かまくらdeたんか 鹿取未放

馬場あき子の外国詠、渡辺松男のそれぞれの一首鑑賞。「かりん」鎌倉支部の記録です。毎日、更新しています。

清見糺の一首鑑賞  39

2020-07-16 21:19:45 | 短歌の鑑賞
     ブログ版  清見糺研究     百年の恋&たのしみは 
                           かりん鎌倉支部     


39 たのしみはうつつにあえぬ父母とおぼしきひとと夢にあうとき
                   「かりん」95年3月号

 「父母」ではなく「父母とおぼしきひと」であるところに夢のあてどなさが出ている。「おぼしき」で歌になった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 清見糺の一首鑑賞  38 | トップ | 清見糺の一首鑑賞  40 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

短歌の鑑賞」カテゴリの最新記事