De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

脳は量子コンピューターである

2023-07-05 17:30:14 | 死生観
脳は量子コンピューターである。
臨死体験の話には興味深いものがあります。ほぼ共通するのが、自分の体から魂すなわち意思が離れていき自分自身を見下ろしている、とか、川の向こうにきれいな野原が続いていて誰かが呼んでいる、などです。あまり地獄で閻魔様に苦しめられたという話はありません。
最近、意識の働きは量子論的で説明できるという話を目か耳にしたことがあります。今年のノーベル生化学賞受賞者の研究成果にあった・・・とかテレビで見たような気がして夢中でググってみましたが再現はできませんでした。NHKの番組、ヒューマニエンスで見たかもしれませんがオンデマンドでも見つかりませんでした。
いずれにしても人間の脳は量子コンピューターの原理で働いているという理論が生まれてきた。
私がこれに着目しているのは、臨死体験者の一様な体験話が真実として証明されるかもしれないからである。心肺が停止し、脳への血流もなくなり死が確定するのだがその間も脳の量子コンピューターは動いている。誰もがどんな死に方をしであってもても、事故で即死ということになっても量子の動きでしばらくは意思すなわち魂が近くでさまよっているという見方ができる。心肺蘇生する確率はわずかだが生き返った人はその臨死体験を語ってくれる。
死生観でこのFBで私が書き込んだことがあるが、死はコンピューターのシャットダウンボタンを押したときのようにいくつかの手続きを踏んで脳の死に至る。そのわずかな時間にヒトは走馬灯のごとく過去を思い浮かべ、死地へ向かう。その時間に天国か地獄を体験する。しかし、脳が量子論的働きで生物的死と関係なくしばらくの間計算をしているのならその時間は結構長いに違いない。死んだ人の魂が成仏しないで近所でさまよっているという昔の人の考えはもしかすると事実なのかもしれない。ただその終わりまでの時間がどれほどあるのかはわからないけど。死って結構楽しいものなのかもしれない。