西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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200年目のジョルジュ・サンド: 解釈の最先端と受容史

2017年12月17日 | 手帳・覚え書き

本書は「解釈の新しい視座」と「受容の歴史 ジョルジュ・サンドと日本」と題する二つのセクションから構成されている。第一のセクションはさらにジェンダー、芸術、自然という三つのテーマに分かれ、サンドの作品世界を多角的に掘り下げる。翻訳史・研究史・伝記刊行史などを整理した第二のセクションでは、作品と作家の日本における受容の変遷が俯瞰できるようにした。また巻末には邦訳作品解説や年表を付し、資料性の充実にも努めた。仏文研究者はもちろん、サンド研究を志す方々、文学を愛する一般読者の方々にも有益な一冊となることを願っている。(日本ジョルジュ・サンド学会)


単行本(ソフトカバー): 304ページ
出版社: 新評論 (2012/5/24)
言語: 日本語
ISBN-10: 4794808984
ISBN-13: 978-4794808981
発売日: 2012/5/24
梱包サイズ: 21 x 15 x 2.4 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 1 件のカスタマーレビュー

日本ジョルジュ・サンド学会編
稲田啓子、宇多直久、太田敦子、小倉和子、河合貞子、坂本千代、高岡尚子、新實五穂、西尾治子、平井知香子、村田京子、渡辺響子(新評論、2012年刊)




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