De cela

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地方議員に立候補予定している人へ100の質問・その1

2015-02-17 15:15:09 | パートナーシップ協働・行政
地方議員選挙に立候補しようとする人への100の質問

はい、いいえという回答のほかにコメントもつけてください。
成るべく肯定文形式の質問に心掛けていますが、はい・いいえはyes・noとおなじ使い方をしてください。
① あなたは地方議員の先に国政などプロの政治家になることを見据えていますか。
② それとも地方議員として自治体に最後まで身をささげるという方針ですか。
③ あなたは地方自治体の議員の役割と国政の役割は共通だと考えていますか
④ あなたの自治体議員の報酬だけではあなたの生活に不十分だと思いますか。
⑤ 自治体議員の報酬だけでは政務活動に回す金がないと思いますか。
⑥ あなたは議員になれないと何で生計を立てていくのですか。
⑦ 今あなたはどんな職業についていますか、それとも無職ですか。
⑧ あなたは今出馬しなければならない緊急の自治体課題を持っているのですか。その課題とは何ですか。あなたがやらなければ誰がやりますか。
⑨ あなたには労働組合や協同組合、業界の後ろ盾がありますか。
⑩ あなたはあなたが住んでいる地域の利害関係を代表して出馬しますか。
⑪ あなたは支援してくれる地域住民(地盤)、政党・組織、支援団体や利益団体の安定票で、特に施政演説や文書を配布しなくともなんとか当選ラインに入りそうですか。
⑫ あなたは頼る団体・政党もなく、すべて自分の信念と政策、個人的評価(知名度)だけで票を獲得しなければならない立場ですか。
⑬ あなたは政策信念や考え方、具体的な実行課題について有権者に分かってもらうためにどんな行動を取ろうとしていますか。
⑭ 議員は、地域や団体、政党などの支援を得て市議会に送り出された彼らの代表なので、市民全体の利益には反しても支援団体の利益の方を重視して働く、という考え方に同意しますか。
⑮ 議員は市民の代表なので、議員になった以上は投票してくれた有権者より市民全体の共通利益のために働く、という考え方に同意しますか。
⑯ あなたはある程度の業界保護が崩れてもTPPの早期妥結を望みますか。
⑰ あなたは安倍政権が言っている地方創生に賛成で協力しますか。
⑱ 地方創生政策によって国から降りてくる補助金・交付金をどう獲得していくか案がありますか。
⑲ 地方創生は国の指導や音頭でやるべきものでない。地方のことは地方に任せて、その資金があるなら一括で交付すべきだ・・という意見に対してどう思いますか。
⑳ 私は一市民としてふるさと納税を実行していきたいと思っています。こういう市民をどう思われますか。
21 地方のことは地方で・・・、ずいぶん下火になってしまいましたが、究極は道州制で、運営は徴税も含めてすべて道州で行うように権限を委譲するべきであるという考え方に賛成しますか。
22 あなたは安倍政権がやろうとしている農協改革は骨抜きせずに断乎として実施すべきと思いますか。
23 あなたは農業者の高齢化が進み、休耕農地が増えてそれが活用できない状況をどう考えますか。
24 あなたの自治体の少子高齢化・人口減少は将来大きな課題になりそうですか。具体的にどんな問題が起こりえますか。
25 あなたは自治体の少子高齢化・人口減少をどのように対処する政策を打ちますか。
26 あなたは高齢者医療負担を少しずつ減らしていっても、教育・保育支援の方を充実すべきと思いますか。
27 あなたは地域の元気な高齢者をもっとボランティアで働いてもらうための政策を行うべきという考えにどう思いますか。
28 あなたは、結婚しない、出産しない女性に対して行政としてどんな行動・政策をとるべきだと思いますか。
29 限界集落株式会社というドラマがあります。ドラマのことはさておき、あなたは限界集落株式会社という構想が立てられますか。
30 あなたは「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)という小説を読んだことがありますか。あるいは映画を見たことがありますか。これは行政職場、議会、議員にも応用が利くと感じましたか。
31 あなたはドラッカーの「マネジメント」を読んだことがありますか。それは企業現場にいた時ですか。いまあなたの立場で彼の教えをどんなふうに役立てられそうですか。無関係であれば無関係という答えで結構です。
32 あなたが議員になって、あなたの顧客は誰ですかと聞かれたら誰と答えますか。
33 行政の顧客は誰でしょうか。その顧客のニーズはどうやって発見したらよいのでしょう。
34 行政のやるマーケッティング活動とは何が目的で、具体的にどんなことだと思いますか。
35 あなたは役所の組織にある「市民協働推進課」あるいは「行政推進課」の役割は何だと理解していますか。
36 これからの自治体運営に市民との協働あるいはパートナーシップはどうあるべきだと考えますか。「市民協働」が自治体の政策の中でどの辺の重要度に位置づけられると思いますか。
37 あなたは議員になって住民の声をどうやって取り込みますか。議員控室に呼ぶ、NPOなど市民団体の集会に出る、地域のミニ集会を開く、アンケート調査をする・・など具体的な手法を教えてください。
38 議員であるあなたに行政課題などを質問・要望したいと思ったとき、有権者はどうすれば聞いてもらえますか。政務活動事務所に行けばいつでも会えるのですか。これから議員になろうとするあなたならどうしますか。
39 あなたの政策と全く違う住民要望を受けた時、あなたはどうしますか。その関係の議員に紹介しますか、それとも直接行政窓口に行くことを勧めますか、それともその要望は間違えていると説得しますか。
40 あなたの自治体で現在優先的に取り組むべき行政課題を重要なものから3つだけ挙げてください。


自治体議員選挙

2015-02-07 11:45:27 | パートナーシップ協働・行政
FACEBOOKに載せた記事。

ここで言うと嫌われるかもしれないけど、あえて書く。
統一地方選挙が近づいた。
立候補予定者の姿がぽちぽち見え始めた。
SNS上でもたくさん顔を見るようになった。

でも、そこで言っていることや朝立ち・駅立ち、どれだけ顔を公開したか、握手をしたか、笑顔を振りまいたかの数の勝負と決め込んでいる。

私(一般のひと)が選ぶのはただ一人。でもまだ誰のことも知らない。現職なら、これという人の過去の議会実績や個別のやり取りである程度知っている。しかし、まだ私に認識の中にない人だって主張を知りたいしやってきたことを知りたい。でも、そういう知る機会はなかなかない。勉強会・議会報告会もあるが、身内、仲良しクラブの集まりにはよそ者扱いされそうで行けない。

選挙の本当の意味なんかほとんどの人は認めてない。でも、地方選挙は自分たちの「自治体」の運営について私たち一人一人の市民の代理人としてパイプ役を選ぶ大事な手段。笑顔と連呼だけではそんな大事な判断ができない。

やってくる地方の、自治体の難題を解決するために市民が立ち上がらなければならない。市民でできることは、岩盤規制を打ち砕いてもやらなければならない。でもそんなことは簡単ではない。そこに代理人となってくれる議員が要る。

住民と触れ合うといっても、お祭りや式典で顔を売る「だけでは」足りない。私たちが払っている、払ってきた多額の税金を生かしてくれる行政とそれを監視し住民の要望をも伝えてくれるパイプ役。

議員は市民の代表として・・・と品位と格式をもつものと議会条例にある。品位が悪くとも、それが正しく選挙民の代弁者として送り込まれたなら、立派な議員だ。市民が選ぶ市の代表者はせめて市長だけ。議員は住民の一部から送り込まれた代理人。だから私の代理人を作りたい。