5424-1141)にて参加登録をお願いいたします。
プログラム
Clément Marot (没後470年) Maurice Ravel Deux épigrammes de Clément Marot Georges Enesco Sept chansons de Clément Marot
Leconte de Lisle (没後120年) Gabriel Fauré
Lydia
Le soleil du matin
Paul Verlaine (生誕170年)
Paul Verlaine (生誕170年)
Jules Renard (生誕150年)
Max Jacob(没後70年) André Jolivet La mule de Lord Bolingbroke
Georges Auric Trois Poèmes de Max Jacob
Henri Michaux(没後30年) Jean-Pierre Guézec Trois poèmes de Henri Michaux
Charles Koechlin Claude Debussy
Fête galante I Maurice Ravel Histoires naturelles
林千恵子 Hayashi Chieko (メゾソプラノ)
桐朋学園大学音楽学部演奏学科声楽専攻卒業。1984年よりフランス留学。1986年フランス音 楽コンクール(パリ)オペラ部門第2位、並びに特別賞受賞。1993年フランス歌曲国際コンク ール(パリ)でフォーレ大賞受賞。現在はパリを本拠地とし、フランス、ドイツ、ベルギー、ス イス、ポルトガル等のヨーロッパ各地で歌曲、オラトリオ、声楽アンサンブル等の演奏会で活躍 する他、コンテンポラリー・ダンスや演劇作品とのコラボレーションにも積極的に取り組んでい る。1999年にアルメニア・フィルと共演した模様は、FM東京「ザ・シンフォニーホール・ヨー ロッパ」にて放送された。メシアン、アペルギス、フェラーリなど現代音楽のスペシャリストと しての活躍はめざましく、特にアペルギス本人の賞賛を得た「レシタシオン」全曲演奏(2003 年日本初演)で話題を呼ぶ。 ダンスなど舞台作品にも数多く参加、2009年にはボヴェ(フラ ンス)郊外のポワソン劇場にて、現代ダンスカンパニー「K-DENZA」と共に「Impasse」を 制作、出演。声を自在に操るダンサーとしても活動を続ける。 日本では、1992年より各地で現代音楽を中心としたリサイタルを開催。また東京でフランス歌 曲セミナーを開催したり、日本文化をフランスに紹介するフェスティバル「SAMURAI JAPON2005」に参加するなど日仏の文化交流にも積極的に関わっている。2006年第二回「ル ーマニア国際音楽コンクール」声楽部門本選の審査員を務める。 CDにメシアン「歌曲集『ハラウィ』」(2002年Altusレーベル)など。 2011年7月東京でのソロリサイタル『アペルギス&グルボカール』(ナヤ・コレクティブ主催) に対し、サントリー芸術財団第11回佐治敬三賞受賞。
超絶的な唱法から繰り出される声音が無機的な情報に解体されることなく、表現の美しいま とまりを保つとともに、生身の人間の熱のこもった感情表現と結びついて訴えかけたことが すばらしい。佐治敬三賞贈賞理由より
