グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

陶磁器は楽し 32 ~ 萬古焼 南蛮織部 9寸皿 ~

2016年05月14日 | Domestic and foreign ceramics
三重県四日市市周辺の地場産業として名高い『萬古焼(ばんこやき)』☆


特徴は、耐熱性に優れていて、陶器と磁器の間の性質をもった「せっ(火へんに石)器」に分類されます☆

原料は粘土、釉薬はかけない、吸水性は少ない、叩いた音はかたい、透光性はない、、、☆



実際にものを見ないと分かりませんよね☆






こんな感じ☆


力強さを感じます☆


釉薬の織部が窯変でいい感じの色になっています☆


織部ファンの私にとっては、うっとりするだけ、、、、☆






ろくろを使わないので、底には高台がありません☆


これも力強さを感じるところ☆







このような器は、冷たい料理(刺身など)を盛り付けるときには予め水に浸けて冷やしておくのがいいです☆


逆に温かい料理の場合はお湯に浸けておくと、油分や汁気の侵入を防げます☆


収納のときは、磁器や陶器と一緒に重ねないのも鉄則です☆



では早速盛り付けを、、、☆




陶磁器は楽し(^^)/☆










陶磁器は楽し 31 ~ 萩焼 白掛分皿 ~

2016年05月12日 | Domestic and foreign ceramics
山口県萩市一帯で焼かれている『萩焼』☆

江戸時代初頭、毛利輝元の命での御用窯が築かれたのが始まりなんだそうです☆


「一楽(楽焼)二萩(萩焼)三唐津(唐津焼)」と謳われ、茶人好みの器を長年焼いてきたことで知られています☆






これは「白掛分皿」の5寸です☆


こういう器は、年数を重ねると水分が浸透して違った色合いに変化をするそうですが、それを「七化け」と呼ばれています☆



早くその色合いを見たいのですが、それにはまだ少し時間がかかりそうです☆







『深山』でしょうか、釉薬の中にそれらしき文字が見えてます☆



これも気に入りました☆



陶磁器は楽し(^^)/☆






陶磁器は楽し 30 ~ 窯変白吹き 和紙楕円皿 ~

2016年04月23日 | Domestic and foreign ceramics
この皿は「窯変白吹き 和紙楕円皿」といいます☆





聞いたことがないような名前ですが、これをご説明しますと、、、☆


「窯変」、、、ようへんと読みます☆

焼き物を焼いているとき、炎の性質や釉 (うわぐすり) の含有物質などが原因で予期しないものが出来上がることがあります☆

これを「窯変」といいますが、近年ではあえてその変化を求めて作為的にすることが多いようです☆


「白吹き」、、、これは焼き物の色付け技法の一つで、専用の器具(コンプレッサー等)を使います☆


「和紙」、、、和紙染のことで、焼き物に和紙を貼り付け、その上から色付けしていく技法☆







このお皿で、中華食堂を営んでらっしゃるご主人からいただいた、採れたてのコンニャクを刺身でいただきました☆





お皿のお陰で、味わい深く、とても美味しかった☆




陶磁器は楽し(^^)/☆





陶磁器は楽し 29 ~ 信楽焼 織部トチリ鉢 4.8号  ~

2016年04月23日 | Domestic and foreign ceramics
全国50か所以上の店舗数を誇る『テンポスバスターズ』☆

中古厨房機器のリサイクル販売・新品安売り販売、店舗設計・内装工事や店舗用不動産の紹介を手掛けている企業です☆


飲食業を営んでる方にはお馴染みですよね☆


こちらでの商品購入に関しては、メンバーに入会しなければなりません☆



実は、、、☆





私もメンバーなんですね~☆


大好きな業務用調理器具や器などが手に入るからなんですね~☆


今回はこの器を見つけました☆





織部トチリ鉢☆


「トチリ」とは、焼き物の技法の一つにある、「飛び鉋(とびかんな)」のことで、生乾きの素地を破線状に削って文様を施す技法です☆

信楽焼ではこれを「トチリ」と呼んでいます☆


日本の焼物では、大分県日田市の小鹿田焼(おんたやき)や、福岡県朝倉郡東峰村の小石原焼(こいしはらやき)などの陶器窯でよく見られる技法です☆






鮮やかな緑色☆

織部の釉薬は本当に惹きつけられます☆



これからもお店に通う機会がグーンと増えそう☆



陶磁器は楽し(^^)/☆









陶磁器は楽し 28 ~ たち吉 花模様 青 金縁 丸皿9寸  ~

2016年04月16日 | Domestic and foreign ceramics
京都の老舗店『たち吉』の“花模様 青 金縁 丸皿 9寸”です☆







直径の9寸は、約29cm☆


この大きさは結構重宝するんです☆


面積が広い分、料理の盛り付け方に多くの変化をつけられ、またそれが盛り付け上手への練習台にもなりますからね☆



縁に金色の細いラインが施されてますので、高級感も味わえます☆



例えば、鯛の御造りなんかを盛り付けたら、「おーっ!!」ってな感じでね☆








「食材」、「器」、「包丁」は料理には欠かせませんが、「器」は最後に勝利の良し悪しを決めるところ☆



実はここがポイントなんですね☆




料理は楽し(^^)/☆