De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

冬用タイヤ

2011-02-13 17:22:20 | 教育談義
雪が消えてから



スタッドレスタイヤを持ち出して、あまりにも野ざらしで汚れていたものを掃除。ほとんど何冬も使っていないので溝はしっかり。
車検で、いま履いているタイヤは寿命で通らない(と思われる)。高いタイヤを買うのももったいないので、冬用に履き替えて車検を通過させる。わが愛車、恐らく次の2年でお別れするので、ちょっと燃費は下がるかもしれないが、これで乗り切る。

 さあ、この冬、いくら雪が降っても備えは十分。どこか雪国にドライブ行かなければ・・。



雪が消えてクリスマスローズのつぼみが顔を出す。

mixiでの教育談義

2006-11-27 23:43:44 | 教育談義
あるサイトで教育談義をやりました。

 教育基本法の改定をはじめ、学校現場でも大混乱の時期です。教育方針さえしっかりつかめないのが今の日本国の現状です。
 私はあるサイトで、教育談義に紛れ込んだことがありました。そこで論じられたのは教員免許資格として3年以上の実社会経験を義務付けるという問題でした。学校の教師という人たちからは猛烈な抵抗がありました。企業がそんな無駄なことをするわけがない、会社に迷惑をかける、統一した教育基準がないと意味が無い、教師が実社会を知らないというのは偏見・・・・などという意見だったと思います。

 企業だって学校教育には本来大変な期待を持っています。だから教師が社会勉強することには大いに協力するはずです。会社が教師を育てて、社会に必要な教育が何か理解していってくれたら、企業にとってどれほどの利益になるか分かりません。教師のインターンシップなど企業に義務付けることも可能だと思います。

 現実は社会はさほど新卒の能力品質に期待を持っていません。素質を見抜くことが人事部門の腕で、そこから先は会社が必要な知識能力を身につけさせるという考え方です。そんな企業の『人材育成』の現場を見ることはとても役に立ちます。
 教員免許更新制度が始まるかもしれません。そのときには3年間のインターンシップを更新の条件にすべきです。国も、企業に対して教員のインターンシップ中の給与の一部を補助するなど両者が満足できる体制を整えて欲しいものです。

笑顔を絶やさず高校野球

2006-08-15 22:16:14 | 教育談義
高校野球って、地元の代表が早々と敗退してもついどの試合も最後まで見てしまうものですね。
どちらに応援しているわけでもないのですが、一生懸命やっているチームのほうについ味方して声援を送ってしまう。どこに優勝してもらいたいという気持ちもないのですが・・・。
 ところで、近年の甲子園大会を見て感じるのですが、選手達がとてもさわやかな笑顔で楽しそうに戦っていることです。・・・最後まで笑顔を絶やさずさわやかなプレーに感動しました・・・・という感想もたくさん寄せられてきます。
 
 わたしは、これが作られた笑顔に見えて悲壮感を感じてしまうのです。勝ち残っていくべきチームにはあまり見られない現象で、8強になると真剣なまなざしだけが見えるようになるのですが・・・。追い詰められても笑顔を絶やさず・・・と教育されているのでしょうね。9回裏まで笑顔で戦っていて、敗退しての泣き顔のほうがよっぽど素直で好きです。昔は一部の学校の統制の取れたマスゲームに薄気味悪さを覚えました。どこかの嫌われ国家が続けているせいか、このマスゲームは鳴りを潜めました。負けても笑顔・・・という統制教育があるのなら是非やめて欲しいと思います。日本人はもともと作り笑いは向いていない。試合中ぐらい心のそこから喜怒哀楽を表して欲しい。

