夏に沖縄のドキュメンタリーを見た…

2015-11-23 19:33:04 | 空見屋の飛んで575








強く強く心に沖縄が迫った。体の不自由な老夫婦が、戦乱のなか孤児となり、ガマに飛び込んできた見知らぬ少女を助け、おじいさんがとっさの判断で未来に希望をつないだ。生きるためには白旗を掲げ、アメリカの捕虜になるんだ!そして少女は立派な大人に、今も沖縄戦を語り継いでいる。 (アメリカのフィルムには、長い白旗を木の棒にくくりつけ、しっかりと歩いてくる少女の姿があった)



ふんどしが白旗兼ねし沖縄忌 青萄

角川「俳句」12月号 嶋田麻紀選 (推薦)


☆沖縄忌は六月二十三日。太平洋戦争で大きな犠牲者を出したことは周知の事実。この句のような究極の現実もあったということに打たれる(嶋田先生の選評より)


この句は今井 聖選(佳作)にも採っていただきました。感謝。




コメント    この記事についてブログを書く
« 日光山興雲律院の参道より2 | トップ | 個人的な俳句の(愚痴)話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

空見屋の飛んで575」カテゴリの最新記事