日本人は信仰があるなし、に関係なく仏像を愛している人が沢山います。さて自分の心は何故か氷のように冷たい、感情も貧しく、あらゆることに無関心なので、何とか豊かな人間になりたい、と訴える方がおられます。豊かな五感を育てたい、と願う人はすでに成功したようなものですが、日本人の場合は昔から人々に愛されてきた各地の仏像を、ぼーっとして眺める方法が一番効果があるようです。その仏像の歴史、由来を知れば、いろいろと役には立ちますが、気楽に、その仏像の前で自然に浮かんでくる自分の感情を静かに眺めると豊かな自分に気づきます。古い仏像ほどその効果があるのは沢山の人々が昔からその仏像にささげた祈りのエネルギーが蓄積されているからでしょう。:<能面の美:192-4>:
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