山口新聞俳壇九月

2016-09-29 17:00:09 | 空見屋の飛んで575
林火忌やそれとなく待つ旅の夢 優空   ☆大野林火といえば次の句を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。  ねむりても旅の花火の胸にひらく 作者はおそらくこの句をベースに自分の旅を思い起こしたり、未来の旅を想像したりしているのでしょう。「それとなく」、に見られる淡い期待感に共感します。 ☆以上(杉山久子先生の選評)より抜粋 しんしんと肺碧きまで海のたび/篠原鳳 . . . 本文を読む
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