De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

資源ジャー考察・我が家のごみ

2016-08-12 21:57:04 | 環境
3)紙資源ごみ
容器包装リサイクル法が施行され、紙容器についても同様に制度化されました。しかし、紙資源の再生は日本では古くから進んでおり、あえて容器包装物を分離して制度化する必要もなかったような気がします。相模原市ではほかの紙類と分けて出します。
しかしここでも、容器包装物か他の雑紙か区分しにくいものもあります。やはり商品が包装してあった容器を意味して、郵便の封筒は包装物ではありません。雑誌・雑紙に分類し紙袋に入れて出します。
紙製容器包装物であっても段ボール、牛乳パックはそれぞれ区分して別に出します。おそらく、段ボールはそのまま段ボールに再生され、牛乳パックはティッシュペーパーやナプキンなどに再生されるのでしょう。
紙にもいろんな種類があり、また表面を処理したり印刷インキが厚く塗られたものもあり、それを細かく分類・分離することは困難でした。が、今では技術が進歩し紙であれば何でも一緒くたに溶かしインクやクリップなどが分離除去され新聞用紙などに大量に再生されると何かで読んだことがあります。数年前までは新聞紙と折り込みは厳重に分けて出さなければなりませんでしたが今では一緒に出すことになっています。
ということは、雑誌・雑紙、包装容器はあえて区別しなくとも持ち運びしやすいようにしっかり結わえたり袋に入っていればよいのではないかとも思えます。
我々市民も実際の再生工程を知ることによって無駄な分類や面倒だからと一般ごみに混ぜてしまうこともなくなり、紙の再生率がさらに向上するでしょう。