グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

陶磁器は楽し 27 ~ 美濃焼 染付 7号皿  ~

2016年04月13日 | Domestic and foreign ceramics
陶磁器は何百何千何万もの柄があります☆


その中で、「染付」という技法があります☆


白色の胎土で成形した皿の上に、酸化コバルトを主とした藍色絵の具で絵付したあと、その上に透明釉をかけて高温焼成した陶磁器になります☆






こちらは美濃焼の染付☆

幾何学的な模様が気に入ってます☆






白に藍は非常に高級感を感じますね☆






桜の花が散りばめてあるタイプ☆

華やかさを感じます☆










何時間見てても飽きないです☆




陶磁器は楽し(^^)/☆





陶磁器は楽し 26 ~ 美濃焼 棟山窯 たたら 織部掛け角皿 ~ 

2016年04月12日 | Domestic and foreign ceramics
美濃焼「棟山窯」の角皿です☆





幅は約25センチメートルで正方形になります☆


外側から縁にかけては織部が何層にも塗られていますので、緑色の深みをとても感じます☆



この角皿は“たたら”という手作り技法でできていますが、これはろくろ仕上げではないので、一枚一枚違った完成品になるのが特徴☆


作り方は、材料の粘土を円筒状にして、トカゲという針金状の器具で粘土をスライスしていきます☆


次の工程は“手びねり”といって、できた“たたら”の縁を起こしていきます☆

“たたら”の厚みや雰囲気を崩さないようにしていくのが難しいところで、注意する点はお皿の腰(底の部分)をしっかり作る事☆

これさえできれば仕上がりがきれいになっていくのです☆







完成した生地は乾燥から素焼きをしたあとに、絵付けと施釉し、焼成してから製品となっていきます☆




やはり織部はいいですね~☆



陶磁器は楽し(^^)/☆






陶磁器は楽し 25 ~ 瀬戸物 ~

2016年04月06日 | Domestic and foreign ceramics
愛知県瀬戸市周辺は、室町時代から焼き物の産地として有名でした☆

日常使われている陶磁器で、瀬戸物と言われていることはご存知の通りですが、戦国時代の歴史の向こう側では陶磁器の歴史もかなりの変遷があったようです☆


尾張の国は何年も何十年もの間、戦の中心地でありました☆


当然、職人は戦乱を逃れ四方八方へ、、、☆


瀬戸市周辺の職人たちは美濃市、土岐市方面へ疎開し現地での陶磁器生産となりましたが、今ではその名残で現在に至っているのです☆



戦禍が収まった頃、織田信長が職人たちを呼び戻して瀬戸市を再興しようとしましたが、時はすでに有田焼、伊万里焼の最盛期へ移っていたのです☆


陶磁器オークションで何千万円などの高値を呼ぶものは、戦国時代前に作られていた瀬戸物(古瀬戸)は、このような背景のためだったんですね☆



京都を中心として、東は瀬戸物、西は唐津物といわれているのもこの流れなのだそうです☆






瀬戸はどんな街なのでしょう☆



如何にもって感じです☆





橋の欄干には織部が貼り付けてあります☆





もう一つの橋には、、、☆











如何にも如何にも、、、☆







法雲寺では、陶器製の梵鐘が使われていたと、、、☆





如何にも如何にも如何にも、、、、☆







いい器にめぐりあいたいですね☆




陶磁器は楽し(^^)/☆














陶磁器は楽し 24 ~ 上野焼(あがのやき) 庚申窯 ( こうしんがま) 箸置き ~

2016年04月02日 | Domestic and foreign ceramics
時は江戸時代前期、小倉藩主だった細川忠興(ガラシャ婦人の夫)が、朝鮮人陶工の、金尊楷(上野喜蔵)を招いて、豊前国上野に登り窯を築かせたのが『上野焼』の始まりだと言われています☆





中でも有名な、『庚申窯 ( こうしんがま)』の箸置きを手に入れました☆



こちらの窯は、親子3代で作陶しているそうです☆





上野焼の特徴は、第一に材料の生地が薄く軽量であることがあげられます☆


また、釉薬の種類が非常に多く、窯の中で釉薬が溶けて多様な模様ができるという趣が出るほか、絵付けは用いないのでナチュラルな陶器を楽しめます☆







上野焼には必ず「左巴」と言われる左回りの渦模様の陶印が入ります☆


ろくろと高台を離す時に使うカンナの刃後で、自然発生したのが現在に至っているそうです☆







器や箸置きなどに変化を与えると、料理がより一層美味しくなるはずです☆




陶磁器は楽し(^^)/☆








陶磁器は楽し 23 ~ 余宮 隆さんの器 ~

2016年04月01日 | Domestic and foreign ceramics
『居酒屋 丙午(へいご)』の大将にはいろいろな事を教わっています☆


もちろん料理からですが、最初は「だし巻き玉子」の作り方でしたね~☆


卵を溶いて出汁を絡め、少しずつ何層にも焼いていく工程、、、☆


こんな難しい料理はできないと言ったのに、大丈夫です!絶対にできますから!!、、、☆



そのお陰で、できてしまったんです☆


嬉しかったね~☆


料理の素晴らしさを知った瞬間でした☆



後日、報告をしに大将の元へ行ったときに、次にハマってしまう出来事が、、、☆



大将が使っている、出刃包丁、牛刀、柳葉包丁を握らせてくれたのです☆



三徳包丁しか使ったことがなかった私にとって、これは強烈なインパクトでした☆



世の中にこんな刃渡りが長い包丁があったなんて、、、☆



手元に包丁の数が増えたのは、言うまでもありません☆



包丁の数が増えると、料理の幅も広くなってきます☆


和食、洋食、中華、、、☆


そして、その先にあったのは、、、☆


料理には欠かせない「器」でした☆





大将から見せていただいていたお店の器の数々☆





素晴らしいものばかり☆


水道橋にある『千鳥』というショップで開催されている“余宮 隆さん”の器なんだそうです☆


いいですね~☆


私も「器」の素晴らしさの虜になりました☆





帰り際、、、これどうぞ!!、、、えっ!?、、、☆





プレゼントです☆


ウッソー!!☆







『千鳥』は憧れのショップでしたから、心臓がバクバクしちゃって☆



今日は寝られそうもないな、、、☆


ありがとうございました☆



陶磁器は楽し(^^)/☆