小学校での英語教育

2006-05-16 23:15:17 | 教育談義
小学校での英語教育論が盛んです。
 私は英語脱落者です。それなりに言い訳もあります。「教育」とすると教師はすぐ身構えてしまいますので、「体験」くらいの言葉にしたほうが良いのかもしれません。
 私の持論ですが、日本語は他の多くの言語に比べて根本的な違いがあると感じております。それがために日本語を身につけてしまうと外国語を手に入れるのは非常に難しくなります。どのように違うかというと、ほとんどの言語は「音」で表現します。ですから抑揚やリズムが大きな要素になります。人間以外の動物の言葉(?声の表現)も同じです。ところが日本語だけはsoundではないのです。日本語は記号(符号)です。「ことば」としては最も進化した人間らしい言語かもしれません。やまと言葉の時代から符号の重なりで言葉を作ってきました。ですから、やまと言葉時代は最低50個の音ですべて表現できてしまいました。英語の場合は音の種類は1万ぐらいでしょう。符号ですから抑揚など一切要りません。「アマテラスオオミカミ・・・」と神主さんのように発音してみてください。
 私たちが外国語を習うとき、音を聞いてそれを50音プラスアルファのカタカナで置き換えてしまおうとします。その癖がつくのは5,6歳からですが、教育熱心なお母さんの下では3歳ごろからすでに固まってしまいます。早い話、小学生になってからの英語はもはや「勉強」の対象になってしまいます。
 私には米国生まれの2人の孫がいます。幼少のころは母親の日本語で話し始めます。しかし、幼稚園でお友達が出来るころにはうまく2つの言葉を両立させて使い分けます。ひらがなカタカナを覚えさせる前にローマ字を覚えさせ、英語と同じように日本語をローマ字で表現させるようにすれば、2ヶ国語による混乱の心配も無いようです。もちろん「ミミ」はmemeと書き、ningenは「ニンジン」と読みますが。きょう、NHKクローズアップ現代で小学校の英語教育を扱っていましたが、日本語が符号で、英語がサウンドだなどという論議はまだ私は聞いたことがありません。日本人にとっては、英語を習う前に、犬の鳴き声をまねして犬とコミュニケーションをとる努力をしてみることから始める必要さえあるかもしれません。

 果たしてここまで長文に付き合ってくださった方は何人おられるでしょう。ありがとうございました。

教育関係者の方々の考え方

2006-03-29 10:41:07 | 教育談義
教育関係といえば、学校教師・教育委員会・PTAということになるのですが・・・。
さがみはら市民オンブズマンは公金から補助金をもらっている教職員互助会の事業のあり方について改善の申し入れをしました。その回答を頂いてちょっとあきれて最近再申し入れをしました。その説明はあるブログに掲載されています。教職関係の方がこれをお読みになったらさぞかし反論もございましょうが、やはり公職である以上一般の社会通念に逆らったり、既得権益を振りかざすのはちょっとみっともないように感じます。また、市の関係窓口でもどうしても話のフェーズが合わないというか話がかみ合わない感じがします。「教育」という重要にして困難な課題ですので何が正しいかすぐ答えを出すことは出来ないのですが、その議論の前に教職の尊厳が損なわれているのではないかという疑問があります。
 この事件に引き続いて市長の交際費のことを問題にしておりますが(ブログを見ていただければ分かります)こういうみみっちい公金の使い方を指摘しなければならない市民も情けないものです。

授業料減免

2006-03-23 16:08:09 | 教育談義

もうすっかりお馴染みのミモザです。
2階の窓から見下ろした画像です。この辺でミモザ画像とはさよならします。あと1週間は楽しめます。
教育談義の再開です。
 公立高校生の10%近くが授業料減免されているようですが、所得格差の表れなのでしょう。今日の新聞地方版によりますと、横浜市青葉区の住民の平均所得はすごいんですね。同じ横浜市でも中心部のほうがずっと低い。
 それはともかく、公立学校といえ、授業料負担は親にとって負担になっているのですね。一億層中流階級意識のときに公立学校授業料負担も私立との差を埋めるべく大幅な値上げをしました。私の時代、国立大学の授業料は年9千円でした。私は1回、半年分だけ授業料減免してもらったことがあります。そのころの製造業の大卒初任給が1万4千円くらい。いまの貨幣価値から言っても国立大学授業料は15万円ぐらいが妥当ということになります。そのころ、私立はお金持ちの坊ちゃんお嬢さんが行くところ、国立は貧乏人が行くところとはっきりしていたような気がします。何でも平等という日本の親の超社会主義的発想がいま経済につまづいた親達を困らせているというのが私の考えです。
 それと、私の持論ですが、無理して進学なんかする必要はないよ、本当に勉強したかったら一度社会に出てからでも道はあるよ、いまの学校なんかより社会のほうが本当の勉強が出来るともいえるんだよ、みんなで足を引っ張り合っている学校よりみんなで能力を開拓して行こうとしている環境のほうが良いに決まっている・・・といってあげたい。

