最近の私はテレビニュースを見られないから、仕方なくEテレのを多く観るその中で久しぶりに感銘を受けたのが「100歳になられた画家の野見山暁治」さんの生き方だった。
恥ずかしながら、私は野見山さんを知らなかった、野見山さんは生まれついて物心がつき始めてからずーと絵を描き続けて100歳を迎えたそうだがやはり戦争体験をしている、美大で学んだそうだが、その多くの画学生仲間が戦死されていて、生き残ってしまった事にもがき悩まれた歳月が長かったそうだ。
100年生きていればたくさんの人生経験をするだろう、野見山さんは若き日にパりに留学されたそうだが、野見山さんの私心を最優先し子供を持たない約束で結婚されるなど、自分は残酷な男だったとも言葉にされていた。
私自身もそんな生き方をした時期もあり、野見山さんの言葉一つひとつに、なんだか、とても納得できる思いになれた、私のこれからの生きる指針にさせていただきたいと思う、私にはとても100年は生きられないだろうけれど、生かされた命だから、今は世の中がコロナに占領された時代だから、身近にいる人の為にありがたくがめつく生きる事なのだと改めて思い、自分に誓うそんな日だった。
<絵は色を塗るだけでいいんだと言われた言葉がやけに心に響きました>