先祖のガラクタの中にあった未登録刀剣
刀剣を一振り研磨に出そうと考えながら1年が過ぎてしまった。改めて調べてみると他に未登録の短刀一振り(24.5cm)を発見。存在は知っていたのだが姿が非常に悪いもので、美術品としての価値がないと判断して小生も気に留めていなかった。小生の親は戦後美術刀剣が登録制になったときにすべて届け出ているので、この短刀は目にも留まっていなかったのだろう。ガラクタ品の扱いになっていた。さびも一面なので、女房に頼まれた包丁とぎのついでに研磨を試みた。さびを落として銘を見ると「備州長船○○」と読める。裏の日付刻印は永和三年・・・。偽銘かもしれないが姿かたちは古刀である。永和三年が正しければガラクタ扱いには出来ず、年明けにはともかく警察に届出はしておこうと思う。その上で鑑定に出すのも良いが、自己流で研磨してしまった後だ。われながらうまく磨けたと思うが、幸い深いさびもなく、本物なら専門家に研磨を依頼する価値はありそう。
鞘の作りは安物。しかし、百姓の女房が持つために敢えて安物を装ったとか・・・。柄も鍔もない。
長船の偽銘品は相当出回ったらしい。しかし、制作は相当に古いもの。
偽でも美術品かもしれない。
刀剣を一振り研磨に出そうと考えながら1年が過ぎてしまった。改めて調べてみると他に未登録の短刀一振り(24.5cm)を発見。存在は知っていたのだが姿が非常に悪いもので、美術品としての価値がないと判断して小生も気に留めていなかった。小生の親は戦後美術刀剣が登録制になったときにすべて届け出ているので、この短刀は目にも留まっていなかったのだろう。ガラクタ品の扱いになっていた。さびも一面なので、女房に頼まれた包丁とぎのついでに研磨を試みた。さびを落として銘を見ると「備州長船○○」と読める。裏の日付刻印は永和三年・・・。偽銘かもしれないが姿かたちは古刀である。永和三年が正しければガラクタ扱いには出来ず、年明けにはともかく警察に届出はしておこうと思う。その上で鑑定に出すのも良いが、自己流で研磨してしまった後だ。われながらうまく磨けたと思うが、幸い深いさびもなく、本物なら専門家に研磨を依頼する価値はありそう。
鞘の作りは安物。しかし、百姓の女房が持つために敢えて安物を装ったとか・・・。柄も鍔もない。
長船の偽銘品は相当出回ったらしい。しかし、制作は相当に古いもの。
偽でも美術品かもしれない。