まだ溶けぬ22才の別れ雪/青萄
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- 日光市の永住者(北海道出身)72才 近場の定点観察・散歩写真・俳句紹介など 過去に森村誠一賞(写真俳句)受賞
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津田清子/切り株に嬰児拓地のうろこ雲
宮坂静生/白萩や妻子自害の墓碑ばかり
大日向開拓地は信越本線(現・しなの鉄道線)信濃追分駅から浅間山に向かって約三キロ北へ、標高1050~1250メートルの地だそうである。
そのスプリング・エフェメラルでも私が一番美しいと思うのが片栗の花である。今日はそれを目当てに歩いた☺
俳句における空前絶後の片栗の句は、テンコーさんの「かたくりは耳の後ろを見せる花」、今後もこれ以上の句は出てきはしないだろう、と思う。カタクリを見れば、この句が頭のなかでリフレインして止まず…困る🎵
まぁかくのごとく、俳句は一句当たればやめられない泥沼に入る、なので古今東西人気があるような?(笑)
桂先生の「(宇多はあちこちの結社に出歩いているが)日が暮れれば帰ってくる」と、宇多先生の「で、(マフラーの色なんかどうでもよろしいわ)原稿はできましたのか」
当時の俳壇の閉鎖性を鑑みれば、まさに超結社句会を渡り歩いていた宇多先生は規格外の人、それをアレハ日が暮れれば帰ってくるから、とオウヨウに許す桂先生も大人物だった気がする。
明日は手持ちの長葱でヌタを作りましょうかね☺N俳句の次週は岸本先生ですから、さらに楽しみであります🐤