西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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アンヌ=クレール・カシウス 「アニー・エルノー L'Événement(『事件』)を読む ——— 翻訳をめぐって」

2024年12月20日 | 覚え書き
日仏女性研究学会では、今年度の会員交流セミナーを開催いたします。

日時:2024年12月22日(日) 15:30〜17:30 
場所:日仏会館509会議室 / Zoomミーティング(対面+オンライン併用)
   使用言語:日本語

司会:吉川佳英子(愛知工業大学)

発表
アンヌ=クレール・カシウス(名古屋外国語大学)
「アニー・エルノー L'Événement(『事件』)を読む ——— 翻訳をめぐって」

 2022年にフランス語圏の女性として初めてノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーは、その文学的正当性が国際的に最大限の評価を受けるに至った。このように世界的な注目を集める中、彼女の作品研究においては、翻訳が果たす役割の重要性が改めて認識されている。
 本発表では、まずエルノー作品の邦訳の現状について概観する。次に、彼女の代表作の一つであり、「フェミニズム文学」の殿堂に入ると評される『事件』(原著2000年、邦訳2004年刊行)を取り上げる。本作の具体的な抜粋を例に挙げながら、翻訳に関わる問題が存在するとすれば、それがどのような文脈において生じるのかに着目し、エルノー文学の翻訳に関する考察を深めることを目指す。

コメント
新行内美和(立教大学)

ご参加の方は、下記のリンクよりご登録をお願いいたします。
https://forms.gle/uNmDwQmrCZoQHx8x7

* オンラインでご参加の方には当日までにURLをお送りします。

* お問い合わせ:cdfjf.info@gmail.com

会員交流セミナー2024 : 「フランス語圏の文学・芸術における女性の表象」(表象の会)
Sœur Sourire - Dominique


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