小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

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2015-04-22 19:55:44 | Weblog
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今年の医師国家試験

2015-04-22 00:55:38 | 医学・病気
総合の合格率は、90.6% で、大体、いつも通りである。

しかし、浪人の合格率が、61.7%と、低い。低すぎる。

浪人の合格率でも、国立は、59.8%で、公立は、65.8%で、私立は、67.0%である。

東大、5人受験。合格者3人。合格率 60.0%
京大、13人受験。合格者4人。合格率 30.8%
阪大、9人受験。合格者4人。合格率 44.4%
慶応、6人受験。合格者1人。合格率 16.7%

と、信じられない数字である。

この数字を、どう解釈するか。

浪人では、国立より、私立の方が、合格率が高い。

国立の方が、頭脳は、私立より、優秀だから、これは、不可解な数字である。

私には、どうしても、そう、としか、思えないのだが、国立は、医師国家試験を、なめている、としか、思えない。

国立の医学生は、プライドが高く、TECOMなどの、予備校に行かなくて宅浪で勉強して、私立の医学生は、プライドがないから、予備校に行っているから、通るのだとしか、思えない。

実際、予備校に通えば、浪人でも、まず、国家試験には、通るのである。

このことは、12代、続いている医家の富家孝氏も、述べている。

氏の書いていることには、誤りも、見受けられるが、このことに関しては、間違っていない。

私が、思うに、国立の医学生の、プライドというより、国師予備校なんか、たいしたものじゃない、高い金を、ふんだくられて、合格の保障もない、のに、予備校に、行くのは、バカバカしい、と思っている、としか思えない。

そういう偏見のため、落ち続けているのだと思う。

かく言う私も、国師予備校なんか、たいしたものじゃないだろう、と思っていたが、国家試験が終わった後に、終わった国家試験の解説を、聞きに、一回だけ、予備校の講義を受けてみて、素晴らしい講義、解説に、驚いた。

試しに、一度、国師予備校に、行ってみるといいと、思う。

国師予備校は、医学部の講義とは、全く違う、ものであることを、実感するだろう。

あとは、イヤーノートで、勉強する、という鉄則を守ること。

鉄則さえ、はずさなければ、医師国家試験は、通るはずだ。

また、私立医学部は、国師予備校と化している所もあるが、国公立は、そんなものはない。

また、落ちた浪人生も、(学校が関与しているのか、どうかは知らないが)私立医学部では、浪人生は、集まって勉強会をしているのでは、ないだろうか?

しかし、国公立医学部では、そんなものは、なく、宅浪で一人で勉強している、だろう。

国師は、年末とか、年明けから、勉強すればいいや、なんて思っている人は、必ず落ちる。

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