ふと見上げる空は雨粒とよどむ灰色、けれどその奥には気づけない光があるのだろう
いくえにもおりなすクジャク色の虹を見たような思いになる
それは想像の翼をひろげ、今、この地球という星ものがたりを
現実の残酷すぎる遠い地の黒煙と地響きと悲鳴と赤く染まる血色の残像
豊かさに狂気乱舞し物欲と金の亡者の薄笑いにも見えてしまう虚しさを
いったい、いつまで続くのだろうか
この地球という星の歴史を刻みながら
やがて来る世界は氷の世界なのか、みどり輝くもののけ姫の世界
あの苔むした森をそぉーと触れてみる、なんと幸せな事よ
現実の世界は欲望と希望とをごちゃ混ぜにして
この地球という星の中で描く絵の中うごめく、夢を見る
私の願う平和はどんな人たちへも届きますようにと祈る
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追記
昨日のニュース番組であのジョニーデップさんが「水俣病を題材にして」映画をつくるのだとか、日本を経済大国にするための犠牲になられた方々がいた事を忘れてはいけないと思いながら、最近の私は記憶も薄れていたことを思い起こさせて、「被爆の森」を見て、絶望だけではなくほんのわずかだけれど、未来をも希望の光があるのだと感じました、そして、「ビル,ゲイッツ」はまだ見てないけど、どんな風に感じるのだろうか・・・
(あなたたちは今もお元気だろうか、祈りながら、パキスタンでの山旅で)