CBお助けマスターズ

2006-02-24 11:14:41 | 教育談義
若者の起業にシニアがお助け隊を派遣
 というグループを立ち上げようとしています。
 最近、新しい事業を起そうとしている若者に出合うことがあります。でも、はっきりとした勝算を持ってはじめるわけでなく、最近の社会現象であるフリーターの延長である感じは否めません。彼らはひ弱で、藁をもすがる思いで異業種交流会やコミュニティビジネス研修会に顔を出します。しかしその後の踏ん張りが聞かず、2、3回顔を出して成果が無いと消えてしまいます。おそらく再び引きこもり状態に入ってしまったのではないでしょうか。
 気力のない起業にはいくら支援しても成果はありませんが、産業社会で実践的な経験を積んだシニアの支援・指導があれば若者のバイタリティを引き出すことも可能かもしれません。
 この事業は若者の起業に限ったことでなく、主婦やコミュニティビジネスを目指す団体にも役立つ筈です。そこで私の所属するシニアのパソコン愛好会メンバーに、老い先そう長くない我々で出来ることを社会に還元しようと呼びかけはじめています。たまたまこのブログを見ておられる方でご関心のある方はコメントで接触してください。次のようなテーマで呼びかけて行きます。ビジネスOBなら誰でも得意とする分野です。


 ○ビジネスのIT化を進めたいと思っていませんか。
 ○LANの構築に苦労はしていませんか。
 ○マネジメントシステムを構築してみませんか。顧客からQMSのマニュアル提示を求められていませんか。
 ○法人化を進めてみませんか。
 ○工業所有権や法務上の問題を抱えていませんか。取引先との契約の取り交わしで不利になっていませんか。
 ○マーケットの知識はありますか。広報宣伝の工夫は充分ですか。
 ○新しいビジネスの展開、海外展開を考えていますか。
 ○そもそも何をやったらよいかビジネスの具体的計画はありますか。


 現在、各大学内にも学生起業のクラブが出来ております。実践経験のない評論家先生では現実的な力はつけられません。出来ることならこういうクラブにもシニアが派遣できたらいいなと思っています。

メタンハイドレート

2006-02-19 22:38:50 | 教育談義
日本近海に100年分の埋蔵量があり、石油代替エネルギーとして期待される「メタンハイドレート」の実用化に向け、経済産業省が本腰を入れ始めた。1月には初めて生産コストの試算をまとめ、今年末にはカナダで抽出実験に乗り出し、採掘技術を確立したうえで、10年後の実用化を目指す。生産コストが高いことがネックだったが、原油価格の急騰で採算ラインに乗る可能性が出てきたとしている。

という新聞記事(朝日)がありました。もう化石燃料に頼りたくないですね。こんな時代をいつ呼び寄せるかは人類の決断ひとつなんですが・・。化石燃料自動車使用禁止にして、文明が退化するでしょうか。お金持ちの分布が大きく変わることで、米国や中東が反対するでしょうがそんな身勝手を許しているゆとりはないのです。

そういえば20年ほど前、大卒技術者の採用面接で、こんなことを問うたことがある。「21世紀のある日、マイカーの燃料口から水道の水を入れている情景があった。車のエンジンはどんな構造になっているのだろうか。そうなるまでに人類はどんな課題を解決しなければならないか」
どんな回答を得たかは記憶にない。楽しい答えが返ってくることが想定できる優秀な人材たちだった。