昔、どこかで、観た、聞いた映画だったか?
<奥様、お手をどうぞ!>
この言葉が今の私にはなんともピッタリな言葉だ!
毎日のさんぽには「つれあい」のお手が何より大切で、お助けマン!力強いお手である。
今の私は、力なくよろけながらの散歩、けれど、辛くても歩かなければ体のまひがひどくなる事は確かな事!
眼には光の光線がまぶしい、つばの広い帽子を深くかぶり、真っ黒なサングラスをかけて歩く姿はどう見ても「あやしく、おかしい」けれど「つれあい」のお手に助けられて1時間、ゆっくりと歩く、リハビリ散歩!
昔、元気だった頃、私は登山に夢中だった!山に魅せられて、家族をないがしろにして、ただひたすら雪山、岩山、そして海外の山旅へ、無我夢中だった!あの頃には気づけなかった家族の迷惑と負担や犠牲!
いざ自分が病気になって、いかに家族の大切さとありがたさを思う時、すぎた時間は取り戻せないのだから、我儘だった自分の責任として、最後の日まで自分の事は自分でやる!
家族に迷惑はかけないつもりだったけれど、結局は夫の「お手に助けられて」毎日を生きている。
<感謝>