サラシナショウマ↑キクイモ↓
ベランダ園芸のシモバシラ↓涸れかけたんですが立ち直りました~💦
如月や閑と木の家紙の家
煮凝に透けて遥かな夕灯り
ときどきは夢に咲(わら)ひもして冬眠
帰らざる日やまなうらの初山河
(以上照屋眞理子の全五句)
サラシナショウマ↑キクイモ↓
ベランダ園芸のシモバシラ↓涸れかけたんですが立ち直りました~💦
如月や閑と木の家紙の家
煮凝に透けて遥かな夕灯り
ときどきは夢に咲(わら)ひもして冬眠
帰らざる日やまなうらの初山河
(以上照屋眞理子の全五句)
さて「芋名月」も過ぎ、芥川龍之介のデビュー作『芋粥』思い出す。この年に芥川は24才で帝大を20人中2番の成績で卒業し、夏目漱石に絶賛されたが漱石は死去した。
教訓を説いているのかとも思える『芋粥』だが、これは「飽食の幻滅を知る」話ではなく「飽食を強要される恐怖」をえがいていたらしい。
芥川の自殺動機は「将来に対する唯ぼんやりとした不安」であるが、その不安が既に『芋粥』の中に潜んでいたということである。
主人公の「某と云ふ五位」が長年にわたり憧れた芋粥を、腹一杯食べてみたいと願う心の中に、もしも腹一杯食べたらそれっきりになるのではないか、というぼんやりとした不安があったのである。