☆天使のベビー☆が誕生してからは、私の11年をふりかえるシリーズのようになってしまったけれど、どうか、もう一度、ご勘弁ください。
今思えば、うつ病から抜け出す途中だったのかもしれない、世の中が韓流の真っ最中だとは私は知らなかったけれど、とにかく、知りたかった!ビョンホンさんの事、韓国の事!
私の性格がさせる事なのか、又、1944年に生まれて、はじめての空気を吸ったのが朝鮮の地だったからなのか、もちろん私は記憶にはないけれど、1945年には日本に引き上げてきたそうなので、今はそのころの事情を知る家族もいないので、朝鮮でどんな暮らしだったのか?ただ、今は亡き父の昔話を思い出して、父の人生の中で,朝鮮で暮らした頃が一番輝いた時代だったようで、お酒を飲んでは思い出したように、自慢話を聞いた記憶がある。
2006年11月末、韓国へ、ひとり旅立った!
ビョンホンさんの所属事務所との契約が切れる時期でもあって、映画「夏物語」の公開日が中々決まらず、私の韓国への旅の計画も随分と悩んだけれど、なんとか「夏物語」の公開に合わせて韓国へ、3泊4日の旅が出来た。
<揺れる思い、ソウルの空の下にて>
短い日々ではあったけれど
ドラマの中に映画の中に
ソウルを訪れる前とは違う感情で
戸惑いながらの懐かしむ想い
私の心が呼び覚ます優しさが波打つ
頭の中で思い描いた世界は
にぶい光が隠された刃物のように
危うくて心定まらぬ私だけが描く世界
あの感覚は戸惑いから喜びに変えて
肌を刺す冷たさも不安が募る暗闇も
いつもどこかで私を苦しめないと
孤独と安らぎが重なり合う私をこの地に呼び寄せた無意識の記憶
武器も、侮辱する言葉も知らず無のままの私の誕生
幼子から物心ついた人になっても気づくことのない隣国
貴方の存在が私のすべてを変えてしまったように
人生の最終章でまだやるべきことをさとすが如く
ソウルの空の下は冬
かじかむ手でカメラを持つ
街角に写る風景が微笑みかけた
人は皆、喜びと悲しみの背中あわせ
一瞬一瞬を精一杯生きていくものだとおしえてくれた
ソウルの空の下で枯葉舞う一瞬が
今幸せで、切なくて、愛おしくて、涙した
貴方に出逢えて、幸せだと、昔乙女は囁く
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あの韓国の旅で、奇跡の出逢い、眼の前2mのビョンホンさんに逢えた!
あの「夏物語」の公開あいさつで、奇跡が起きた!
韓流の真っ最中で、ビョンホンさんのファンの方々は業者を通じて、「夏物語の公開あいさつのある映画館のチケットを買い占めている状態でしたから、一人旅の私がその場でチケットを求めても、ビョンホンさんの姿がわからないほどの、映画を観るには醜い席しか、残ってなかった!
そんなこんなで、ビョンホンさんには逢えないとあきらめて、3回目の映画鑑賞で、奇跡は起きました、まるで夢のようで信じられず、何度も、席番号を確かめて、いざ、公開あいさつが始まると!なんと、なんと、私の眼の前にビョンホンさんが、しかも、ビョンホンさんに一番近い席だったのです。
あまりにも輝いていて、美しくて、まともにカメラを向ける事が出来ませんでした!
あれから、8年になろうとしています、ビョンホンさんはあれから、いくつもの映画に出られて、そして今やハリウッド映画スターです。
以前はビョンホンさんの事を書かせていただくと、びっくりするほどのアクセスがありました、ご結婚されたと同時にファンの方々も去られた方が多いようですが・・・
彼は演技派俳優ですので<千の顔>を持つ俳優として、これからも感動の魂、感性に魅せられていたいです。