De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

高齢者ドライバーの心がけ

2016-12-17 23:21:42 | 話題・問題・ひとこと
今年は相模原市長から長寿祝いのメッセージが届いた。

高齢者は街にあふれ、車に乗って事故を起こす。
肩身の狭い高齢ドライバーである。
私は自信をもって安全運転・・と言ってもその自信さえ判断能力が衰えて自分を評価できなくなっているだけかもしれない。
でも、こだわりをもって運転してはいる。自転車も乗るのでその時も徹底した法令遵守。
1)一旦停止の標識のあるところでは、たとえ見通しが良くとも確実に停止線ぎりぎりで停車する。左右を確かめてゆっくり出ていく。そうすると後ろの車も真似をする。自転車に乗るときも当然そうする。しかし、自転車の99%以上は一旦停止を守らない。停止線前で停車という条件を付ければそれを守る人は完全に0%。わたしは異端児。でも高齢ドライバーだから基本は確実に。
2)交通ルールではないけれど、私は駐車場では原則前向き駐車。それによって後ろに続く車を待たせる迷惑はなくなる。人の家屋敷にお尻を向ける失礼もしない。
後ろ向き駐車がへたくそだということもある。慎重にバックしてブレーキとアクセルを間違えてフェンスを破ったり、川に落っこちたりする例は減る。運転免許更新実習でも後ろ向き切り返しが一番緊張。
もっとも、周りに迷惑の掛からない、バックでは出にくい狭い駐車場や自分の家の駐車場は例外的に後ろ向き駐車しているけど。

(facebookから)

特攻の無念若者の心に生きる

2015-08-21 18:01:40 | 話題・問題・ひとこと
元予科練の生き残りの新聞投稿がSEALsの若者の間で波紋を呼んでいる。
死なされていった特攻兵の若者の思いが今を生きるSEALsの若者に生き継がれたという感慨である。
一見相矛盾しているように見える二つの集団。
特攻隊員はお国に従順で命までささげた若者、SEALsは安保法制という70年の平安な眠りから覚まされる制度に反発して立ち上がった若者。
しかし、86歳の元予科練の投書が、特攻隊員の無念の思いをSEALsの若者が引き継いでいることに気が付かせてくれた。
同じ年代の青年たち同志、夢と希望を抱えた同じ青年どうし、無念の死を遂げた誰か一人の思いをSEALsの誰か一人がそれぞれ生き継いでやってくれ。彼らは君たちと一緒に歩きたかった。いや、歩かせてやってくれ。彼らの思いをぐっと抱きしめながら。

私も涙が止まらないのです。

【7月23日朝日新聞朝刊「声」欄抜粋】
安全保障関連保安が衆院を通過し耐えられない気持ちでいた時、学生たちの反対デモを知って元予科練の私はうれしくて、涙を流した。
オーイ、特攻で死んでいった仲間たち、俺たちは今こそ生き返ったぞ。
(中略)
若かった我々が生まれ変わってデモ隊と立ち並んでいるようだ。今のあなたがたのように彼らは生きていたかったのです。

中国を蹂躙した日本の歴史は変えられない

2015-07-24 10:09:06 | 話題・問題・ひとこと
また8月15日が近づいてくる。
悩ましい日である。
首相はじめ閣僚が参拝したがる。
A級戦犯の合祀されている靖国神社へ。

歴史を直視すれば、日本が犯した対中国での罪は、その事実は覆い隠すことはできない。
蒋介石も、周恩来も二分説と言い、悪いのは日本の軍国主義、日本人は善良な民族との立場をとってくれた。

日本は敗戦したが国体が護持されたといえる。戦前政治はそのまま今の政治に引き継がれている。だから歴史をしっかりと見つめ、事実から目を逸らさず、日本が犯した政策的誤りを認めることはこれからさきずっと必要なこと。

ドイツやイタリヤはどうか。罪を犯した政権は国民の手で葬り去った。悪者は死んだ。時の政権を正当化することは法で禁じられている。当時の政権と今の体制とは断絶しているから国際的に仲間入りで来ている。

今の中国の進出主義はそのころの日本と似ているかもしれない。
たしなめて収まるものではない。しかし、それとこれとは別。
中国と国際的に対峙しなければならないが、日本は敗戦という事実の上に独自の努力で世界からの信頼をうけて成り立ってきた。戦後レジュームからの脱却と安倍総理は言うが、政策の誤りという歴史的事実から脱却しようとするのは誤りである。

政策の誤りによる被害者は日本の侵略を受けた近隣諸国とともに、日本人の我々そのものなのである。天皇は国民に対して謝っているようにみえるが政権は思い上がっているように見える。


