西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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日仏女性研究学会のイベント/3月10日・3月12日(サンド題材の映画に関する発表)

2018年03月08日 | 手帳・覚え書き
3月には、日仏女性研究学会の二つのイベントがあります。
12日は、サンドとミュッセを描いた映画「年下のひと Ls enfants du siècle」に関する発表です。場所は都内の表参道、土曜日の午前です。
ご関心がおありの方、みなさまのご参加をお待ちしております。

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*国際女性デー記念シンポジウム*
核の時代の個・種・ジェネレーション—— 私たちの未来をいかに建設するか

日時:2018年3月10日(土)13:00-18:30
場所:日仏会館(東京・恵比寿)1階ホール
講演者:松本伊瑳子(日仏女性研究学会)、ファヨル入江容子(一橋大学)、河野哲也(立教大学)、合田正人(明治大学)、エルヴェ・クーショ(上智大学)、木村信子(東洋大学)
入場無料|一部逐次通訳(仏→日)あり
要・事前予約:http://www.mfj.gr.jp/agenda/2018/03/10/20180310_colloque_journee_femm/index_ja.php

 
——フクシマ以後、核による環境と人間の破壊は、誰にも身近なものになった。「個」と「種」というジェンダー研究のテーマを中心に、「ジェネレーション」の複層的視点を取り入れつつ、未来の建設のための議論を交わす。
過去の戦争の轍を踏むことなく、核の脅威に直面する現代を生きるという、この難問について日仏比較をとおして考えたい。——
 
【主催】日仏女性研究学会【共催】日仏哲学会、日仏会館・フランス国立日本研究所【協力】(公財)日仏会館
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本【助成】科研費:挑戦的萌芽研究16K13151「新しい東洋的心身論とエコロジカル・エンボディメント理論の国際発信」


*Colloque franco-japonais à l’occasion de la Journée internationale des femmes*
Individu-Espèce-Génération à l’époque nucléaire —— Comment construire notre avenir ?

Date : samedi 10 mars 2018, 13h-18h30
Lieu : auditorium de la Maison franco-japonaise à Ebisu (Tokyo)
Conférenciers : MATSUMOTO Isako (SFJEF), FAYOLLE-IRIE Yôko (univ. Hitotsubashi), KONO Tetsuya (univ. Rikkyô), KIMURA Nobuko (univ. Tôyô), GODA Masato (univ. Meiji), Hervé COUCHOT (univ. Sophia)
En japonais, une partie en français avec traduction consécutive
Entrée libre avec inscription : http://www.mfj.gr.jp/agenda/2018/03/10/20180310_colloque_journee_femm/index.php

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第一回「フランス語圏の文学・芸術における女性の表象研究会」


日時  3月12日(月)10時ー12時20分
場所  東京ウイメンズプラザ 第一会議室A  
    http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/

1.10時ー10時55分  宇野木めぐみ
ー18世紀フランス絵画及び教育的・医学的言説における『女性と小説の読書』
                      
2.11時00分ー11時55分 中山信子
ー映画『年下のひと』(Les enfants du siecle,1999年)に見る「19世紀の書く女」」ジョルジュ・サンドの表象

3.12時00分ー12時20分 ターブル・ロンド(全体討議) 西尾治子


宇野木めぐみ氏は、話題作『読書する女たち 〔十八世紀フランス文学から〕 』(藤原書店、2017)の著者でおられ、中山信子氏は、『日本映画の海外進出──文化戦略の歴史』(森話社、2015)の著者および『フランス映画の社会史』( 日本経済評論社、2008]の訳者でいらっしゃいます。
今回、お二人は、18世紀の読書する女性を対象とする教育的および医学的分析に関し、あるいは、ジョルジュ・サンドとミュッセを題材とした映画に関し、いずれもジェンダーの視点から、非常に興味深いご発表をして下さいます。

多くの皆さまに貴重なご発表をお聴き頂き、議論にご参加頂けますと幸いです。
是非、お知り合いの皆さまをお誘い下さいますよう、ご案内いたします。

研究会のあと、近辺のレストランでの懇親会を考えております。お手数ですが、懇親会の参加も含め、ご参加される皆さまは、西尾までご一報下さい。

以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。

コーディネーター 
 西尾治子

 
コメント
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