自然公園の花2

2021-07-04 20:04:02 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ

 

 

 

 

 

 

咲き出したヤナギラン

 

 

 

 

 

 

散り出したアスチルベ

 

 

 

 

白い紫陽花 白四葩

 

 

 

 

 

 

 

 

むすびてはひらくあはれを泉とす/青萄

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (青萄)
2021-07-04 22:37:55
関 悦史の〈切れの遊び方〉より

★共通の場を作ることで語り手を変容させる「や」
例句 小津夜景/夢殿やくらげの脚をくしけづる

★希薄な題材への作者の判断を受けとめる「かな」
例句 西村麒麟/栃木かな春の焚火を七つ見て

★都市生活者の外界への畏怖を伝える「けり」
例句 松本てふこ/炊飯器買つて良夜を帰りけり

★総てを受けて現世を肯定する句末の名詞止め
例句 後藤比奈夫/するすると伸びてまだ伸び揚花火

★奇異な内容を押しきる句末の終止形
例句 生駒大祐/六月に生まれて鈴をよく拾ふ

★現状を受け入れる言いさし
例句 小川軽舟/駅弁を家に食ひつつ日の永き

★切れないで捻れる
例句 岩淵喜代子/穀象に或る日母船のやうな影

↑二物の取り合わせも不思議だが、それ以前にパーツ内に詩的な組合せが入れ子状に仕組まれている。捻れによって日常言語から離陸した575は、なだらかに呑み込まされてしまい、すでに形式的な「切れ」はさして重要ではなくなっている。
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