小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

スキー上達法

2010-01-14 08:34:24 | 武道・スポーツ
スキー上達法。ターンの仕方。シンプルな事。ターンでエッジを切り替えた後、(切り替え方はシュテムでいいだろう)山側に横滑りを起こすようにする。オートバイのように、体を内側に傾けるのではなく、体は動かさず、スキー板を履いた足を山側に横滑りさせる。まずはスキーをずらして回す、「ずらし回りターン」を身につける。上達して上手くなったら、スキー板の性能を利用した切れるターンへとステップアップする。単なる横滑りは簡単である。横向きに立った姿勢からエッジを緩めれば、そのまま横滑りする。しかしターンでは、能動的に、しかも山側に意識的に横滑りさせるのは難しい。そしてエッジを切り替えたら左官屋の壁ぬりのような感覚で、スキー板で雪面に壁塗りをするようにして、スキー板を回す。

スキーの練習で大切なこと。
自分に出来ない事をやる。片足スキーもいい。なぜかというと、エッジの切り替えの技術とスキーを回す練習に有効だからである。
スキーのターンの基本は。山回り(ターンの前半)でスキーを回し、ブレーキ(スピードのコントロール)をかけて、谷回り(ターンの後半)では、スキーを回さずに強いエッジングだけによって、スピードを出す。上手い人は谷回りの時、スキー板の裏が見えるほど強いエッジングをしている。一般の人がおちいりやすい欠点は、この逆になっているからである。つまりターンの前半で何となく滑っているためスキーを回さず加速してしまって、ターンの後半でブレーキをかけてしまっているからである。滑った後の雪面を見てみればわかる。
スキーの練習で大切なもう一つの事。それは焦らない事である。ある程度滑れる人は、滑れるから同じ事の繰り返しになってしまう。スキーは一日中うんと滑りたいという気持ちが走ってしまうからである。しかし、同じ事の繰り返しでは上達しない。スキー場で一呼吸したり、一休みしたりして、練習の計画を立てる。家やホテルでのイメージトレーニングは有効である。ただ初心者の場合、安物の靴とスキー板を買って、靴とスキー板を履いてボロ布団か芝生の上で練習した方がいい。ストックも持って。そしてスキー場のゲレンデの具体的なある場所に立っていることをイメージする。実際に近い状態でイメージトレーニングをする。靴を履かないイメージトレーニングでは、靴を履くことによる現実の雪面での滑りとギャップがある。スキーもリズムのスポーツである。頭の中で、一、二、とリズムをとる。ジャンプウェーデルンなどは、エッジの切り替えとスキーを回す練習になる。スキーは位置エネルギーがあるから、つまりエンジンがついているようなものだから、疲れない。だからレジャーである。水泳はエンジンがついていないから、自力で進まなきゃならないから、一般の人は疲れるから、やりたがらない。ウェーデルンは、スキー場が混むため、人にぶつからないよう考え出されたものである。しかし練習では、ある程度、大きく回った方がいい。それにはターンは斜滑降から入り一回のターンで止まる。人が上にいない事を確認して。スキースクールで習うのは、時間と金が勿体ない。しかも日本のスポーツ教室はどこでもメダカの学校だから、いい大人が幼稚園児にならなくてはならない。アホみたいである。スキーの技術書を買ってよく読み、You-Tubeでスキーの動画を見て、イメージトレーニングをした方が、いいと個人的には思うのだが。ただ一番最初だけは、スキースクールで習った方がいい。最初だけは金も無駄にならない。スキーの基本を身を持って実感できる。
何事も方法を誤らなければ人生を10倍効率よく楽しめる。

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