ブログ版清見糺の秀歌鑑賞 11 トカトントン 鎌倉なぎさの会 報告 鹿取未放
83 文鳥が七つたまごを生んだのと言って不登校の子は駆けてくる
「かりん」95年12月号
私の娘を詠んだものであろう。娘は当時九歳で不登校だった。慰めに文鳥を飼っていた。文鳥が卵を生んだ喜びをく報告しようと小さな少女が駆けてくる。「七つ」「駆けてくる」というところにいじらしい少女の姿が出ており、優しい視線が感じられる。自分が少女から信頼されている喜びもあるのだろう。(鹿取)
83 文鳥が七つたまごを生んだのと言って不登校の子は駆けてくる
「かりん」95年12月号
私の娘を詠んだものであろう。娘は当時九歳で不登校だった。慰めに文鳥を飼っていた。文鳥が卵を生んだ喜びをく報告しようと小さな少女が駆けてくる。「七つ」「駆けてくる」というところにいじらしい少女の姿が出ており、優しい視線が感じられる。自分が少女から信頼されている喜びもあるのだろう。(鹿取)
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