闘魂ちゃんが帰ってきた。
「あのな、姉ちゃん、大学受かってんて。
闘魂ちゃん、でもな。ホンマの受験ってそんな軽いもんやないから。」
「うん、わかってる。」
「これで闘志に火がついたやろ?
なんやったら志望校、もうワンランクあげよか?」
「あげんでエエけど、火はついた。」
そかそか。
なんか気色悪い。
こんなにうまくいく筈がない。
大きなどんでん返しが待ってそうでこわい。
そして マンヲジシテ、河童姫のお帰りだ。
「お母さん、受かったで。」
「うん、おめでと。」
「お母さん、うれしい?」
「うれしいぃ。」
「鼻がたかい?」
「高い!」
「めちゃめちゃ自慢?」
「めちゃくちゃ自慢。」
にこにこ笑う河童姫。
かわいい。
真的好、可愛い。
はおくあいおー!!
「これからバイトに精を出すわな。」
「そかそか。教科書代とおこづかい分ぐらいは稼いでくれるか。」
「うん、それから電車のテイキとな。」
「そかそか。お前はよおできた子や。実に経済的。」
「でな、お母さん。卒業旅行は行ってもエエんやろ?」
「・・・・・・・・あきません。」
「え? なんで?」
「大学は? 大学になったら行ってもエエん?」
「あきません。うちの子が外泊できるんは、就職してからです。
就職したら、好きなようにしなさい。」
「は?」
「親のすねかじっているうちは、好きなようにはさせません。
無断外泊するようやったら、もう帰ってこんでもエエよ。
そのまま、お嫁にいきなさい。」
河童姫、凹。
なにが卒業旅行やねん。
うちの家出の方が先や。
そう心に誓う温さんであった。。。。
「あのな、姉ちゃん、大学受かってんて。
闘魂ちゃん、でもな。ホンマの受験ってそんな軽いもんやないから。」
「うん、わかってる。」
「これで闘志に火がついたやろ?
なんやったら志望校、もうワンランクあげよか?」
「あげんでエエけど、火はついた。」
そかそか。
なんか気色悪い。
こんなにうまくいく筈がない。
大きなどんでん返しが待ってそうでこわい。
そして マンヲジシテ、河童姫のお帰りだ。
「お母さん、受かったで。」
「うん、おめでと。」
「お母さん、うれしい?」
「うれしいぃ。」
「鼻がたかい?」
「高い!」
「めちゃめちゃ自慢?」
「めちゃくちゃ自慢。」
にこにこ笑う河童姫。
かわいい。
真的好、可愛い。
はおくあいおー!!
「これからバイトに精を出すわな。」
「そかそか。教科書代とおこづかい分ぐらいは稼いでくれるか。」
「うん、それから電車のテイキとな。」
「そかそか。お前はよおできた子や。実に経済的。」
「でな、お母さん。卒業旅行は行ってもエエんやろ?」
「・・・・・・・・あきません。」
「え? なんで?」
「大学は? 大学になったら行ってもエエん?」
「あきません。うちの子が外泊できるんは、就職してからです。
就職したら、好きなようにしなさい。」
「は?」
「親のすねかじっているうちは、好きなようにはさせません。
無断外泊するようやったら、もう帰ってこんでもエエよ。
そのまま、お嫁にいきなさい。」
河童姫、凹。
なにが卒業旅行やねん。
うちの家出の方が先や。
そう心に誓う温さんであった。。。。