De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

クルミ味噌

2011-12-26 22:18:33 | 生活情報
愛川のクルミの実を使ってクルミ味噌を作ってみました

中津川仙台下川原ではたくさんのクルミの実が採れます。今年はなるべく多くのお客さんに拾って楽しんでいただきましたが、それでも私の手元には結構な量が残っていました。
愛川の町おこし事業の素材の一つとしてクルミ味噌を試作してみました。
実は数日前、やはり愛川の民家の庭先に多く見るユズの利用の一つとしてユズ味噌を作ってみました。皆さんに試食してもらった結果はとても好評でしたので、まちおこし素材の一つの候補に挙げられます。

クルミは中華鍋で少し煎るとわずかな隙間が出来ますので、この隙間に包丁を差し込んで簡単に割ることができます。



中身を取り出してすり鉢で細かくします。


殻は植木鉢のマルチングに使います。


噌と同量の砂糖を混ぜてしばらく温めます。
これに細かくしたクルミを混ぜて、加熱しながら十分に混ぜ合わせます。クルミの量は体積で砂糖味噌の量の3分の1ぐらい欲しいです。



出来上り。

ほのかにクルミの香りのする味噌が出来ました。
これをどう使うかはまだ考えていませんが、いろいろ使い道はあります。
使い道を開発して町おこし素材に提案します。
まんじゅうなどどうでしょうか。手間のかかるまんじゅうになりそうですが・・・。


隣町で活動中です

2011-12-24 15:48:28 | 震災と復興


愛川町に活動をシフト

最近の私の活動地域はもっぱら愛川町に移ってきた。
大都市では一人の声は通りにくく、コミュニティは形成しにくい。

愛川も、今年度から地方交付税交付団体に陥ってしまった。
これからは、県の財政状況と合わせて住民が期待する行政サービスは細って来る。

一方で、コミュニティの中で助け合う習慣は強く残っている。
それが閉鎖性につながる面もある。
また、一方では現在の日本の課題である高齢化、耕作放棄地、自然環境の劣化、雇用問題などがより濃く出てくる。結局、大都市よりもより自分たちのことは自分たちで解決していかなければという想いも覚悟もできている。


思いは強い公益住民活動~パートナーシップ協働

しかしながら、市民活動や、パートナーシップ協働という点では、行政や議会に想いはあってもまだ仕組みが完全ではない。でも、こういう仕組みを構築して、住民の力に期待し、育て上げなければ行政サービスが行き渡らないことも分かっている。9月・12月と町議会を傍聴してみると、協働ないし公益住民活動の発展を期待する一般質問は数多い。相模原市という大都市議会でほとんど遭遇しないのと比べると大きな差を感じる。地方自治体のサイズは巨大化させるのではなくある程度に分割するべきという意見もあるが納得できる。

議員と住民との距離も近い。住民が議員を育てている(と感じる)。私は町外住民であるが、コミュニティの絆のための公益住民活動を議員とも協力して参加している。政令市と違って、小さな自治体は県の力を借りなければならない場面も多い。そこには行政との距離がより遠いという問題に突き当たる場面もあるが。

愛川町で生まれ、18歳で出て行ってからリタイヤするまで疎遠であった。兄弟親戚もほとんどいなくなった地であるが、まだ墓地やわずかな所有地が残っており、あるべき姿になってほしいという想いもあってしばらくは見守りながらわずかな協力をしていこうと思っている。

原発はこれを永久に放棄する

2011-12-12 11:52:42 | 震災と復興
東電原発事故から9カ月が経ちました。
電力は、思いのほか足りています。
これから原発稼働はさらに減っていくのでしょうが、ほかの手段で補完されるという望みも見えてきました。
今日の検針で、我が家では12月に入っても電力使用量は昨年同時期の30%以上節電が保たれています。地球環境問題から、節電意識は昨年もあったと記憶していますが、それでもさらに節電は可能であることがわかりました。冬場の暖房はどうしても電気に頼らねばならぬところがありますので、厳冬期節電率がどうなるか予断は許しませんが、しっかり意識していきたいと思います。


その努力の結果として、我々日本人は原発依存度を大幅に下げていくというご褒美をいただかなければなりません。原発事故の不安のない世界を作らなければなりません。

2度と許すまじ原発事故を
2度と許すまじ原爆を・・・と世界に訴えた結果、広島長崎以降65年も、そしてこれからも原爆が人の上に投下される不安は減少しました。
2度と許すまじ原発事故を・・・と言い続ければ、本当に原発事故はこれから先世界中で2度と起こらないかもしれません。

地球環境を汚さないエネルギーを開発する努力を続けなければなりません。でも、やればできるという想いがだんだんとつのってきました。わが市でも広大なゴミ処理最終処分場に市営のメガソーラー発電設備を作るという話も持ち上がっています(関連記事をアゴラ58号に寄せました)。最大の自然エネルギー源は節電と電力の有効利用だということもわかってきました。スマートグリッドや電気自動車の普及はこのエネルギー源を支えることになります。


原発はこれを永久に放棄する
日本国憲法は、「戦争はこれを永久に放棄する」と謳っています。憲法ではなくとも、「原発はこれを永久に放棄する」と宣言することは可能です。原爆と原発事故を経験した日本は戦争と原発を放棄した初めての国と認められることです(もっとも、原発を国民投票で放棄した先進国もすでにあるが)。