白南風やわれ一本の岬の木 土見敬志郎
雷鳴をたどれば山椒魚の国
瞬きをして白鳥を引き寄せる
手のひらの続きに水平線の秋
陽の重み葡萄に垂れて山の国
ことごとく戦火の匂ふ曝書かな
どの木にも鳥のねむりや春の月
開く時金剛力の冬牡丹
蝦夷蟬の声を帽子に溜めてゐる
晩年や一本で足る野紺菊
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- 日光市の永住者(北海道出身)72才 近場の植物定点観察・散歩写真・俳句紹介など 過去に森村誠一賞(写真俳句)受賞
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