グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

暴輪族 ①

2006年02月26日 | Small talk(世間話)

都内の幹線道路の歩道を歩いていると、歩道にはとても迷惑な違法駐車のオートバイや違法駐輪の自転車が放置されています★

広い歩道もこうした車両のお陰で、とても狭い間隔になってしまうんですよ★

私はよく国道246号線の歩道を歩くのですが、歩道の幅が約2メートルなのに、人が一人すれ違うぐらいの間隔になっている所が多いんです★

そんな狭い間隔には人だけではなく、とても恐ろしい物も通るんですね-★

それは、『暴輪族』★

そうです、スピードを出している自転車です★

最近の自転車は高性能の物が多く、ギアが20段以上の物や、漕ぐ力が弱くても加速が出る物など多種多彩ですよね★
私も、こういった高性能の自転車は、ツーリングや、力の弱い女性やお年寄りのためには非常に良い物だと思っています★

ただ、人が乗れば車両です★道路交通法上は軽車両になりますか★歩行者は、道路交通法では一番弱い立場にあります★

この関係を含んだ上で、この後の話をお聞き下さい★

昨年の12月14日、赤穂浪士の討ち入りの日です★(そんなのどうでもいいか)

前方から猛スピードで突っ込んでくるマウンテンバイクがありました★運転していたのは、赤いダウンジャケットを着たヒゲづらの男★歳の頃なら30歳前後でしょうか★

道幅は狭くなっているので、当然、マウンテンバイクはブレーキをかけなければなりませんよね★歩行者保護のために★
私はそう思い、そのまま歩いていました★(

ところが、そのマウンテンバイクは、ブレーキをかけるどころか、むしろスピードを上げて突っ込んで来たんです★

『うわッ!無茶だ!』

その瞬間、私の右側を通過した際、ハンドルのグリップエンドが私の腕にぶつかったんです★

自転車男は『チッ!』と私を見る鋭い眼光!★

人にぶつかっておいて睨むとは何事と思い、

『無茶すんなよ!コラ!』
と、一喝★

すると、鋭い眼光がより凄くなって、『ウルセー!』と逆ギレ★
そのまま捨て台詞を吐き逃げて行きました★

これ間違いなくひき逃げだ★追っ掛けなければ★しかし、相手は高性能な自転車です★追いつけられるはずもありません★

《クソー!なんて奴だ!こんなんで泣き寝入りは絶対しないぞ!》

そう思った私は、必ず復讐をしてやると心に誓ったんです★
翌日、必ず見つけてやろうと同じ時間帯にその付近でハッていると★
見覚えのある赤いダウンジャケットを着て、マウンテンバイクに跨がるヒゲヅラの男が現れたんです★

『イタ-ッ!見つけたぞ-!』

私は逸る気持ちを押さえつつ、相手の様子を観察していました★

すると、そこから30メートルほど先の歩道に自転車を止めて、駅に消えたんです★

《なんだ、昨日は追っ掛けていればすぐに捕まえられたんだ》

私は、その男が止めたマウンテンバイクに近寄り、持ち主の手掛かりが無いか、隈なく調べました★

発見!★

住んでいるマンションのシールが貼ってあり、ご丁寧に号室まで書かれていたんです★
マンションは国道沿いにあるので、すぐに分かりました★

《よーし、これだけ手掛かりが出れば復讐はできるな、必ず懲らしめてやる!》



※文章が長くなってしまったので、この続きは次回に書きます