リタイヤしたら百姓を目指そう

2015-07-22 17:02:09 | 話題・問題・ひとこと
百姓になりたい

リタイヤした後の第二の人生に「百姓」という選択をすべきであった。
私の言う百姓の意味は「農業従事者」ではない。字のごとく「たくさんの姓を持つ者」、ここで「姓」は役割とか手についた職とかの意味と解釈している。
百姓はまず基本に食糧を生産する。農業という仕事。その仕事を行うための道具や身に着けるもの、その他もろもろを自分で作る。昔なら草鞋を編み、むしろ・コモを編み、鎌・桑・鉈…を研ぐ。生活に必要なものを自ら山野で集めたり加工する。すなわち薪を作り籠を編む。まだまだ自ら生産したものは多い。
今の百姓は、休耕地を活かしてコメ作り・野菜作りをする。その道具や材料はコメリでなんでも用意できてしまう。しかしDIY。道具は買っても物置小屋は自分で作るし、道具の修理は自分でやる。薪ストーブは買うけれど燃料の炭や薪は自作し、コメ・野菜以外キノコの栽培、果樹の育成、山野に入って山菜など自然の恵みを集める。収穫物を加工して保存食とし、余ったものは売る。里山資本主義の原理からすれば、売って金に換えるとは限らず、地域の人と物々交換か物労交換。またはいろんな助け合いと交換する。この流通方式は地域内だけで終わるのでなく、まちの人を呼び込んで一緒に働いてもらい、その報酬の一部にも使う。暖房も風呂も飯炊き・調理も薪。
田舎ではみんなそれをやっているがそれだけでは食っていけないというだろう。だから農業は片手間になり本業はまちに求める。お金の資本主義経済の循環に加わる。
その点、里山資本主義のパイオニアはリタイヤして年金という歯止めを持っている者の特権。今のところ下手な規制があるが、休んでいる農地は無数にあり、その活用について自治体も少しずつその気になりだしている。
そういうことでリタイヤの時に「百姓」という選択に気が付けばよかった。

アイアムケンジ

2015-01-31 23:07:16 | 話題・問題・ひとこと
孫娘の玲子が一人でじじばば2人だけの我が家を訪ねてきた。小学3年生である。途中まで母親に連れてきてもらい、我々は駅に迎えに行った。
上の孫娘が中高一貫校を受験するために受験勉強が佳境に入ったこと、母親が原稿書きで忙しくて相手にしてくれないことなどから週末に遊びに来たもの。

彼女は、最近新聞をよく読むという。イスラム国人質事件に関心があるので主に第一面を読むのだそうだ。男の子で新聞をすごく良く読んでいる子に刺激されているみたいだが。

今日の夕刊がテーブルの上にあった。第一面トップ記事はやはりこの事件の関係。「ヨルダン 国内対応苦慮」とある。
その次にやや小さく、「シリアでも『私はケンジ』」という見出しが見えた。

そこでこんな話し合いになった。私の説明は間違っているだろうか。

じじ:「シリアでも私はケンジ・・」という見出しから何を感じた?
れいこ:わからない
じじ:「私はマララ」という本を書いた人のことは?
れいこ:それは知っている。頭を銃で撃たれて、生き返って、ノーベル賞をもらった。
じじ:それではフランスで起こった新聞社を襲ったテロ事件のことは?
れいこ:事件のことは知っている。
じじ:市民がこの事件を怒って、「私はシャルリ」と書いたプラカードをもってデモ行進をした。シャルリとは襲われた新聞の名前だ。
それと関連して、今度はシリアの市民が私はケンジというプラカードをもって写した姿をフェイスブックに載せた。

じじの考え方はこうなんだ。
マラらの書いた本。I am Malala.という意味は単に自分の名前を言っているのではない。私はマララと訳すより、マララはここにいる・・というような意味なんだ。逃げも隠れもしない、堂々と女の子の教育のことはどんなに責められようが続けるという覚悟だ。
だからフランスの市民がI am シャルリと書いたプラカードの意味もわかる。私もシャルリだ、シャルリを殺すのなら私たちも殺せるか、という、言論の自由の前に体を張る意思を示したのだと、じじは思う。

だから、シリアの人が私はケンジと言ってくれたことに胸が詰まるほど心強さをじじは感じるんだ。
れいこはヨルダンが難しい立場にあることはわかっている。ヨルダンの市民がアイアムケンジと今言うことはできない。その隣で、イスラム国という過激集団に多くの国土を蹂躙されているシリアの市民が意思を示してくれたことは、それがわずかな人だけであってもいろんな意味があって、日本と、難しい立場にある国々の人たちとも連携が取れていることに感謝しなければならない。

