俳句生活あらあらかしこ2

2016-01-10 20:45:20 | 空見屋の飛んで575



ゆづり葉のわれもわれもとみ
な独居 青萄 (一句一遊・金曜日)










「ゆづり葉」という、目出度さを寿ぐ新年季語の本意からすると、空気を読まない外れた詠みですが…現実問題正味のところがこうであり、それを(自分の中で)殊更ねじ曲げて詠むことはできません。夏井組長が金曜日に採ってくださったことに感謝します。




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3 コメント

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Unknown (ビビアンヌ)
2016-01-10 22:55:03
空見しゃん、こんばんは!^^

ゆづり葉。。。という名の旅館があります。
その名がずっと気になっていました。
空見しゃんの句で再会できました!
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Unknown (安のり)
2016-01-11 09:14:39
 本意から外れた句、時代背景の違いありますから
必ずしもそれに合わせなくても良いとは言いませんが
そうなることもこれ又事実。この暖冬は今まで季語にないもの見せてくれます。
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Unknown (空見)
2016-01-11 19:54:23
☆ビビアンヌしゃん、こんばんは!
「ゆづり葉」きれいな名前の木で、茎が鮮やかな紅色なんですじょ。
ナベタンのことではすっかり驚いてしまって~でももうこうなったら、次の復活を祈るしかないのかな?

☆安のり様こんばんは!
3・11のような大きな悲劇の後では、季語の本意も変化があって然るべきこと、と思うのですが…しかしながら、東北の俳人はそこを逆手に取って見事な俳句を作った!
どんな状況であれ、季語は死なないし、今後も季語の潜在力を信じて進むしかないですね。

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