れいこ:じじの話はむつかしすぎるけどわかった気がするよ。

新年政治考2

2015-01-15 22:06:44 | 話題・問題・ひとこと
民主党代表選盛り上がりませんね。


若手代表が生まれる気配もあります。
若手結構、リベラルもっと結構。
しかし、いま大切なのはちゃんとした野党。しっかりと党運営できる代表。
も一度政権、などまだまだ考えられないのですから。

有権者の気持ちを掴んでいますか。
一つ考えてほしいこと。
自民党の独走を助けたのは民主党といわれています。
もう一つ、共産党の躍進を支えたのも民主党です。
野党がお互い足を引っ張り合い、主義主張がめちゃくちゃ。
自民党に入れたくない人が自民党と対極にある(と思われる)共産党に投票した。
そう思いませんか。

政治問題をSNSなどで堂々と発言しあう土壌が日本にできていない。
右に傾きすぎた世論とヘイトスピーチなどが委縮させる。
SNSに街頭演説の様子と食事会の写真ばかりを載せる政治家に、政治的課題を吹っ掛けると無視する。
政治家が政治のことを語りたがらない。
地方議会など特にそう。

安倍政権は農協改革を打ち上げた。しかしそれが理由で山口県知事選で負けた。
わたしは、この改革は絶対ひるむことなくやるべきという主義。
小泉政権が郵政改革をやった時のような期待がある。
これは民主党ではできないから。嫌われぬいてもやり遂げて撃沈すればよい。
農業政策だけが戦後70年取り残された。安倍さんの言う戦後70年にふさわしい改革です。







新年政治考

2015-01-07 21:21:55 | 話題・問題・ひとこと
今年の政治は一人の男に引っ張られそう。
戦後政治体制を改革することが安倍首相個人の信念。身近な信念があるから強い。祖父の岸信介のすべてを信奉し、歴史的人物に据えようとしている。

戦後70年の新たな談話を安倍氏自身の手で作りたい。
しかし、中韓との関係ではなく、米国を含めて先の大戦で相手にしたすべての国が懸念している。いや、本来日本人すべてが懸念しなければならないことだが、70年という年月は日本が犯し、自らの国民を苦しめた記憶を消し去りつつある。
米国も、すでに十分な談話が出されているのに、何を削り何を付け加えようとしているか極めて訝っている。

これに対抗できる政党はない。
当然戦争と戦後の混乱を知っている80歳以上の政治家などいない。

民主党は無能だった。
安倍首相の独走は、民主党の無能が支えとなっている。
さて、民主党代表の選挙がある。この3人の中で誰が一番「有能」なのだろう。
民主党とは何ら関係はないが、関心を持たざるを得ない。

政権を再度とってほしいとはいまさら思わない。
しかし存在感のある、しっかりした政党になってほしい。



日本には楽しい行事も支えあいもたくさんある。
世界からも尊敬され、仮にいじめにあっても支えてくれる世界の人々を大切にしたい。

おみくじ検証

2015-01-05 15:09:09 | 話題・問題・ひとこと
正月のおみくじ運はいつも大吉を引いている感じがする。今年は新装なった亀ヶ岡八幡で大吉。昨年は高幡不動尊で大吉。
昨年のおみくじを検証してみると、
1.願望叶う・・・・・;特に願望があったわけではないが、細かい願いはほぼ叶っていたか
2.病人本ぶくす・・・;病院通いは続いているが、担当医からは「これは病気の部類に入らない」といわれている。今年も続くが、踏み込んでしまった薬から抜け出すため
3.待ち人来る・・・・;ロスから孫が来たのは4年ぶりか
4.失せもの出べし・・;特になくしものもしていない
5.縁談上場・・・・・;無関係
6.売買大利あり・・・;アベノミクスの恩恵は多少受けた。リーマンで失ったものがほぼ戻ったか
7.その他すべてよろし;とくに悪いことはなかったからすべてよろしということか。

大吉あたり
今年もこの程度安穏か

テレビ結婚式

2014-03-30 14:01:07 | 話題・問題・ひとこと
フイルム時代の写真がアルバムで相当量ある。
これをデジタル化することにした。
場所を取らないから、あまり厳選することなく取り込み、済んだ写真は直ちにゴミ箱行き。懐かしい写真が次々出てくる。

昔、フジテレビでテレビ結婚式という番組があった。
これにわが友人が応募して当選。あわててテレビ結婚ということになった。
その時出演した写真が出てきた。
当時は録画技術が低く、生放送。
親戚友人もみんな呼んで、これで結婚式成立。
局内の部屋を借りて披露宴。そのまま新婚旅行。
この番組にあたると洗濯機だったか冷蔵庫だったかがもらえた。
66年夏のこと。
高度成長が始まっていたがまだ給料は安く、結婚式は創意と工夫で安く済ますアイデアが考えられていた。